実は2019年現在令和になった今でも判決は未だに出ていないのです。しかも当の犯人は自分が不利になる様に正直に犯行の数々を詳しく供述しているのです。ではなぜ1年以上経っても判決が出ていないのでしょうか?その原因は犯人の精神状態による責任問題の有無、裁判の仕組みに問題があったのです。
まず起訴に約6か月という時間を要し、その後に証拠や犯人の状況などを整理しなくてはならない公判前整理手続きにも約6か月掛かり、そして一番初めに行われる裁判、その次の高裁、最高裁にそれぞれに1年以上もの時間を有するのです。つまり実際に判決が下されるのはまだまだ先の事だという事が分かるのです。
白石容疑者「後悔や申し訳ない気持ちは一切ない」
驚くべきことにシリアルキラー犯の白石は自分が殺害した9人の犠牲者たちに対して、謝罪する様子が全く見られていないのです。そればかりか彼は『公開や申し訳ない気持ちは一切ない』と供述しているのです。8人の被害者女性は自殺願望があったとはいえ、本人も供述しているが本当に死のうとは思っていなかったのです。
更に彼は9人の犠牲者たちの事を、初めから自分の欲のはけ口の対象者としか見ておらず、自身がお世話になった家族や職場の先輩、友人などの大切な人物たちとは別の世界の人たちと称していて、それゆえ自身の中で線引きができている為、後悔の念や謝罪の意が全く生まれてこないと語っているのです。考え方も極めて異質で、まさに典型的なサイコパスと言えるのではないでしょうか?
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座間9遺体事件被害者は自殺志願者!SNSの悪用も話題に
この事件が起きる前にもいわゆる裏サイトなどで自殺志願者が集うサイトなどの存在が問題されていましたが、今回悪用されたのは世界的に利用されている最大級のSNSであるTwitterだったのです。この事はかなり話題となりまた問題視されセンセーショナルを集めました。
こちらの見出しでは改めて犯人が犠牲者たちをおびき寄せた悪質な手口がどういった物だったのか?整理してまとめていきます。またこの事件の後手口に使われたSNSではどのような変化や影響があったのかも皆さんにご紹介していきます。皆さんも便利なSNSを普段自然に利用しているはずでしょうが、くれぐれも正しく安全に利用するようにしてくださいね。
事件ではSNS「Twitter」を通じて自殺希望者の女性に声を掛けていた
今回の事件では世界的に利用されている最大級のSNSである『Twitter』内で、犯人は自殺幇助するような内容であったり、自らも自殺志願者であると装うアカウントを複数作成して、そのアカウント内でそれらに関する知識や内容を呟いていたり、実際に『死にたい』『死のう』と言った呟きをしている女性アカウントに対してリプライやDM送っていたのです。
こうして声をかけて回りコンタクトを取って、その後8月に入居した集合住宅の一室で一連の非人道的な犯行に及ぶのです。つまり昔では考えられないような、顔も見た目も、何処に住んでいるかも知らない見ず知らずの人たちと交流ができる便利なツールを、殺害するターゲットをおびき寄せる為に悪用したという事なのです。
座間9遺体事件をきっかけにTwitterのルールが改定された
結果的には犯人を逮捕するきっかけとなったのも同じくTwitterとなっていたわけで、第二現場と言っても過言でないでしょう。事件が逮捕された後Twitterの日本内でのルールでは、新たに自殺に関連するtweetや自傷行為に関する様なtweetをした場合は、即刻アカウント停止や凍結させるという決まりを新たに設ける事になりました。
当然の処置と言えますが、この事件が起きる前はかなり無法地帯であった事が伺えるのです。SNSというコンテンツも時代と共にどんどん多様化が進み、ユーザーも増えて行っています。安全に使用してもらうためにも、運営サイドだけではなく我々利用者ももう一度正しい利用方法や使い方を考えていかなくてはならないのではないでしょうか?
座間9遺体事件の犯人「白石隆浩」自身が語る殺害の手口
今回の事件の犯人、シリアルキラー犯の白石がターゲットにした犠牲者たちをおびき寄せた手口についてはよく理解して頂けたはずです。では実際に殺害当日はどのような手口で相手を殺めたのでしょうか?どのようにして相手の警戒を解いたのでしょうか?その巧妙で卑劣な手口について、張本人である彼の口から語られました。
ここではそんな巧妙で卑劣な手口について皆さんに解説していきます。この事件以外のシリアルキラーたちのも皆同じように巧妙で卑劣な手口を用いて殺害に及んでいる事が多いのです。皆さんもよく把握してどのようにして対策するのか、事件に巻き込まれないためにはどう注意すればよいか考えながら読んでみてください。
睡眠薬入りのウィスキーコーラ割を飲ませる
現場となったは集合住宅の一室であり、その為強制的に性的暴行を加えている時や首を絞めて殺害する時には、犠牲者の悲鳴が隣の住人に聞こえて事件が発覚する可能性も十分に考えられるはずです。それなのになぜ事件が発覚することなく9人もの犠牲者たちを殺害、強制性交の犯行を及ぶことが出来たのでしょう?
犠牲者たちが皆自殺希望者で何も抵抗しなかった為でしょうか?しかし犯人の口からは誰も本当に死にたいとは思っていなかった。抵抗もされた。と供述していることからそうではない事が分かります。実は犯人は犠牲者たちを殺害する前に、睡眠薬が入ったコークハイを飲ませて、事前に意識を朦朧とさせたのです。
警戒心を解くような雰囲気づくりや行動を意図的にとる
いくらSNSやネットを通してコンタクトがあったとはいえ、お互い初対面に近い事は間違いありません。見ず知らずの男性の家に転がり込んで、いきなりお酒や飲み物を出されても警戒しない女性はまずいないでしょう。その事を熟知していた犯人は、警戒心を解くような雰囲気づくりや行動を意図的にとったのです。
その雰囲気づくりや行動とはどういった物なのでしょうか?それは自らが先に会話しながらお酒を自然に飲んでいる様子を相手に見せたのです。また会話の中でお酒の話をして相手から進んで自ら飲みたくなるような雰囲気を作り出したのです。これらの巧妙な手口は犯人が自ら自信げに語ったのです。犯人が何を考えているかますます分かりません。
意識が朦朧としてきたところで殺害
犯人は先ほど解説した様な巧妙で手口を使って、被害者たちに自然な形で睡眠薬入りのお酒を飲ませた後、意識が朦朧としてきたところで性的暴行と殺害に及んだのです。意識が朦朧としながらも何人かは必死に抵抗した者もいたと犯人の口から語られているのです。こうした一連の手口で何人もの女性が犠牲となってしまったのです。
睡眠薬を盛られて飲まされて、意識を朦朧としたところを狙われて犯罪に巻き込まれるケースは少なくありません。皆さんもお酒の席などには注意して日ごろ生活するようにしましょう。何か不自然に感じたら警戒心を解く事なく、常に疑いを持って相手と接する事が自分の身を守るうえで大切なことなのではないでしょうか。
座間9遺体事件の犯人「白石隆浩」の現在
犯人はターゲットとなる犠牲者たちの女性を探しておびき寄せるためにも、SNSを悪用した卑劣な手口を用いて、実際に自宅におびき寄せた後も巧妙な手口で被害者たちの警戒心を解いて、睡眠薬を飲ませて意識を朦朧とさせ殺害していったのです。そんな今回の事件の犯人である極悪人のシリアルキラー犯の白石隆治の現在はどのようなものなのでしょうか?
前述でも解説いたしましたが、恐らく死刑判決が最終的に言い渡されるのでしょうが、そこに至るまでの裁判がとてつもなく長いのです。では彼は現在どのように過ごしているのでしょうか?死刑判決という結果が迫る中、怯えて刑務所の中で生活しているのでしょうか?こちらでは気になるシリアルキラー犯の白石の現在についてご紹介していきます。
座間9遺体事件の犯人は現在も服役中
今回の事件の犯人はまだ裁判の手続きや裁判が行われている途中なので、どこかの刑務所で服役中なのです。服役中というよりも正確には拘留中というべきなのでしょうか。彼は多くの犠牲者たちを殺めて、また証拠なる遺体をばらばらに切り分けて頭部などを処分したため、それぞれの証拠を集めるのにかなりの時間を要さなくてはならないのです。
更には実際の裁判でも相当な時間が掛かるとされています。彼が判決結果を言い渡される事には何年後の事になるのでしょうか?それまではずっと服役する事となるのです。では服役中はどのように過ごしているのでしょうか?彼が現在何を想って、どう過ごしているかを次に皆さんに解説していきます。
座間9遺体事件取材目的の記者と面会に応じる
この事件は世界的に治安が良いと知られている日本国内で起きた、猟奇的連続殺人事件なのです。その為多くのマスメディアがこの事件の事を取り上げたいと考えるのは当然の事でしょう。勿論被害者たちの遺族や犯人の家族にもマイクが向けられることも少なくありませんが、やはり犯人の口から語る内容のほうが読者も記者も求めている事でしょう。
ですから各週刊誌やジャーナリストたちは犯人との面会を試みているのです。多くの犯罪者たちはこのような取材にはほとんど応じる事はありません。しかしシリアルキラーの白石のは快くその取材及び面会に応じているそうです。なぜ彼はこれほどまでに世間に自身を露出する事に抵抗が無いのでしょうか?それには一つの理由があったのです。
実際に取材した記者から見た白石隆治
実際に取材した記者は初対面のシリアルキラーの白石に対してこんな感想を述べました。『話がとにかく上手い』『人当たりが柔らかく、初対面が相手でも距離を詰めるのが上手』とコメントしており、この事からも逮捕されたにも関わらず、犯人は冷静で余裕を見せていて、またコミュニケーション力が高い人物であることが伺えます。
白石隆浩は情報と引き換えに金銭の差し入れを要求!目的は「食べ物の購入」?
犯人が快く多くのマスメディアからの取材に応じて面会を受けているのには理由があったのです。それは自身が持つ事件の全貌の情報と引き換えに金銭を要求したのです。逮捕され服役中の現在でもその計り知れない金銭欲は健在であったと言えます。ではそのお金を何に使うのでしょうか?それは『食べ物の購入』ではないかと言われています。
犯人は逮捕された後『もう少し、外の(シャバの)ご飯が食べたかった』と発言しているのです。犯人は性欲、金銭欲だけではなく食欲に関しても相当貪欲なのでしょうか?ありとあらゆる私欲、欲求が人よりも倍あるかもしれません。服役中ではその取材に応じて得た報酬で、どんなものを食べているのでしょうか?
座間9遺体事件には、10人目の被害者候補がいた?
この事件の犠牲者は9人目でようやく事件が発覚され逮捕に至ったわけですが、もし9人目の犠牲者の兄や情報提供者の女性がいなければ、10人目の被害者が出ていた可能性が十分に考えられるのです。実はシリアルキラーの白石と交流があって交際もしていた女性が、彼との関係ややり取りなどを語っているのです。
皆さんにその内容を詳しく解説していきます。読んでいただければその女性が10人目の犠牲者となる危険があった事がよくわかるのではないでしょうか?また実際に交際していた女性が語る犯人との関係ややり取りは、犯人の当時の心情や言動がよく垣間見れる貴重な内容なのです。かなり関心を集める内容ですのでよく読んでみてください。
白石容疑者と52日間交際していた介護士の女性(21)
10人目の犠牲者となる危険があり、実際にシリアルキラーの白石と交流があり交際をしていた女性は21歳で職業は弁護士でした。なんと彼女は52日間もの間犯人の白石と交際していたのです。弁護士という立派な職に就いていた彼女も、時よりTwitter上で『死にたい』などと自殺希望を示す発言を呟いていたのです。
そして例のごとくそこに目を付けたシリアルキラーの白石がコンタクトして、交際に至ったそうなのです。では一体彼と彼女の間にはどんなやり取りが行われていたのでしょうか?そこには当時の犯人の心情が垣間見れるやり取りがあったのです。気になるその部分について次に皆さんにご紹介していきます。
白石容疑者側が熱心に口説き、交際を申し込んでいた
初めは弁護士の女性も一緒に死んでくれる人を募集していて、そこに目を付けた犯人の白石が声をかけて交流が始まったのです。初めの会話は一緒に死のうというものでしたが、段々と犯人の白石のほうから死ぬのではなく一緒に住みたい、会ってみたいという内容に変わっていったそうです。こうしてどんどん積極的にアプローチする様になったのです。
それが本当の意思であったのかおびき寄せるための口実であったのかは、犯人である彼しか分かりません。事件が実際に起きていて犯行が行われている10月には、いよいよ犯人の白石の口から好き。付き合ってほしい。などと直接的な内容を言われたそうです。更には来年には犯人の家に遊びに行って、二人で旅行に行くことまで計画していたらしいです。
座間9遺体事件の犯行について女性に告白していた?
10人目の犠牲者になる危険があった弁護士の彼女に向ける好意も、他の犠牲者と同じ『手口』だったのでしょうかそれとも彼女だけの『本意』だったのでしょうか?大変気になる事ですが真実はシリアルキラーの白石しかわからないのです。更には彼女には、実際の犯行を匂わせるような事を発言しているのです。
その発言がどういったものなのかというと、『実は過去に殺人の経験がある。正確には手を下したのは自分ではなく違う人で死体を遺棄したのが自分』また『ある男に殺害を頼まれたから大金と引き換えに絞殺した』更には『実は他にも殺人を犯しているんだ』などと発言しており、彼女はもしかすると事実を聞いてほしかったのかもと意見を述べています。
座間9遺体事件逮捕直前の会話は「洗脳」について力説
実際に事件及び犯行が発覚して犯人が逮捕される直前まで交際や交流は続いていたのです。その直前の会話をご紹介すると、『自殺するくらいなら俺が殺したい』と犯人が発言したのに対して、あなたが殺人したら捕まるから・・・。と発言すると『他の人だと性的暴行を加える可能性があるから、俺が静かに殺してあげる』などとそう力強く話していたそうです。
10人目の犠牲者になる危険があった弁護士の彼女を直接殺めたいと伺えるような発言もその後も繰り返していたのです。彼女はその力説っぷりに次第と惹かれてしまい、自信も自殺願望があった事から段々と殺してほしいと洗脳されるほどだったそうです。そして事件が発覚し逮捕された報道があった後、パタリと連絡が途絶えたのです。
金銭的に余裕がないことも伝えていた
犯人は一緒に住みたい生活したいと告白する際に、弁護士に勤めている彼女が働いて、犯人は専業主夫をしたいとも伝えていたそうです。また現在無職で、お金がないからひたすら卵かけご飯を食べているという事も話していて、更には殺す代わりに財産を要求してきたこともあったのです。
座間9遺体事件に対する海外の反応
今回の猟奇的連続殺人事件は日本国内でも、事件が発覚し全国的にニュースとして報道された際にはその内容の卑劣さ凄惨さに驚愕し日本中が震撼しましたが、この事件は世界的にもセンセーショナルを集めました。世界的にも利用されている大規模なSNSのTwitterが悪用された事、そしてその非人道的な犯行は世界からも大きなニュースとして取り上げられました。
世界から見ても日本はかなり治安の良い国として知られているのです。そんな国で常識外れの猟奇的連続殺人事件が起きたのです。海外はどんな反応を示したのでしょうか?ここでは海外のマスメディア、一般人の声をそれぞれを分けてご紹介していきます。
海外の反応①海外のマスメディアの声
お隣韓国では『日本で起きた猟奇的連続殺人事件』『集合住宅の一室で何が』という見出しで取り上げられており、米国の有名な新聞社であるThe New York Timesでは『連続殺人事件』と報じています。そして同じく米国の大手通信社で日本で起きた他のセンセーショナルな事件を挙げて『近年では治安の良い日本でも注目を集める事件が起きている』と報じています。
また英国では『日本人男性が数名の頭を切り離す』と報じています。このように世界的なマスメディアからも関心を集め、大きなニュースとして報じられているのです。治安の良い国と称されている日本もこのままでは、世界からの見方も変わってくるかもしれません。
海外の反応②海外の一般市民の声
一般市民の声をつらつらと記述していきます。『日本は孤独国家であるから集合住宅の一室で犯行が行われても発覚する事は無かったのだろう』『犯人は優しい人だったらしいから同様のデニス・ニルセンによる殺人事件と重なった』『あの日本でもこんなに恐ろしい事件が起きるのか』などと驚きの声が多く上がりました。
また日本に在住している外国人は『そんなに驚かなった。日本でも少なからず殺人事件が起きているから』という声も上がっていて、海外の声もとても興味深い物ばかりだったのではないでしょうか?皆さんはどう感じますか?
座間9遺体事件現場のアパートのその後
事件発覚後は現場となったその集合住宅に住む他の住居人が揃って退去するなど、また家賃や物価が急落してしまう事は目に見えていて、そこの不動産会社や持ち主であるオーナーに対して同情する声も上がり、一斉に住居人が退去する光景が浮かんでいました。しかしその集合住宅に住んでいた住居人の多くは、予想の反対の反応を示したのです。
退去する住居人はほとんどおらず、家賃が急激に安くなった事から住みやすくなったと感じて、まだここに住みたいと思っている住居人が多かったのです。むしろ住居人からは『ここから引っ越さないといけないのか?』『住み続けても大丈夫?』と予想だにしていない声が挙がりました。これに対して管理会社やオーナーは前向きな意向を示しているそうです。
実は共犯者もいた?
今回の事件はシリアルキラーの白石による単独犯で行われた連続札事件として扱われており、それが事実として断定されているのですが、実は一方で真犯人は複数人いて本当は共犯者がいたのではないか?と囁かれているのです。果たしてその噂が囁かれる所以や理由は何なのでしょうか?
こちらの見出しではもしかしたら共犯者がいたかもしれない。という観点から見えてくる新たな可能性について皆さんにご紹介していきます。共犯者がいた。という見解が挙がっているのには有力な情報があるからなのです。さてその有力な情報とはどういったものなのでしょうか?
実家の自室の窓に目張りがされていた
犯人の実家の近くに住む近所の方の証言では事件が起きた同年の夏ごろには、犯人の実家の一室の窓をカーテンではなくビニールの様な物で一切の光が入り込まない様にしていたという目撃情報が上げられています。そして真夏の時期なのにもかかわらず、窓を閉め切りの状態で一切な部屋の中が見えないようになっていたのです。
外から見る景色もまた異様な雰囲気が漂っていたようです。まるで見られたくない何かを隠すかのように、また匂いが出ないようにしたのか。そんな風に怪しい光景として捉えられたそうです。この実家の一室でも犯行が行われていたかは分かりません。もし実家の一室でも何らかの犯行が行われていたのだとすれば、それは共犯者がいることを意味するのです。
逮捕歴のある息子の住居を父親が探し契約した
いくら愛すべき息子であるとはいえ、逮捕後すぐに息子のための住居を父親が探し契約したのです。犯人が幼い頃から父親は『優しい子』と称して溺愛していたそうですが、それでも父親の優しさや愛は異常なまでに膨大なモノであると感じられます。果たして純粋な父親としての愛なのか、或いは何か秘密を握っていての行動だったのでしょうか?
予め父親はそこが犯罪が行われる現場となる事を予期していたのでしょうか?または父親も一連の犯行を後押しするような形で加担していたのでしょうか?そんな疑惑も一部では囁かれていますが、あくまでこれは噂であり真実とは無縁なのです。
事件が発覚する前3人の男を目撃
事件が発覚する一週間前くらいに事件の舞台となる集合住宅の一室に、3人の男が大きな収納ケース、クーラーボックスの様な物を運んでいる様子が目撃されているのです。今回の事件で収納ケースやクーラーボックスと言えば、カラダをばらばらに切り分けた遺体をその箱の中に詰めて遺棄しておくためのアイテムなのですが、果たして3人の男が運んだ物には何かが入っていたのでしょうか?
勿論何も入っていたなければ関与している可能性は少ないですが、もし同じように『異様な何か』が入っていれば3人の男も新たな容疑者として名前が挙がりそうです。実際に当時の捜査段階では共犯者がいる事も可能性の一つにあげて捜査をしていたそうです。現在その線捜査しているかどうかは判明していません。
集合住宅の一室のみでは一連の犯行が不可能ではないか?
そもそも強制性交、殺人、死体をバラバラに切り分けて遺棄するなどを集合住宅の一室のみで済ませるのは不可能ではないかと囁かれています。たしかにその一室は防音壁ではありませんでしたし、犠牲者たちが激しく抵抗し悲鳴を上げるのであれば、直ぐに隣に住んでいる住居人に通報され、事件が発覚してしまう可能性が高いのです。
皆さんは共犯者がいるという線あると思いますか?ないと思いますか?様々な意見があると思いますが、もし共犯者が実際に存在していたら、彼らはのうのうとこの世間を渡り歩いているはずなので、何だか怖くなってしまいますよね。
日本の他のシリアルキラーたち
今回の猟奇的連続殺人事件は9人の犠牲者を出し、1人のシリアルキラーの白石による非人道的な犯行によって引き起こされたものでした。治安の良い日本でも今回の事件の様に過去に短期間で多くの人間を淡々と快楽目的で殺害したシリアルキラーが存在していたのです。果たしてそのシリアルキラーはどんな犯行や手口を使ったのでしょうか?
またいつくらいの時期の人物なのでしょうか?そしてどんな犯行を及びどんな事件を引き起こしたのでしょうか?こちらではその他の日本のシリアルキラーたちが引き起こした凄惨な事件をご紹介していきます。サイコパスやシリアルキラーは世界だけではなく日本にも存在したことを分かっていただけるのではないでしょうか?
自殺サイト殺人事件
現在から14年前の平成17年に起きた事件で、今回ご紹介している座間9遺体事件にかなり類似しています。シリアルキラーの名は『前上博』と言います。この犯人の手口も掲示板や裏サイトと呼ばれるような場所で、自殺志願者とコンタクトを取り自らも自殺志願者であると刷り込み、誘い出し最後には首を絞めて殺害するという残虐で卑劣な犯行に及んだのです。
そしてその殺害は自身の性的欲求や金銭目的が動機となっており、警察に調べられない様にするため被害者たちのパソコンから履歴消去を言葉巧みに促すなど、悪質な手口が巧妙である事も似ていると言えるのではないでしょうか?事件が発覚し逮捕された4年後には死刑判決が言い渡され、現在ではすでに執行されシリアルキラーの前上はこの世を他界しているのです。
大久保清
現在から48年前の昭和43年に起きた連続殺人事件の犯人。彼もまた僅か2か月間に8人もの女性を欲求を満たすために殺害しているです。この事件を起こす数年前にも幾度も強制性交により逮捕されていて、釈放されてはまた同じ犯行を繰り返していたのです。そして偽名や嘘の経歴を使って結婚をするのですが、その後も若い女性を狙って何度も強制性交の犯罪を犯すのです。
そして結婚した後に犯行に及びそれが発覚し逮捕された後、内縁の妻と離婚するのですが、その際に家族内で犯人とは同居しないほうが良いと伝えられていた事を本人が知ると、その事実に落胆して殺人の犯行動機になったと供述しています。犯行の手口は100人以上の女性のナンパして、おびき寄せる事に成功した女性を自身の所有する車に連れ込んで殺害するというものでした。
小平事件
小平と言うのは地名ではなくシリアルキラーの苗字に由来しています。犯人の名前は小平義雄。事件が起きたのは第二次世界大戦が終戦する間もない頃から終戦した後にかけての時期です。時代背景としては日本は戦争に負けていて、食料もろくにありつけることが出来ないほど経済難に陥っていたのです。犯人はこの時代背景を逆手にとって悪用しました。
どういうことかと説明すると、ターゲットとなる若い女性に食料が支給できる。就職先を紹介する。などと言葉巧みに嘘をついて近くの山奥までおびき寄せてそこで強制性交をに及び最後には殺害するという卑劣な犯行手口でありました。一連の犯行の動機も金銭目的、性的欲求によるもので今回の事件と類似しています。
座間9遺体事件は身勝手な欲望が引き起こした連続殺人事件
今回ご紹介した現在から2年前に起きた座間9遺体事件は、1人のシリアルキラーが身勝手で貪欲すぎる欲求を満たすために、引き起こしたあまりに卑劣な連続殺人事件であった事を知っていただけたはずです。事件が起きる前のきっかけとなるSNS上での交流や、犠牲者が殺害されるまでの手口などを詳しく、時系列ごとに追ってご紹介していきました。
また犯人である白石隆治の生い立ちや過去の経歴などもご紹介して、実際に犯人と交流、交際していた弁護士の女性の話、また海外から見たこの事件の反応など興味深い部分についても解説していきました。犯人は現在も被害者たち、その遺族に謝罪の意後悔の念を一切示していないのです。犠牲者となってしまった9人にはご冥福をお祈り申し上げます。