真祖とは?「月姫」で登場する吸血鬼の始祖の概要と神祖との違いを考察!

この吸血鬼以外にも、世界には不老不死に関する伝承が数多く残されています。ここでは、日本に残されている人魚にまつわる伝説「八百比丘尼」と、中国の伝説の生き物にまつわる「太歳」について紹介します。

不老不死伝説①八百比丘尼

cocoparisienne / Pixabay

「八百比丘尼」は、日本の北陸に伝わる人魚伝説です。八百比丘尼は、元々は漁師の家に生まれた平凡な娘でしたが、ある日、供えられている肉を人魚の肉とは知らずに食べてしまい、不老不死になってしまいます。八百比丘尼は美しい娘に成長しますが、ある程度の年齢で老化が止まってしまいます。

そのため、800歳近くも生き続けましたが、周りの人はどんどん先に死んでしまいます。周囲の人にも気味悪がるられ、最終的には洞窟で入定し姿を消すという悲しいエピソードです。以下の記事で、八百比丘尼や不老不死のエピソードについて詳しく紹介しています。

不老不死伝説②太歳

geralt / Pixabay

「太歳」は、中国で秦の時代から不老長寿の霊薬であるとされ探し求められている生物です。歴史上の文書には、始皇帝もその噂を聞きつけ必死に捜索していた、というエピソードが残されています。

別名を「肉霊芝」とも言い、霊芝とは中国語でキノコを指す言葉です。見た目はぶよぶよとした肉の塊のようであり、その肉を食べた生物は、不老不死の力を授かると信じされています。太歳については、以下の記事で詳しく説明しています。

真祖とは吸血鬼の始祖とされる強い個体

Mysticsartdesign / Pixabay

真祖は、どの作品においても特別で非常に強力な力を持った上位の吸血鬼だと言われており、詳細は登場作品においてやや異なっています。また、真祖という言葉は吸血鬼以外にも「元祖」と似たニュアンスの言葉としても使われているようです。

高貴でクールな魅力を持つ吸血鬼というモンスターですが、中でも真祖となると、特別カッコイイ描写がされていることが多いです。吸血鬼が登場する作品を読んでみて、作品ごとの真祖の違いを見つけてみると新しい発見があるかもしれませんね。

八百比丘尼に関する記事はこちら

太歳に関する記事はこちら