絶滅危惧種!?オヤニラミの飼い方や習性など

オヤニラミの特徴

気性が荒い

オヤニラミは気性が荒いことが特徴といえます。雌雄ともに縄張り意識がとても強く、複数飼いでは喧嘩をしてしまい、体がボロボロになってしまうこともあります。産卵後にオスは卵を守るために必死で特に攻撃的になります。

名前の由来

オヤニラミの名前の由来は諸説がありますが、産卵後オスが子育てをする際に他の魚に対して攻撃的になることから、「親がにらみをきかす姿」のようで「オヤニラミ」と呼ばれています。別名があり、兵庫ではミコウオ、中国地方ではネコノマイ、九州北部ではヨツメ、長崎ではカワメバルなど地域によって名前が違います。

オヤニラミの模様

えらぶた付近に、擬眼と呼ばれる目より大きな黄色く縁取られた黒い模様があり、これには大型魚にみせる役割があります。体に6~7本の横縞がありますが、黒っぽいものや黄褐色のものなど個体差があり、体色の変化が激しく、縞が判別できないものもいます。オヤニラミの大きさは、10cmから15cmほどです。

オヤニラミの寿命

オヤニラミの寿命は大体4~6年と言われています。病気などに強く、丈夫な魚です。飼育環境などの影響もありますが、魚としてオヤニラミの寿命は平均的だといえます。長く生きてくれるように大切に育ててあげましょう。

オヤニラミを飼う前の準備、水槽など。

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