巣鴨子供置き去り事件!事件内容や長男・母親のその後【誰も知らない】

そんな時に当時17歳の母親に出会います。母親もまた家族関係が悪く父親の家に転がり込みます。やがて男児が生まれます。しかし経済的に厳しく双方の実家や消費者金融に借金をする日々。そして実家との関係もさらに悪化。絶縁状態になります。

出て行った母親

Tumisu / Pixabay

どうにかして長距離トラックの運転手として働き始める父親。手取り23~25万の安定した収入を得るようになります。しかし、借金の返済に追われるばかりか週6日のトラックドライバーの仕事は長時間の勤務であり育児を母親と共に行うこともできません。夫婦関係に亀裂が入ることとなります。

そして母親も生活に足りないお金を補おうと、はじめのうちは子どもをおいてコンビニにバイトへ行っていました。しかしコンビニよりも給料の高い風俗で働くようになります。そして、ある日買い物へ行くと言い出かけたっきり自宅へ帰ってくることはありませんでした。

父と子だけの生活

ambermb / Pixabay

母親が出て行ってしまったため、父親は男児を一生懸命育てようとします。しかし、仕事を休むとただでさえ厳しい経済状況であったため有給も取らずに働き続けました。そして父親に交際相手の女性ができると男児の育児をしなくなります。

週に1、2回しか帰らなくなり、だんだんと男児は衰弱していきます。父親と交際していた女性はアパートに行ったことがないため男児がいることも知らなかったと事件発覚した後に話していました。

男児の絶命

MabelAmber / Pixabay

男児は亡くなる直前にはコンビニのおにぎりの封さえも開けられず、立ち上がることすらできなくなるほど衰弱していたと言います。男児がかよわい声で「パパ」と父親を呼ぶ姿に耐えられず部屋を出てしまったと父親は逮捕後に供述しています。

男児の白骨化遺体を発見

geralt / Pixabay

6状の部屋には大量のごみありそのゴミの上に布が引かれ、その上に横たわっていた男児の遺体。遺体が発見された時には窓には目張りがされていた。ずっと長い間遺体が放置されていたため、死因が餓死なのか病死なのかもわかりませんでした。父親は12年の実刑が下されました。

事件発覚後、男児の母親と連絡をとった警察。取り調べの中で母親は「息子が死んでいるなんて知らなかった」と動揺した面持ちで話していたと言います。母親が家を出た理由は当時の父親の暴力に耐えられなかったためと話していたそうです。

昭和のおわりに起こった凶悪事件

Gellinger / Pixabay

昭和を生きてきた人にとって昭和という響きは、大変懐かしいものです。64年と長い昭和ですが、巣鴨子供置き去り事件に並び、惨い事件が昭和の終わりに起こっているのをご存知でしょうか。昭和の末期に起こった凶悪事件を2つ紹介します。

豊田商事会長刺殺事件

lekhwiya / Pixabay

1985年6月18日豊田商事の会長が大勢のマスコミに囲まれる中、刃物を持つ2人の男が会長のいる部屋へ侵入し、刃渡り40cmもの刃物でめった刺しにされるというショッキングな映像が生中継されてしまうと言う事件が起こりました。

悪徳商法で有名だった豊田商事

geralt / Pixabay

昭和60年当時、豊田商事は詐欺を行う悪徳商法会社として有名でした。被害総額は2000億円ともいわれており、恨んでいる被害者の数は、数万人もいたとされています。消費者センターに豊田商事に騙されたと多くの人々から通報や相談が寄せられていたといいます。

豊田商事の会長である永野氏は、逮捕間近ということもあり事件が起こる当日マスコミにより永野会長のいるマンションに詰め寄っているところでした。そんな中、被害者の元上司という自称右翼の2人の男性により豊田商事の会長は殺害されます。テレビの画面で残酷な映像をあまり見ることがない日本国民には衝撃的な事件でした。

女子高生コンクリート詰め事件

女子高生コンクリート詰め事件とは、昭和がいよいよ終わるという1988年11月から1989年1月に起きた東京都足立区で起きた残虐な事件です。被害にあった女子高生はもちろん加害者である6人もみんな未成年というとんでもない事件です。少年たちは少女を監禁、強姦、暴行の末殺害します。

少年たちは殺害したのちにドラム缶へ少女の遺体を詰め、コンクリートを流し込み東京都江東区の埋め立て地に遺棄したとされています。監禁していたとされている少年の家には驚く事に両親や兄も住んでおり、事件当時少年の両親は異様な気配に気づいていながらも知らないふりをしていたことも日本中に衝撃を与えました。

裁判で判決を受ける少年たち

Pavlofox / Pixabay

1989年3月に別の婦女暴行容疑で逮捕された少年A。この逮捕により、少年A達が女子高生を仲間の自宅に監禁し強姦、殺害した後、コンクリート詰めにしたという自白しました。この供述によって少年Aが自白した場所で、変わり果てた女子高生の遺体が発見されました。

裁判の結果、主犯格の少年Aには懲役20年、準主犯格の少年Bには懲役5年以上10年以下、少年Cは懲役5年以上9年以下、少年Dには懲役5年以上7年以下と東京地裁にて量刑が確定しました。

再犯する少年たち

KlausHausmann / Pixabay

4人の少年にはそれぞれ実刑を受けます。しかし、4人中3人が再犯を犯すという状況。更生を期待していた人々を裏切る結果となりました。主犯格のAは出所後詐欺事件を起こします。準主犯格のBは出所後暴力団の構成員となり自分の女をとっただろうと知人を母親が経営するスナックに5時間もの間監禁し暴行します。

さらにCが2018年8月に32歳の男性の肩を警棒で殴った上、首をナイフで刺したとして45歳の男が殺人未遂の疑いで緊急逮捕されました。Dは1996年に出所した後母親と共に暮らしていたが引きこもりとなっていることが分かっています。現在Dは消息不明とされています。

平成のおわりに起こった凶悪事件

Mysticsartdesign / Pixabay

2019年4月30日、31年にわたる平成が終わりました。昭和の半分にも満たない平成の時代でしたが、昭和にも負けない凶悪な事件が数多く引き起こされました。平成のおわりに起こった事件について紹介します。

座間9遺体事件

Free-Photos / Pixabay

2017年10月31日に若い女性8人と男性1人の計9人とみられる複数人の遺体が、神奈川県座間市のアパートの一室に発見されました。9つの遺体が発見された部屋は、犯人である白石隆浩が住むアパートでした。

SNSを利用した犯行

ijmaki / Pixabay

2017年8月から10月にかけて白石被告はSNSであるツイッターを利用し、最終的に9人の若い男女を殺害します。手口は自殺願望のある女性と交流し、一緒に死のうと自宅へ連れ込み首を絞め殺害していきました。遺体は風呂場で解体し頭部以外の遺体の一部は密閉容器に入れアパートから離れた2カ所のゴミ捨て場に捨てたとされています。

白石被告は強盗・強制性交等殺人罪、強盗殺人罪、死体損壊・死体遺棄罪で起訴されました。この事件は日本だけでなく海外でも注目される事件となり、犯罪に利用されたツイッターは利用規約の変更がされました。

宮崎民家6人殺害事件

2018年11月26日に宮崎県の高千穂町の民家で男女6名の遺体が発見されました。6つの遺体が発見されたのは被害者である飯干保生さんの自宅でした。被害者は飯干さん夫婦と次男の妻、次男の子ども2人と知人の男性です。

次男が行方不明

GDJ / Pixabay

事件当初次男である飯干昌大さんの行方が分からず、警察関係者は次男が犯人ではないかと捜査を行っていました。しかし事件当日夕方4時ころ、近所の川で亡くなっている飯干昌大さんが発見されます。

事件の真相は解明されていない

shpoks / Pixabay

次男である飯干昌大さんが一家5人と知人男性の全員を殺害し、橋の上から飛び降りて自殺したのではないかと言われていました。しかし真相は未だにわかっておらず、今現在も捜査が続けられています。

NEXT 育児放棄が原因で起こった巣鴨子供置き去り事件