焼き土下座とは?利根川のその後はどうなった?海外の反応もご紹介

この台詞は、アニメでは第22話「執行」でご覧いただけます。この台詞ももちろん恐ろしいのですが、苦しむ利根川の横で、会長が楽しそうに笑っているところも見どころとなっています。

利根川は自力で焼き土下座を12.47秒間やり遂げた

ルール通り自力で10秒間持ちこたえられた人物など、これまでに存在しません。さすがの利根川も、灼熱の鉄板を前に身体が震えました。

強制機へ連れていかれようとした瞬間、その手を払いのけ一人でやることを宣言します。その宣言の通り彼は自ら鉄板へ赴き、自身の意志で12.47秒間しっかりとそこに額をつけたのです。

部屋には、肉の焼ける音と臭いが立ち込めます。カイジを含むその場にいた者たちの恐れの声と、利根川の悶絶に包まれる阿鼻叫喚の空間と化しました。

利根川幸雄が残した名言

カイジたちは“打倒 利根川”を掲げ、命を賭けて賭博に挑戦していきます。その中で利根川は多くの名言を残しており、有名になったうちの幾つかをここでご紹介します。

金は命より重い

逆だと考える人が殆どでしょうが、彼は金は命より重く、その認識をごまかせば生涯地を這うと考えています。しかし補足をすると、まったく別の意志が見えてきます。

この後の巻で登場する、「世間はお前らの命・人生などまるで知ったことじゃない」という台詞から、それぞれの関係によって人の命の重みは変動すると、考えていることが伺えます。決して命を軽視して出た発言ではないのです。

大人は質問に答えたりしない

カイジ1巻で登場する台詞で、“質問をすれば答えが返ってくる”という甘い考えのカイジたちに対し、利根川が喝を入れたときの台詞です。彼いわく、それで返ってくる答えは回答者にとって都合の良い内容であり、その真偽は分かったものではない。

自分で考えて答えを導き出すことが、現代社会では少なくなったかもしれません。なぜなら、すぐ近くに答えがあるのですから。しかし真偽とは、自分で見つけ出すしか方法はないのです。

勝たなきゃゴミだ

賭博会場である船「エスポワール」へ乗り込んだカイジたちは、受けたルール説明に対して不満をこぼします。ここで彼のこの台詞が熱く語られました。

お前らは負け続けてきたから今、クズとしてこの場所にいる。勝てたらいいなという、甘えた考えが今のお前たちを作り上げたのだ、と窘めました。他の漫画の名言も気になる方は、こちらもぜひご覧ください。

焼き土下座をした利根川のその後は失脚して死んでしまった?

地獄を味わった彼は、鉄板の横に倒れしばらくの間動けなくなりました。幹部を冷やす応急処置を施したのち、部下たちに身体を支えれ部屋を後にします。

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