今では広く認知されているボーカロイド初音ミクの楽曲でも”いんぐりもんぐり”という単語が使われています。作成したのは現在は別名義で活躍中の「エロルヤ光線」といボカロPの方で、作詞作曲編曲も全てされています。
”いんぐりもんぐり”の使い方としては、演歌をモチーフにしたという本人のコメントもあるので、卑猥な意味というよりは混沌とした世界（現実）を表現する為に「浮世はまだ いんぐりもんぐり」と綴ったのではないかと思います。興味のある方はニコニコ動画に自作PVがあるので検索してみてください。
アニメ緋弾のアリアAAのセリフでもいんぐりもんぐりが登場
少しエッチな意味合いとして使われた中に、アニメ緋弾のアリアAAに出てくる高千穂麗のセリフがあります。このアニメは元々緋弾のアリアのスピンオフとして発行され、のちにアニメ化された今でも人気作品です。
初めは主人公アリアと敵対していた麗ですが、最終的にアリアと友達となるべく試行錯誤します。麗は友達になりたいと言いつつもいじめたいという欲求の元、同じくアリアのことが好きなライバルも同じ気持ちであるはずと「いんぐりもんぐりしたいと思っているのよ！？」と言い放つ場面があります。
いんぐりもんぐりが歌詞に入っている歌は他にも
実はあの「OneNightCarnival」で有名なロックバンド氣志團の楽曲の中にも”いんぐりもんぐり”は登場します。その曲は氣志團7枚目のアルバム「日本人」に収録されている「氣志團ちゃん数え歌」という楽曲です。内容は数え歌になぞらえ、メンバーの自己紹介をするといったものですがちょっぴり下品な内容となっています。
氣志團メンバーはそれぞれキャラクターをもっているのですが、その中でも言葉が話せない幼児キャラの早乙女光パートで「いつついんぐりもんぐりじ〜」と歌われています。ですが、前後の歌詞も含め意味がわかる単語も少なく、ファンの間でも解読はできていないのが現状です。
いんぐりもんぐりにはいろいろな意味があった！
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さて、ここまで”いんぐりもんぐ”という単語の意味や背景、使われ方について解説してきました。今まで単語は知っているが意味はぼんやりしていた、という方もしっかり認識することができたのではないでしょうか。
今ではあまり聞くことがなくなってきた”いんぐりもんぐり”ですが、多くの意味がある言葉のため、人によって嫌悪感を抱く方もいらっしゃいます。使う際には受け取り側によって印象が違うということを忘れずに活用してみてください。
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