阪神について興味のある方はこちらもご覧ください。
Contents
今では死語となってしまった言葉をご紹介
必死のパッチのようによく使われながらも今では死語になった言葉は他にもたくさんあります。そのような言葉は廃語と呼ばれることもあり、昔はよく使われていたが現在はあまり使用されていない言葉という意味です。若い方にとっては意味のわからない言葉も多いと思いますが、ある年齢層以上には懐かしいと感じるのではないでしょうか?
アッシー
この言葉はまさしく「足」代わりのことを指した言葉で、バブル時代に流行った言葉です。バブル全盛の頃の女性は、どこでも車で送り迎えをしてくれる男性のことを「アッシー」と呼んで重宝していました。。似た言葉で「メッシー」という言葉もありますが、この言葉はご飯(メシ)をご馳走してくれる人のことを表しています。
アベック
一組の男女を意味する言葉で、かつては頻繁に使われていた和製フランス語です。今ではカップルという言葉で言われることが多くなっています。しかし野球界では今でも主砲が2人揃ってホームランを打った場合などに「アベックホームラン」といった言い方をします。
チャンネルを回す
この言葉は今でも年配の方が使っているのを、聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?今はリモコンを使ってチャンネルを変えますが、昔はテレビ本体についているダイヤルを回すことでチャンネルを変えていました。そのためその動作から「チャンネルを変える」ではなく「チャンネルを回す」と言います。
ナウい
「ナウい」昔に流行した若者言葉で、「今風」を意味する言葉です。英語の「now」が由来で、最新の流行に乗っている様子を意味しています。「ファッションセンスがナウい」といった感じで使用します。対義語は「ダサい」なのですが、こちらは「ナウい」と違って今でも生き残っている言葉ですね。
その他の死語について興味のある方はこちらも参考にしてみてください。
「必死のパッチ」を英語で言うと?
日本在住の外国人も多くなっている昨今では、球場で野球観戦する外国人も非常に多くなっています。もし、この言葉を英語で言うとどのようになるのでしょうか?外国の方に意味を聞かれた場合の参考にしてください。
日本語と英語の「パッチ」の違い
まずパッチという発音をする言葉ですが、日本語と英語では全く意味が異なります。日本語では「股引」ですが、英語では「充て布」「斑点」「まだら」といった意味になるので、「パッチ」という言葉をそのまま訳してしまうと全く意味が伝わりません。
必死のパッチと同じ意味で伝える場合
英語を使って必死のパッチと同じ意味にする場合、「as hard as I can」や「as well as I can」を使って伝えることができます。この英語は「できる限り一生懸命やる」という意味なのでほぼ同じ意味です。同じ意味で伝えたい場合はこの英語で伝わります。
必死のパッチをニュアンス的に近づけたい時
必死のパッチは一生懸命よりもさらに上位の意味ですので、そのニュアンスを言葉にして使いたいときには「for my dearlife」「desperately」を使います。この英語は「死にもの狂いで頑張る」という意味になるので、ニュアンスも含めて伝えることができます。その場に応じて使い分けてみてください。
「必死のパッチ」の名がつくお店・関連商品
若い世代はあまり使わなくなっていますが、この言葉は関西ではお馴染みの言葉ですので、その言葉にあやかったお店や商品もたくさん生まれています。そのうちのいくつかをこれから紹介していきます。
「必死のパッチ製麺所」・伊丹にあるラーメン店が人気!
「必死のパッチ製麺所」は伊丹市にある人気のラーメン店で食べログの評価が3.61のお店です。伊丹市と言えば阪神甲子園球場のある西宮市と隣接する立地であるため阪神ファンも多く集まります。必死のパッチで作ったラーメンを是非味わってみてください。
「必死のパッチ」Tシャツがあった!
グッズの定番として挙げられるTシャツですが、漏れなくこの言葉を使ったTシャツも数多く販売されています。タイガースの公式では「HISSI NO PACCHI DE GANBARUDE」と胸のところに書かれたTシャツが売られています。
タイガースとは全く関係のないようなオンラインショップでも、Tシャツはもちろん、バッグといった小物に至るまで色々な商品が販売されるような人気っぷりですので一度ご覧になってみてください。
「必死のパッチ」に関する書籍
この言葉を書籍のタイトルとして使われた方もいらっしゃいます。色々なタイトルの候補があった中でこの言葉がイメージにピッタリ合致したことからタイトルに採用したとのことです。内容について少し紹介します。
桂雀々の「必死のパッチ」
自身の書籍タイトルに採用したのは落語家の桂雀々さんです。この書籍は両親が家出をして、借金取りが家に押しかけて来るような少年時代を過ごした時の自伝です。「九死に一笑」や「ひとりぼっちのサバイバル」といったタイトル候補の中で「必死のパッチ」がイメージにピッタリだったそうです。
「必死のパッチ」はこんな番組タイトルでも使われている!
ジャンバリTVというパチンコやパチスロに特化した動画配信サービスがあるのですが、この番組タイトルで「必死のパッチ」という言葉を使っている人もいます。その方について簡単に紹介していきます。
トメキチの「必死のパッチ」
この言葉を番組タイトルとして使っているのは京都府出身のトメキチさんです。この方の番組は真面目に解説をしてほしい視聴者からは「うるさい」「うざい」と言われることも多いのですが、純粋に楽しく実践動画を見たい人にはとてもおすすめの番組です。
「必死のパッチ」を広めていこう!
「必死のパッチ」という言葉は関西地方の人や阪神ファンには浸透している言葉ですが、世間一般にはほとんど知られていません。しかしこの言葉は一生懸命の最上級を意味する素晴らしい言葉であると共に、言葉のリズムも良く非常に使いやすい言葉です。
また、実際に阪神のヒーローインタビューで使われてから、グッズが発売されるなど少しずつ認知度は上がっています。この流れに乗って、若い世代を筆頭にもっとこの素晴らしい言葉を広めていきませんか?
阪神に関する記事はこちら
死語に関する記事はこちら