「バブみ」の本当の使い方って?
言葉を理解するにはまず3種類の使い方がある事をおさえておかなければいけません。1つは男オタが使用する場合やインターネット用語として、そして腐女子、最後は若者言葉としてですが、それぞれ意味合い的には同じような内容を指しています。
バブみとは年下キャラに母性を感じること
インターネット目にしたことがあり、頭上にハテナマークを掲げた方が多いのではないでしょうか。男オタが使用する場合にはこちらの意味合いを持つ場合が多く、年下の特に幼女と呼ばれる年代のキャラクターに対して母性を感じる事を表しています。少し大人びたキャラクターや世話好きなキャラクターへ母を感じているようです。
また、インターネット上では日々新しく面白い言葉が生まれ続けています。誰しも簡単に投稿することができるツールであるからです。限界オタクという言葉をご存知でしょうか。詳細はこちらの記事でご紹介させていただいております。
男オタ・女オタ・若者で意味が異なる!?
女性のオタクの方の中でも腐女子の方が使用する場合は女性が異性のキャラへ母としての優しく愛おしいような感情を持つ事を指し、若者が使用する場合には性別や年齢は関係なく、大きなくくりとして母性を感じる事を指している場合が多いのです。
バブみの意味と使い方①男オタ編
オタク界隈に無関係の方も知識として現代社会では、知っておくべきかもしれません。使用例などを踏まえてご紹介していきたいと思います。実際にインターネットでの会話の中で知らないと、折角の楽しい時間に水を差してしまうという事もあるため、しっかりと知識として持っておきましょう。
バブみの意味
掲示板での書き込みで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。率先して書き込み投稿を行っている男オタが使用する場合は、自身よりも若い設定のキャラクターに対して母性を感じる事を表現しています。オタク文化が浸透し日本の代名詞にもなりつつあるオタク社会のネット界隈で、この言葉はどのように使用されているのでしょうか。
またオタク文化の中には自虐ネタでネット上の注目を集める場合も多く、オタク同士励ましあうといった場面にも良く遭遇する事でしょう。またオタクの方が使うオタク構文の中にはコーナーで差を付けろという言葉があり、こちらの記事で詳しくご紹介させていただいております。
バブみの使い方
男オタは自身の推しキャラクターについて表現する場合が多いようです。少し前に流行っていた萌えというようなニュアンスにもとれるような使い方をします。この言葉は形容詞的な使い方で人の性格や雰囲気を形容しています。
バブみの意味と使い方②女オタ編
男性キャラクターが好物の女オタや腐女子が使用する場合は普段かっこいいキャラクターが母性を感じる一面を見せた時などに、今母性を感じたという表現を表したりという使い方が一般的のようです。
バブみの意味
女性は自身で頻繁にバブみを感じる事が多いのではないでしょうか。これは昔から女性としての特徴として母となる女性ならではの感覚なのかもしれません。普段守ってもらうという感覚の強い男性に対して不意に見せる可愛らしい一面に母性本能を引き出される場合に使用しています。
バブみの使い方
キャラクターが勇ましい男っぽさ満点の設定や美形だったものが可愛くデフォルメされていたりと、オフィシャルに決められているキャラクターの設定もバブみを感じるために必要条件であることが伺えます。また女性のオタクの方の中でも男性同士の掛け合いが好きな腐女子の方の中で良く使用されている言葉です。
バブみの意味と使い方③若者編
2次元社会を飛び出した3次元のリアルの世界でも、若者用語としてこの言葉が使用されているのをご存知でしょうか。既に若者から言葉を聞いて、意味を聞き返してしまったという方もいらっしゃるかもしれません。まだ遭遇していない方は知っておくべき知識でしょう。
バブみの意味
オンライン上で使用される場合と同様、母性を感じる、母性本能をくすぐられるといった意味合いで使用されています。また対象は異性だけに留まらず、動物にも使用されており、可愛いなどと似たような使い方をする場合もあります。
バブみの使い方
どのような使い方をするのかもご紹介させていただきます。若者が使用する場合は、小さいわんちゃんがかなりバブみだわ、といった使い方をします。文章の雰囲気で何となくですが会話の前後からも意味は理解できそうな言葉です。
「バブみ」が生まれた経緯と本当の意味
インターネット社会や若者の界隈では毎日のように新しい言葉が生まれていますが、いったいこの文節もない言葉はどのように生まれたのでしょうか。こちらでは新若者言葉が生まれた経緯や、生まれた当初の本当の意味についてご紹介させていただきたいと思います。
年下キャラや声優に「母性」を求める声が増えてきた
この言葉が生まれたきっかけは、母性を感じたいという欲求を持つ男性ファンの声が増えてきたことがきっかけでした。若い世代の方々でも大人びている方や面倒見の良い人が増える一方で、年をとっても若い心を忘れない、ピーターパン症候群ともいえる方々が増えてきた日本社会の傾向を表しているのかもしれません。
「バブみ」の元ネタは「イクラちゃん」
予想されている方も多くいらっしゃいますが、バブーは赤ちゃんが発する擬音語です。また面白い事に、更なる高みを感じている方はオギャるという言葉も使っており、より母性を感じた最大級のキャラクターに対してはこの言葉を使うのです。
バブみ=「キャラが母親、自分は子供視点」
女性の場合はキャラクターが子供のようで自身が母性を感じるという表現でしたが、男性が使う場合はその逆です。キャラクターや声優さんに母という存在を重ね、自身は子供目線である事を表しており、赤子の気分でバブ―と甘えるという事なのでしょう。
使いこなしてる?正しい「バブみ」の三段活用
使い方やもつ意味などにも詳しくなってきたところで、実際に活用できるよう、多種多様な3段活用もご紹介させていただきます。派生形には様々な使い方があり、少しずつニュアンスが違い使う場面も違っています。
「バブみがある」
一番オーソドックスに使用されています。こちらの使い方では人を表す方法で使用することが多いのです。バブみがある、というように、面倒見が良い、母親のような女性というような意味合いとなります。
「バブみが高い」
段階的にはより赤子のようにダラダラに甘えたいという気持ちが強い場合にはより高い感情を示す別の言葉を使用します。また相手が自身よりも年上の方の場合は別の言葉となるため、使用する対象は年下に限ります。
「バブみを感じてオギャりたい」
こちらは最上級系の表現となります。母を感じるだけに留まらず、むしろ母になって欲しい、子供として甘えさせて欲しいという欲求も含まれており、この言葉も赤ちゃん言葉から幼児を表す言葉として取られています。
あの有名キャラですらバブみを感じている!?
実はこの赤子となって甘えたいという願望は、つい最近始まった感覚ではないのです。男性はどの時代にも女性に対して母性を感じており、別の言葉で同じニュアンスを持つ場合もあります。こちらでは有名な母性感じるキャラクターや人物をご紹介させていただきます。
ガンダムキャラのシャア
バブみといえばこのキャラクターといっては過言ではなく、バブみよりも直接的な言葉で表現しているキャラクターではないでしょうか。現代の方は照れ隠しや言葉によるセクハラなども懸念されている中でこのような直接的な表現が出来ないがために新たな言葉を生み出しているのかもしれません。