小林竜司への死刑判決に世間はびっくり
この死刑判決に関しては、世間で様々な意見が飛び交っています。死刑は重すぎるという同情的な意見がある一方で、その殺害の方法は残虐非道であり、死刑は妥当だという意見もあります。この事件は加害者側にも被害者側にも同情できる余地があるため、そのどちら側につくかで意見が分かれるようです。
小林竜司への世間の声①「死刑は重すぎるのではないか?」
そもそも事件の発端となるのが被害者側による加害者側への一方的な集団リンチと恐喝であるため、被害者にも非があるとして死刑判決を重いと感じる方も多いようです。ここまで過激な反撃に出なければ、立場が逆転していてもおかしくない状況であったことは否定できません。
被害者である藤本らがヤクザを騙り加害者である徳満らを脅したために、加害者側は追い詰められて、自分または仲間の身を守るためにこのような強行に及んだというのがこの事件の筋書きなので、このような結果になったにも納得がいくとして、加害者側への同情の意見も少なくないようです。
小林竜司への世間の声②「2人も殺害しているなら妥当」
小林らへの同情の意見がある一方で、その犯行はかなり残虐なものだったため、死刑を妥当と考える方もいます。きっかけは些細な恋愛トラブルであり、被害者側もやり過ぎたところはあるものの未来ある2人の若者を死に至らしめてしまった罪は大きく、死刑という判決には納得との声も多数あります。
確かに、冷静になって考えてみれば数々の脅しも嘘であるという事に気が付けたのかもしれません。問題の解決の方法は他にいくらでもあった筈であるのにも関わらず、こういった結果をもたらしたのは悪質だと考える人も多いようです。実際、最初に被害届を出したままにしていれば、そのまま解決していたでしょう。
小林竜司への世間の声③「喧嘩両成敗なところもある」
加害者側に同情の意見が上がる一方で、被害者の藤本には実際にヤクザの知り合いなどは居なかったと言われています。つまり、ヤクザを仄めかすような発言は加害者を怖がらせるためについた嘘であり、金を払わなかったら殺すというような内容の発言も本気ではなかったのではないかという事が推測されます。
この事から、被害者側には殺意がなかったと考える人からは「喧嘩両成敗なところもあるのでは」、「全員が加害者である」という意見も上がっています。先に暴力を行使したのは被害者側のため、加害者側に対しての同情の意見が多い一方で、このような被害者側にも同情すべきという意見もみられます。
小林竜司と母の現在は?
裁判によって死刑が確定した小林竜司ですが、現在の様子はどのようになっているのか?また、小林の愛する母は現在どういった生活をしているのか、気になる方も多いのではないでしょうか?現在獄中で過ごしている小林と、その母親の現在について分かっていることをご紹介していきます。
死刑囚のため今も収監中
小林の死刑はいまだ執行されておらず、現在も収監されています。いつ執行されるともわからない状況の中、小林は今も刑務所の檻の中にいるという事です。現在は死刑の判決を受け入れており、執行を待っている状況です。いつか来る死を受け入れて過ごす日々とは果たしてどのようなものなのでしょうか。
刑の執行は事前に知らされるものではなく、当人に対しても1時間前になって初めて知らされるそうです。1時間という短い時間では心の準備もままならない事でしょう。家族に対しても事前に知らされることは一切ありません。いつが最後になるかわからない日々を、噛み締めるようにして生きていくしかありません。
小林竜司の情報はなし
収監中のため、残念ながら現在の小林の情報については明らかになっていません。まだ死刑が執行されたとの情報はありませんので、刑務所の中で慎ましい暮らしをしてることが予想されます。大変な事件を起こしてしまったことを今は悔い改め、真面目に過ごしているそうです。
遺族に対しても、どうにかして謝罪の気持ちを示したいのか、手紙をしたためたこともありました。手紙の中身は写経をしたもので、仏壇に供えてほしい、とのことでした。遺族からすればどのように反省の形を示されたところで、決して許せることではないかもしれませんが、彼には謝る以外、他にできる事は無かったのかもしれません。
母親は被害者への賠償金を貯めている
一方で小林竜司の母親は、被害者への多額な賠償金を支払うべく、お金をためているそうです。生活保護を受けているという情報もあり、毎月その中から賠償金を積み立てているそうです。このようなことから、その生活はかなり困窮しているのではと想像することができます。