【ペニテンテ】氷の刃が連なる雪山の絶景、驚異の大自然の解明と名前の由来

「ペニテンテ」とは氷の森と呼ばれる、南米チリの高い標高で見られる世界の奇景の一つです。登山愛好家の心を掴んでやまない美しいペニテンテがどうやってできるのか、気象条件やその奇妙な名前の由来そして最近発見された宇宙のペニテンテまで自然の謎を大解説していきます。

この記事をかいた人

「ペニテンテ」とは?氷の芸術

Printeboek / Pixabay

聞きなれない言葉「ペニテンテ」、むしろ聞いたことがない人の方が多いかもしれません。この世に存在する絶景や奇景のひとつで見たものを魅了します。そんなペニテンテがどういったものなのか、まずは解説していきます。

ペニテンテ「氷の森」

Couleur / Pixabay

ペニテンテは別名「氷の森」とも呼ばれています。その理由は無数の氷でできた木が森のように四方4kmにわたり、形成されているからです。他には氷の海などいろいろ比喩され、広大で幻想的なものだとわかります。

ペニテンテの大きさ

これが実際のペニテンテなのですが、その大きさ、太さなどは様々となります。高いものになれば5mを超えるものもあれば、膝下あたりの小さいものも存在します。また氷同士の間隔もまちまちなのですが、大体人ひとりが通れるか通れないかぐらいとなります。

ペニテンテができる場所

ペニテンテができる場所は、ある程度の条件が必要となります。雪が降り積もる標高4000m以上が条件となります。基本は高山でよくできます。目撃できる特定の場所は後述させていただきますので、そちらをご覧ください。

ペニテンテはなぜできるのか

ijmaki / Pixabay

気になるのはペニテンテがどうやって形成されるのかです。もちろん自然が作り出したものなので、人間が加工などは一切しておりません。科学的にはいまだはっきりは解明されていませんが、そのうえで何がこれほどの絶景を作り出しているのか、解説していきますのでご覧ください。

ペニテンテができる条件

geralt / Pixabay

前述しましたが、基本として標高4000m以上は必要で、さらに低緯度が条件となります。また気温は常時氷点下をキープし続けているなどの条件があります。しかし湿度はまったく関係なく、最大で湿度70%の条件でもペニテンテは形成されました。

かなり難しい条件下でのみ形成が可能で、また天候や時期にも左右されます。標高が4000mの時点で場所がだいぶ特定されるので、どこでも起きうる現象ではないことがわかります。これをさらに見るとなれば見ることは奇跡に近いでしょう。

ペニテンテができる経緯

Pexels / Pixabay

ではペニテンテが形成される経緯の解説です。まずは雪が降り積もります。ここでの積雪量が高さに比例します。そして一部の雪が解けて窪みができます。その窪みが時間が経つにつれどんどんえぐれていきます。

このえぐれた窪みに太陽光が入射し、乱反射することにより先端がどんどん鋭利になり、このような無数の氷の刃が完成します。またある程度の強風も関係しているのではないかと言われていますが、まだまだ謎が多い部分があるのではっきりとはしていません。

ペニテンテの刃は太陽光でより鋭くなる

NEXT ペニテンテの刃は太陽光でより鋭くなる