【ペニテンテ】氷の刃が連なる雪山の絶景、驚異の大自然の解明と名前の由来

ペニテンテの刃は太陽光でより鋭くなる

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いろいろな条件が必要ということがわかりましたが、あの形になる為に一番重要なのは太陽光と言われています。太陽光がなければあの絶景は生まれないのです。そんな太陽光がどのようにペニテンテへ影響しているのか解説していきます。

ペニテンテは太陽光により成長する

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前述したとおり、実際は雪の一部がどんどん溶けていき窪みが大きなっているのですが、ペニテンテの場合はそれを逆に表現します。太陽がくぼんだ部分の雪を溶かしたのではなく、くぼんでない部分を成長させたと表現されます。

ペニテンテは太陽光によりシャープになる

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また太陽光は、ペニテンテの一番の特徴であるあの鋭い刃を作る為にも不可欠です。太陽光の乱反射することで、より鋭く、よりシャープに氷の刃は形を変えていきます。ペニテンテ自身も構造が氷の刃をよりとがらせるのです。なるべくしてなった形ということです。

ペニテンテは太陽に先端を向ける

またペニテンテの氷の向きにも秘密があり、太陽光の影響で先端が、太陽がある方角へと集中するのです。太陽光の入射角がこの現象の原因なのですが、まるでヒマワリのようですね。本当に不思議な現象です。

ペニテンテは気化熱により硬化する

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そしてこの氷の刃を維持させるほどの硬さなのですが、くぼんでいく行程で溶けた雪が蒸発する際に、気化熱が発生し、その熱が刃の部分をより硬化させていると言われています。ただ科学的根拠がないためこちらも推測でしかありません。

ペニテンテの名前の由来

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聞きなれないのには名前のにもあります。日本人には少し覚えずらい文字列です。なぜこのような名前が付いたのでしょうか?そんなペニテンテの名前に関する不思議を、詳しく解説していきますのでごらんください。

ペニテンテとはカピロテをかぶった苦行者のこと

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答えは端的で単純なものでした。ペニテンテとはカピロテと呼ばれる帽子をかぶったスペインの苦行者のことで、見た目が似ている為この名前がついたそうです。つまりペニテンテとはスペイン語なので、我々が聞きなれないのも当然です。

カピロテとは

ではそのカピロテについて少し紹介します。スペインのカトリック教徒が被る先端が尖った帽子で、現在は復活祭でこれをかぶり市中を行進しています。昔は犯罪者などにこれをかぶせて罵倒し、見せしめにする習わしがあったそうです。

真っ白いとんがり帽子と真っ白い装束

こちらが実際のペニテンテの装束です。上下真っ白の姿で顔を隠し、先の尖った帽子をかぶっています。たしかに帽子の部分が氷の刃に似ています。これが氷の森がペニテンテと呼ばれる理由になります。

KKK(クークラックスクラン)も似ている

白人至上主義団体であるKKKの姿にも似ているという声もあったそうですが、あくまで名前の由来はペニテンテです。またKKKは反カトリックであったので、何か宗教的に因縁じみたものも感じなくもないです。

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