「らんらんるー」の意味や使い方は?元ネタとなるCMや都市伝説も紹介!

不愉快なBGMなはずなのに、何度も再生してしまう中毒者が続出し、ドナルド教と呼ばれるようになりました。

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東方の曲は色々なアニメのネタや放送禁止用語を多用し、音楽自体も当時は「カオスww」と言われていました。カオスとは、混沌としているという本来の意味よりも「めちゃくちゃで訳が分からない状態」

としてネット民には使われていました。そこにドナルドが参戦したら…もうどうなるかは分かるでしょう。

「らんらんるー」多用で「ドナルド教」信者になってしまう

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始めは「東方MADか」となんとなく聴いていた人も、「ら んらんるー」「アラー」「こっちの方がいいかな?」こんなフレーズと面白い動き、絶え間なく続く弾幕(ニコニコ動画で流れるコメント)を見ているうちに、

信者となってしまいました。企業側としては、ただのあいさつだったのにここまで盛り上がるとは思いもしなかったでしょう。

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ドナル ド教はいくつかの決まりごとがあります。ら んらんるーは毎日唱えること、動画もしっかり観ること。また他の教祖の悪口は言わないこと、他の動画を荒らさないこと、などです。

1番信者が多いですが、ハッピーになるための挨拶であることを重要とし、争いは好まない宗派となっています。

ドナルドが教祖になってしまう原因となった動画

2007年7月投稿の「道化師は大変な洗脳を施していきました」こちらが全ての始まりであり、元凶です。今観るとなんとも突貫工事感あふれる動画なのですが、元の曲が有名であったことと、その親和性の高さにみな夢中になりました。

ここからどんどん「狂気のドナルドシリーズ」動画がアップされ、一気に有名人となったのです。

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他にもアニメ「らき☆すた」「創生のアクエリオン」の人気曲と合わせたもの、「ドラゴンクエスト」「カーヴィのグルメレース」といったゲーム曲とのMAD、更に笑点のテーマとコラボしている動画まで沢山あります。

1番人気は東方プロジェクトの曲ではありますが、令和になってもヒット曲が出たらドナ ルドMADが作られるでしょう。

らんらんるーにまつわる都市伝説成立とその影響

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あいさつの代わりや、嬉しい時に表現する言葉であるにも関わらず、なんとらん らんるーがいじめを彷彿とさせる隠語なのではないか、と問題視されたことがあります。

ママさんたちの掲示板を見ていると2013年前後が1番多く、子供に聞いたら「死ねって意味だよ」と言われショックを受けている母親が多く見られました。

らんらんるーの本当の意味は「死ね死ね消えろ」?

当時の子供たちはスマホは持っていませんでしたが、3DSでニコニコ動画を見ている子たちがいました。また、大人が使っているのをよく耳にしたのでしょう。使い勝手がいいため、子供たちの間でも流行りました。

これが「死ね」に変換されてしまったのは子供ゆえの残酷さ、流行ったものには都市伝説が付きやすい…という理由があります。

他にも、今まで大人が節度を守ってコメントしているニコニコ動画に子供がコメントを書き込むことで、その子が叩かれる…ということも悲しいことにありました。

「またキッズか」「3DSかよ」といった大人の書き込みに子供が傷つき、幸せになるはずのドナルド動画が殺伐としてしまった時期もあり、このようなこともデマに関係しているのです。

ネット上で広まる「らんらんるー」のデマ

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公式でははっきりとこの説を否定しています。「嬉しくなるとついやっちゃう」と言ったセリフを「殺っちゃう」と大勢の人が書き込んでいたこと、ピエロがモデルのあの独特な怖く不気味な雰囲気…

デマであるのは間違いないですが、これらが入り混じり、子供から見るといじめの言葉になったと考えられます。

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