日本で起きた未解決事件の真相を考察!殺人から神隠しまで25件紹介

この事件が未解決である理由は、その男が自殺とは思えない方法で死亡していたためです。発覚当初は顧客者名簿の発見も報道され、児童買春目的の誘拐と思われましたが、その後ぷっつりと報道は途絶えてしまいます。そのため、その顧客名簿内に有力者が多く載っており、男はもみ消しのために黒幕に仕立て上げられ殺害されたと言われています。

日本で起きた未解決誘拐事件②足利事件

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この事件の被害者は、4歳の女の子です。彼女は両親に連れられたパチンコ店で行方が分からなくなり、翌日に近くの河川敷で痛ましい姿となって発見されます。警察の捜査によって容疑者と思われる男性が逮捕されましたが、のちの詳細な鑑定により冤罪であったことが発覚し、真犯人は不明なままです。

近辺では似たような児童を狙った犯罪が多発しており、それらの事件と同一の異常者による犯行だとみられています。しかし、残された証拠も少なく発生から30年が経ちそうな現在でも犯人逮捕には至っていません。また、その後の調査でルパン三世に似た男が有力な容疑者として挙げられましたが、何故か警察は詳細な捜査をしていません。

日本で起きた未解決誘拐事件③三重小2女児失踪事件

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こちらの事件の被害者も女子児童です。被害者の女の子は、学校が終わったあとに一旦帰宅し、その後遊びに出た際に誘拐されたと思われます。また、事件発生から3年後に「カアイソウ」などと書かれた怪文書が自宅に送り付けられたことが有名であり、知っている人も多いのではないでしょうか。

事件には不可解な点が多く残されており、普段使っていた自転車や上着が自宅にあったこと、友達との遊びを断っていたこと、また、机には飲みかけのココアが残されています。そのため、自宅に出入りでき、女の子と親しげに接触できるような身近な人間の犯行ではないかという説があります。

日本で起きた未解決誘拐事件④泉南郡熊取町小4女児誘拐事件

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この事件の特徴としては、目撃者の多い通学路で誘拐されたことでしょう。一緒に下校していた同級生と別れ、その後別の同級生ともすれ違います。しかし、その目撃情報を最後に被害者は忽然と姿を消してしまいます。最後に同級生とすれ違った場所から自宅までは400mも離れておらず、間には商店街もありました。

現場近くでは不審車両の目撃もあり、事件の2か月ほど前には誘拐未遂と思われる声掛け事案も発生しています。被害者の女の子が人見知りであり、下校時間も学校行事によって普段と違っていたため、身代金の欲求もないことから、自動車を使った異常性癖者による突発的な犯行である説が有力です。

日本で起きた未解決誘拐事件⑤北関東連続幼女誘拐殺人事件

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この事件は、栃木県と群馬県の2件をまたいで行われたと思われる5件の女子児童誘拐事件です。うち4人は殺害されており、1人は現在でも行方が分かっていません。犯行が行われた現場や曜日に関連性が強くみられることから、同一犯による一連の犯行であるとみられています。また、前述した足利事件もこれらに含まれます。

見つかった被害者の中には、全裸にされていたり着衣に精液が付着していたこともあり、児童を対象とした性欲を抱くいわゆるロリコンによるわいせつ目的の誘拐事件だとみられています。事件の中には、犯人と思われる男性が児童と一緒にいる場面が目撃されたものもありますが、全件とも解決には至っていません。

日本で起きた未解決事件の真相とは?【神隠し】

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人間一人が忽然と姿を消してしまう「神隠し」。あまりも人間には不可能だと思われる失踪のため、神に気に入られて別世界に連れていかれてしまったのではないか、という現象につけられた名前です。いずれの事件も被害者は発見されておらず、犯行の手口もわかっていません。

周到に練られた悪意ある人間による犯行なのか、それとも本当に神に気に入られ別世界へ行ってしまったのか。定かではありませんが、残された家族の心境を考えると、一刻も早く被害者が解放されて、元気な姿で再会できることを祈るしかありません。

日本で起きた未解決の神隠し①赤城神社主婦失踪事件

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群馬県の赤城山にある大洞赤城神社で発生した女性の失踪事件です。発生時はゴールデンウイーク中であり、多くの参拝客が訪れていました。しかし、女性とその家族が参拝に訪れた日は大雨であり、女性の父親と夫だけが参拝のため車から降りましたが、少ししてから「やはり自分も行く」と車を降りていきます。

その後、娘によって参拝先の境内とは離れているところで目撃されたのを最後に、女性は姿を消してしまいます。服装も、ピンクのシャツに赤い傘と非常に目立つものでした。何年か後にはテレビ番組に取り上げられ霊視が行われ、暴行目的の拉致後崖から転落死死亡しているとの見解がされましたが、崖下の捜査は行われておらず事実は不明です。

日本で起きた未解決の神隠し②坂出タケノコ掘り女児行方不明事件

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一家でタケノコ採りイベントに参加していた中、次女である被害者児童が行方不明になった事件です。大人たちの監視下から外れた一瞬の間に行方が分からなくなっており、捜査員が3000人近く動員されたにも関わらず、所持品なども一切見つかっていません。

匂いを追わせていた警察犬数匹が同じ場所で止まったこと、また失踪現場が自動車の入れない山の中であったため、女の子は匂いの残らない上空へ連れされれたのではないかと言われています。つまり、人間ではなく大型の鳥類による捕縛という説です。大型のワシは、かなり重たいものでも掴んで飛ぶことが出来ることもわかっています。

日本で起きた未解決の神隠し③加茂前ゆきちゃん失踪事件

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こちらの事件については、未解決の誘拐事件の章でも紹介していますが、失踪した状況が不自然であり、外出時の上着が残されいて飲みかけのココアが温かいまま残されているなど、ついさきほどまでそこにいたような痕跡があることから神隠し事件ともいわれています。

外出先で誘拐されたとなれば、普段使っている自転車や上着も一緒に無くなっているのが自然ではないでしょうか。また、せっかく作った大好物のココアを残したまま、小学生が急用で外出するでしょうか?灯台下暗し、という言葉もありますし、犯行現場が家の中である可能性もあります。

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