監禁王子・小林泰剛の現在は?生い立ちや北海道・東京連続少女監禁事件に迫る

【監禁王子・小林泰剛】とは北海道・東京連続少女誘拐事件の犯人で、何人もの少女を誘拐・監禁し暴力をふるい痛めつけていた人物です。イケメンと言われアニメ・コスプレが大好きな監禁王子・小林泰剛の素顔と人物像について詳しく迫っていきます。

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監禁王子・小林泰剛とは

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数人の女性を自宅に閉じ込めて動きを制限させた罪で逮捕されています。報道で顔が映し出された際には、イケメンだと囁かれ監禁王子という異名をつけられたほどです。

ただ容姿で注目されただけでなく、被害に遭った女性の中に10代の少女もいたことで異常な思考も浮き彫りとなりました。彼の素性や事件内容について詳しく解明していきます。

北海道・東京連続少女監禁事件を起こした犯人

女性を自分の範囲内で支配をして、行動範囲に制限をかけ自分を王様のように主従関係を植え付けています。こうして手元から逃げないようにし、管理下に置いていたのです。

北海道で発覚し執行猶予付きの有罪を受けていますが、保護観察中にもかかわらず東京へ移住してしまいます。都会での生活でも同じように悪質な犯行を、パソコンを使ってターゲットを見つけては繰り返していたのです。

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必死になって逃げた女性が自ら助けを求めたことで、警察の目に留まり、再逮捕となりました。行動の異常さも際立ちますが、留置所へ移動するときの身なりや仕草も異様なオーラを解き放っていたのです。

青森の良家に生まれたが異質な存在

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お坊ちゃまとして生まれたにも関わらず犯罪者となってしまった背景には、犯罪者が身近におり、一般的常識に欠ける家系が影響しているのではないかといわれています。

移送の車内では、自分がスポットライトを浴びたサスペンスドラマの主役になったようでありました。顔も隠さずにポーズを取った光景はかなりのナルシストであることがうかがえます。

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普段からアニメやコスプレ好きであり、スマホゲームにも熱中していたとされます。イケメンと評される外見から、獄中婚を繰り返し苗字も何度か変更しています。

罪を犯したにもかかわらず黄色い視線を浴びている彼ではありますが、異質な雰囲気を醸し出しています。なぜそのような歪んだ人間性が形成されてしまったのかを、順番にみていきましょう。

監禁王子・小林泰剛が起こした北海道・東京連続少女監禁事件【第一事件】

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壮大な大地である北海道でスタートしています。14日間、女性を支配し自分の傍で奴隷のような扱いをしています。一体どんな騒動が密室で起きていたのかをご説明していきます。

札幌市内で知り合った女性を監禁

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コスプレ好きだったことから、共通の趣味をもった集まりで出会ったようです。自称精神科医と名乗り巧みにターゲットに近づいています。端正な顔立ちに医者と言われ、魅力的に映ってしまったのでしょう。

20歳という成人して間もない若い女性が獲物とされ、悪夢のような日々が続いたのです。命は奪われていないものの心に大きく深い傷ができてしまったことでしょう。

監禁中は性的暴行を加え「ご主人様」と呼ばせる

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犬にはめる首輪をつけさせ、洗脳させていたとされます。外に出たらただでは済まないことや熱湯やタバコを体に押し付け、やけどを負わせています。

心と体の両方に相当なダメージを与え、逃げれない環境に仕立て上げています。彼女自身も劣悪な環境から飛びだそうとする勇気すら、脅されていたことで思考回路がストップしていたことでしょう。

詳しい監禁生活については、こちらも良かったらご覧ください

解放された被害者少女により通報され監禁王子逮捕

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デリケートな問題ではありましたが、勇気を振り絞り被害届を提出したことで、明るみとなりました。逮捕されますが、彼は自分が精神不安定であることを必死にアピールしています。

10代では自殺を図っていることや、精神科にも通院歴があることを訴えていますが、判決では心神の喪失さが認められないとし責任能力はあるといわれて有罪になっています。

被害者らと1200万で示談し執行猶予5年が確定

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裁判の判決が下る前に、両者で話し合いがまとまり、示談金を支払うことで合意しています。そのために懲役にはならずに済み、執行猶予5年になっています。

地元では知られた名家ですから、金額も大きくエリート族である背景が感じられるやり取りであります。息子のためと思い支払ったのでしょうが、後に何も効果がなかったことが発覚するのです。

監禁王子・小林泰剛が起こした北海道・東京連続少女監禁事件【第二事件】

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大学の進学のための通塾を理由に上京しています。心機一転を目指したつもりだったのかもしれませんが、人の性格や習性というものは、簡単には変わらないものであります。異国の土地でも悪の道を進んでいくのです。

家族も親類もいない遠い場所で犯してしまった経緯を順番にみていきます。

小林泰剛は執行猶予中に東京へ転居していた

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大学の医学部へ入りたいから勉強がしたいから予備校に通わせてほしいと父親に訴え、東京の足立区にある2LDKのマンションを与えてもらっています。

両者の間で、やり取りがあり当初は青森の保護観察所でありましたが東京に手続きをしています。ファックスで通知を行っていたようですが不手際があり、正常に引き継ぎがなされておらず行方不明となっていたようです。

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この件で正確に把握できていたら更なる被害は防げたのでしょうか?悔やまれるものであります。

チャットで知り合った少女を監禁

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18歳の少女が次なるターゲットにされてしまいました。兵庫県在住だったため言葉巧みに都会へ呼び出し、マンション内やホテルで3カ月間も支配下に強いていたのです。

自分のことをご主人様と呼ばせ、日常的に乱暴をして、体も心も痛みつけるのです。命の危機を感じたことでしょう。隙を見計らって逃げ出すことに成功しました。通報をしたことで発覚しています。

監禁中「絶対に裏切らない」とする契約書を書かせていた

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徹底的に彼女たちを支配し、脅しては主従関係を徹底させています。契約を破れば、もっと今以上に酷い仕打ちが待っていることでしょう。

交際している男女の同棲だと思わせるように、住民票も移動させるように指示をしています。恐怖のあまり抵抗することも、逃げ出すこともできなかった心の状態は平常ではいられなかったことでしょう。

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市役所の書類上では、カップルで一緒に暮らしているとしか映らなかったようです。実際には密室となる部屋の中で、壮絶な生活が虐げられていたのです。

北海道同様に性的暴行に加え殴るなどの暴行を加えていた

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自分に落とせない女はいないと豪語するほど自信をもっていたとされます。寂しがり屋を演じては母性をくすぐり近づいています。

相手が自分に気が向いてきたことを察知すると機嫌を悪くし、ターゲットが下手に出たところで支配をスタートしていったのです。前回の騒動と同じく首輪をつけては暴力で抑制をし、服従させています。

監禁した女性が自力で逃げ出した事から発覚

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必死だったことでしょう。あるときチャンスが訪れたのです。彼が精神不安定が酷くなったことで数日間入院をします。支配者から一旦離れたことで、思考回路は正常に動き出したのでしょう。

同じマンション内の夫婦に助けを求めて、公衆電話を掛けるための小銭を貰い、警察へ通報をし即刻保護されています。脱出することに成功したのです。

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心外的ストレスの症状が激しくみられており、母と再会しても認識できないほどの疲弊ぶりでした。大きな災害が起きると発症しやすいとされる心の病です。

壮絶な日々だったことが分かり、生きる地獄だったことでしょう。3か月ぶりの自由を手に入れたものの心の傷は簡単に修復できないものでした。

2005年に監禁致傷容疑で逮捕

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前回と同じ監禁容疑で再度捕まっています。取調べで話す中でも、異質な雰囲気は健在でした。自分の興味を引く話題では、スムーズな会話ができたようです。

反対の場合ですと急に不服となり口を閉ざしたといいます。モテるテクニックの話題となると流暢に話しだすのでした。被害者に対しての謝罪もなく、悪びれた様子は一切見せなかったようでした。

前回の逮捕から執行猶予中での再逮捕だった

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北海道の判決は2003年の真夏であった8月に確定しており、2度目の犯行は約半年足らずしか経過していない年が明けた2月というスパンの短さで、全く反省をしていないことが分かります。

統合失調症のために通院をしていたことも彼を勘違いさせていたのです。2回目の支配をしている背景には自分は精神病を患っているから、捕まらないと言い切っていたというのです。

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偏った思考が仇となりエスカレートさせてしまったのかもしれません。保護観察の目があれば未来は変わっていたでしょうか。

監禁王子は他にも複数の余罪があったことが発覚

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通報した少女以外にも沢山の女性を監禁していたことが明らかとなっています。17歳女子高生を青森県内にあるホテルで3日、22歳を東京世田谷区のマンションで約4カ月、23歳を同じく自宅で10日閉じ込めています。

いずれも若くてアニメのコスプレ会場でターゲットを定め、服従して己の欲求を満たしていたのです。

監禁王子・小林泰剛の生い立ち

どうして犯罪に手を染めてしまったのでしょうか?歪んだ人間性は昔から形成され異常意識の兆候があったのかを検証していき、プロフィールをみていきましょう。

青森県五所川原市の資産家の家に産まれる

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地域では有名な裕福な家庭で育ち、何不自由なく過ごしています。旧姓は木村であり、保育や学業といった教育に携わる施設を複数経営しておりました。

そのほか、青森県知事を務めていたほか、国会議員や警察の本部長といった国を賄う上で重要な地位の存在が血族でいます。絵に描いたようなお坊ちゃまだったのです。

小学校時代「王子」と呼ばれていた

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多くの小学生はランドセルを背中に背負い、徒歩で学校まで通うのが通常です。富裕層のご令息ですから待遇が桁違いでした。

毎日、送迎専用のベンツで学校まで横付けだったようです。クラスメイトからは王子と呼ばれていました。このときから名前は確率していたのですね。

中学時代は不登校児だった

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誰もがエリートの血筋を受け継いでいた彼に期待をしていたことでしょう。生まれたときから自然と人生のレールが敷かれているかのような環境であったため、社会的地位の高い仕事に就くことが当然という考えでありました。

そんな重圧があったのか、学校でいじめのような行為が見受けられたのか本人は口にしないので定かではありませんが、通えなくなっています。このころから徐々に精神疾患が出始めたとされます。

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高校受験にも失敗をしてしまったことで厳格な父からは、軽蔑され関係が悪化していきます。それをかばうかのように母は常に見方でいてくれ守ってくれる存在でありました。

慕っていた母親の死

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唯一無条件に自分を可愛がってくれた偉大な母が突然、死去してしまいます。事故死といわれ、昨日まで元気だったにもかかわらず突如還らぬ人となってしまったことで、心の準備もできていなかったようです。

このときから破滅の人生が少しずつ始まってしまいました。本人も最愛の存在をなくしてしまったことで、破壊してしまったと語っています。

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誰でもお母さんという存在は偉大であり、大きくなっても特別な存在です。早くになくしてしまったことで心のバランスが崩れてしまったのでしょう。父との関係も修復不可能まで悪化を辿るのです。

すでに、歪んだ精神が形成されていったといえる時期でもあります。大切な人を失ってしまった喪失感が行ってはいけない方向へ向いてしまったのです。

監禁王子・小林泰剛は「ハーレムを作る」と言い家出

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心の拠り所をなくしてしまったことで、ゲームに没頭し始めました。とくにアダルト関係に熱中したようです。母がいなくなったことで亀裂の入った父と一緒の自宅に留まる理由もないと感じ始めます。

話をしなくても、ひしひしと感じる冷たい視線に耐え切れなくなったのでしょう。寂しい思いを外で満足させようと家出のように出ていき、無償の愛を求め一人暮らしをするのです。

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家で我慢を虐げられた生活だった分、自由となり自分が優位に立てるような環境を強く望んだのではないでしょうか。

監禁王子・小林泰剛は無断で養子縁組をしていた

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自宅から出ても彼の心の中には、父という確執はついて回ります。全て関係を断ち切りたいと強く思うようになり、苗字を変えることを思いつきます。

当時習い事として空手をしており、道場経営者の知らないところで印鑑を使い無断で養子縁組を成立させてしまったのです。ここで小林の名を手に入れています。

監禁王子・小林泰剛の歪んだ性的思考

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複雑な生い立ちを経験していたお坊ちゃまでしたが、逮捕時に注目された一つに特殊な性癖もありました。どのようにして思考が歪んでしまい、監禁という支配をしまったのでしょうか?

監禁した少女に「ご主人様」と呼ばせていた

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女性のことはメイドや家畜と読び、殴るなどの暴力を日常的に繰り返しています。後に自宅から没収されたアダルトゲームでは、調教する内容のものが多数ありました。

首輪をつけさせて乱暴をし服従するという内容は、実際に行っていた生活がバーチャルな世界に存在していました。彼は異空間に憧れて、同じ生活をするためターゲットを物色し手名付けています。

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あくまでも対等な関係ではなく、ご主人様とメイドという主従関係が彼にとって理想と言える間柄だったのでしょう。

あくまで監禁はSMプレイの一環?

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裁判では「私は10歳くらいからSMの世界にいて相手が望んでいないことをSはしない。それが約束だ」と公表しています。監禁という支配生活は、性を楽しむためのプレイとして行っていたようです。

それを証明するかのようにコスプレで用いられる衣装がたくさん押収されています。アニメ本も好きで、しつけやお仕置きのストーリーが組み込まれていたのです。

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バーチャルの世界に没頭しすぎて、現実なのかゲームの領域なのかが判別できないほどだったようです。

監禁王子・小林泰剛の家族もエリートながら問題を抱えていた

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名の知れた名声ある一族でありましたが、複雑な悩みがありました。彼だけでなく犯罪者がいたのです。社会的地位を得ましたが、常識に欠けた集まりでもあったのです。

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