心的外傷後ストレスと病名がつけられており、相当なショック状態が長く続くと発症されるといいます。心の傷は思った以上に深く刻まれ、トラウマとして残されています。
彼は罪の償う期間が定められており経過すれば自由の身となります。ですが彼女たちは一生逃れられない苦しみと付き合っていかねばならないのです。未来ある若い女性たちに犯した罪はそれほどまでに重いのです。
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小林泰剛は名誉棄損で出版社を訴える?
13~14年前の自分が捕まった当時に、書かれていた週刊誌の内容が全く事実と異なると主張しており、密かに獄中で弁護士を雇い、準備しているのではないかと諸説あります。お金の出どころは、やはり父からでしょう。
社会で復帰していくためには過去のスキャンダルが邪魔だと考えたようです。果たして十数年も前のことが訴えとして認められるのかも謎でありますが、マスコミに好印象を持ってはいないようです。
監禁王子の母親も異質だった?
偉大なる母が死去してから異常な精神が目立つようになっています。特に彼の場合は、絶大なる信頼と愛情を持っていたとされます。いわゆるマザコンでした。
そして母も子離れできなかったとこが判明しています。
恋愛の段取りをする
高校生になった彼には心惹かれる少女がいたようです。親であれば子の幸せを願うのは当然ですがあまりに手を出し過ぎるもは過保護とされます。
息子の恋焦がれる相手と2人きりになる場を、母が計画をしています。実際に両思いであったかは定かではありませんが、少女が彼の言ったことに従わなかった際に、暴言を吐いたとされます。
返り際に、母は息子は悪くないと必死にかばい、言うことをきかなかった側が悪いと言ったようです。今まで何でも思い通りになっていたお坊ちゃまでも、人の感情が動かせなかったのです。
多感な時期も親・子離れできなかった親子
子供の成長家庭の中で、親離れがあります。友人と過ごす時間を大切にしていきながら社会に適応していくための人間関係を学んでいくとされます。
この親子の場合は、適切な距離感が保てず多感な時期の息子に恋愛の段取りをし、避妊具まで渡していたといいます。
守る存在である親と離れることなく過ごすことで、心で想像する性的な感情や異性の好みが歪んでいったのでしょうか。
突如訪れた母との別れは、生きていく支えをなくしたことでしょう。今までの社会的な適応力が不完全のまま成長していったことで、暴力を加えて支配をすることしか恋ができなくなってしまったのかもしれません。
監禁王子の浮き彫りとなった複雑な家族像
裕福な家庭で不自由のない暮らしをしてきた彼にとって、父はお金を与えてくれるATMのような存在でした。存在そのものは嫌っていますが、背後にある資金は狙っています。
そして親も、できそこないの息子を軽蔑したような眼差し向けては、お金を与え続けました。複雑な家族像についてみていきましょう。
何でも与えた父
いずれは経営している保育園を継がせようと考えていたようです。人生のレールを敷き挫折しないように早回りをして防ぎ、将来の安定を作ろうとしていたのかもしれません。
お金で解決できるのならばと大金でも躊躇なく出しています。これが愛情表現の仕方だったのかもしれませんが、湧き水のように出てくるお金は心までは豊かにできませんでした。
人間の成長にはある程度の失敗も必要な学習であります。そうやって適応力を自身で身に着け糧としていくのです。この工程がなかった彼は支援者がいなくなると途端に不安になり路頭に迷うことでしょう。
複雑な家族が彼の歪んだ心を形成
大金持ちだった父からしてみたら、息子がねだる金額は微々たるものに感じたことでしょう。いえば与えるという構図が出来上がっていました。母も異常なほどに溺愛をし踏み入れてはいけない心のゾーンまで入りこんでいきます。
絵に描いたような王子様生活ではありますが、異常な扱いを受けた子供は歪んだ思考を生み、成長していくことになるのです。
監禁王子・小林泰剛の異常すぎる犯罪を許してはいけない
お坊ちゃま体質な彼は、お金で何とか解決できる、自分の思うように人は動かせるという思考があるため全く反省していません。出所後にまた同じ事件を繰り返す可能性があります。
そんな事が起こらないように、決して許してはいけないことです。ネット社会となった現在は、こういった画面上でのやり取りで親密となり、実際に顔を合わせた途端に乱暴されたりと傷つけられるトラブルが後を絶ちません。
みんなが安心して暮らせる平和で穏やかな世界であってほしいと思うばかりです。彼が更生をして再犯しないことを願います。
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