梅川昭美の生い立ちと母親の現在は?三菱銀行人質事件や角田美代子との関係に迫る

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彼だけでなく、誰もが悩みは持っていますし消せない過去もあるということが改めて感じる内容です。

三菱銀行人質事件と似てる?犯人死亡で解決した日本の人質事件

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いつの時代にも罪を犯す人物は登場します。現代でも同じですが、何かしらどこかでトラブルが起き命を奪われているのです。最悪な形ではありますが、殺めることでしか終息できなかった騒動についてご紹介します。

瀬戸内シージャック事件

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車の盗難から始まったとされます。広島と愛媛の間で旅客線ハイジャック騒動で、支配されたのは従業員含めた46人でした。

首謀者の男と少年2人が関わっていましたが、最終的には男一人が立てこもり、乱射しています。多くの国民に被害が拡がる危険性を考慮し、警察は銃口を向けました。実際の船はフィリピンにある会社に受け渡しされて、異国の地で観光のために使われています。

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長崎バスジャック事件

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一般道を走るバスが支配されています。シージャック以来2回目の射殺して騒動を抑えたこととして残っています。改造した銃を手に持ち、お金欲しさに2人の犯人が乗っ取っています。

長時間だったため、人質の体力に限界が感じられたため警察が突入し7発撃ち1人に命中し、絶命しています。上記と梅川が起こした騒動、合わせて3件が日本において、人質が関係している乗っ取り犯殺害の騒動です。

熊野一族7人殺害事件

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昭和55年に突如起こった悍ましい騒動であります。首謀者の男は斧を手に持ち、集めた親族目掛けて振り回し、7人を殺しています。後に自分は猟に用いる銃を向けて自害しています。

犯行動機が定かでありませんが、息子の病気を気にかけて心中を図ったかといわれています。数日前から精神不安定さも判明していることから、過剰に心配した結果、残酷な事件となってしまった可能性が高いとされています。

梅川昭美が抱えていた心の闇

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まるで小さいころに我慢ばかりの生活だったことの反動が来ているかのように読書をして知識を深め、筋トレに励み肉体改造もしていたとされます。

それには大きな別れが関係しており、心の奥深くに眠る悩みを悟られないように強くみせ、影を隠していたとされます。

7年交際していた彼女との別れ

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少年院を出てから付き合っていた彼女と、別れが訪れました。心の拠り所を失ったため、何かにすがるように入れ墨を入れ、肉体改造をし、猟をするための銃練習に励み、強い自分を求めて見つめ直す期間を作っていたといいます。

更生できたのは彼女の支えがあってのことでした。間違いを正してくれる部分があったことでしょう。お互いが話し合って選択した道ではあったとされますが、長年一緒にいた分の喪失感が大きかったのです。

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その寂しさを埋めるように、心の闇を隠すため強くなければいけなかったのではないでしょうか。誰もが抱えるであろう悩みに、彼ももがいていたことでしょう。

梅川昭美の最期の言葉

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42時間も密室に一緒にいれば、人質であっても会話をそれなりにしていたようです。母からの手紙が届き女性従業員に読ませていたときのエピソードが最期の会話であり言葉でもありました。

最愛ある母からの手紙

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教養があまりなかったため、読みにくい字しか書けなかったようです。女性従業員に読ませて聞いていたとされます。

首を傾げながら朗読する姿に、彼は読みにくいだろうと相手を気遣う言葉を発しています。この文字をみて何を感じたのでしょうか?

心の思いを告げる

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母一人子一人の状態であり、大好きな存在で一緒にいたいと心中を語りつつ、自分の置かれている状況を確認したかったのでしょうか。息子がもし同じようなことを起こしたらどうする?と質問しています。

女性はしばらく悩んだのちに、叱ると答えました。これに共感し、喜んだといいます。自身の母は、高齢で授かったため甘やかして育てています。怒ることもなかったのでしょう。

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今のこの状況でも、綴った文章には叱咤ではなく、お願いととれる穏やかな内容でした。彼は本気で叱ってほしかったのではないでしょうか?

働きづめで一緒にいる時間が少ない中、親子としてのコミュニケーションが希薄だったようです。親からの説教は愛がこもっているからこそ怒りになっています。

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それを体験したかったのではないかと察します。貧困が生んだ複雑な家庭環境は大人になっても心の片隅にわだかまりとして残っていたのです。

梅川昭美は暗い過去をもつサイコパスな殺人鬼!

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今も残る凶悪な出来事としてテレビで取り上げられたり、注目をされています。彼の起こしたことは決して許されることではありません。

むしろ、風化させてはならず二度と同じようなことが起きないようにしなければなりません。良好とは言い難かった家庭環境で、心は荒み、必死にそれを隠して強くあろうとしました。

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その反動からか、容赦なく乱暴をして命を身勝手に扱っています。母を思い弱者を労わる優しい一面を持っていた彼は、もっと違った方面でパワーを使い苦労した分、幸せになれれば、未来は変わっていたことでしょう。

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