御殿場事件の真相とは?井上さゆりと少年たちの現在は?免罪じゃない説も?

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こうした裁判と言うものは、たった一言でその人物の生きる道が大きく変わったり、場合によっては大きく狂ってしまうこともあります。しかし今回の事件を担当した裁判官はこの部分をおろそかにしており、多くの人が裁判に疑惑を持ったというのは、大きな問題点であると言えます。

御殿場事件被害者・井上さゆりの現在は?

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ここまで事件によって開かれた裁判の中で指摘される問題点を見ていきました。やはりこの裁判は明らかに少女の側に裁判が有利に進んでいると疑ってしまう程に少年達には厳しい対処が行われ、ここがこの裁判の中での最大の問題点だと推察できます。では次から今回の事件の被害者の少女がその後どうなったのか、見ていきます。

御殿場事件後井上さゆりの家族は引っ越した?

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事件が一応の終結をした後、井上さゆりさんのその後がどうなったのかですが、どうやら家族で地元からは引っ越したと噂されており現在彼女がどこに住んでいるのか、詳しいことは完全に不明となってしまっています。理由としてはこの事件の中で実名で載った事がきっかけで地元に住みずらくなってしまったのではないかと推察されます。

また、この事件について取材を試みた人物もいたのですが、その中で少女は一切事件に関することを話すことはなく、この事について何かあるかのようにも見えたそうです。しかしもしこの事件が本当に事実だったとすれば、少女のその後はかなり厳しいものとなったのだと伺えます。

井上さゆりがアイドルデビューしたという噂も?

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もう一つ彼女の現在に関しての噂として、地元から離れた後、芸能界に入ってアイドルとして活動をしているといった噂がありました。しかしこれに関しては全て憶測のものであり、確証に足る証拠もない為噂の真意としてはかなり怪しいと推察します。

そもそももし本当にこうした活動を行っている場合、現代の情報の広がり具合を考えても確実にその少女が今回の事件の人物だとすぐにばれます。全く認知度の低い存在だとしてもこういった話題が上らないと言うことは恐らくこの噂はでたらめのものと考えた方が良いかと思います。

事件後に井上さゆりの弟は自殺している

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この事件の後、井上さんの弟は自殺をしていた事が分かっています。彼女の弟がどのような経緯で自殺をしたのか、詳しい部分は全て不明となっており、この事件との関係についても分かっていません。しかし噂の中では少なからず今回の事件と関係があるのではないかとも囁かれています。

事件が原因で学生時代にいじめられ、それに耐えきれずに自殺をしたという噂や、無罪と主張する者たちからの中傷に心を病んでしまったのではないのかといった噂があり、姉が嘘をついて事件を作ったことに対しての責任を感じてのことではないかと話す人も一定数おり、非常に謎の多いものでもあるのです。

井上さゆりは偽証罪に問われないのか?との声も上がる

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少女は前述したように裁判の中で自分が嘘をついていたことを認めていることからその点は罪に問われないのかといった部分も議論の的となっています。しかし裁判の結果は彼女の方が正しいと判断しており、かなり怪しい点が多くみられるものの未だにこれは適用されていないというのが現状です。

今もなお彼女が嘘を認め、さらに事件の内容が何度も変わったことを受けて彼女を中傷し続ける人々は数多く存在し、ネットではそれに関しての書き込みも数多く存在しています。確かに嘘を認めた点でそれが罪にならないというのは裁判の中でも疑問の残る部分だと感じます。

御殿場事件の裁判で無実を訴え続けた4名の少年たちと家族のその後

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ここまで井上さゆりさんの事件の後の現在がどうなっているのかをみていきましたが、詳細のほとんどが分からないという状況となっていました。ではここからはこの事件で犯人だとされた少年達が、服役の後一体どうなっているのかを見ていきます。

4名の少年は仮釈放すら認められなかった

この事件の中で捕まえられた10人のうち、4人が刑務所で刑に服すという事を課せられていたのですが、ここでも厳しい処分がこの少年達に待っていました。全員が保護してくれる人が名乗りを上げているにもかかわらずすべての刑期を終えての出所しか認めてもらえず、数年近くの時間を刑務所で過ごさざるを得ませんでした。

なぜ仮でも出所を認めなかったのかの理由についてですが、これも裁判所が発言をしていない為詳しいことは分かっていません。しかし噂ではここでも彼らに対して不条理な対処が行われたとする話もあり、この理由に関しての真意は謎に包まれたままとなってしまいました。

少年らの家族は証拠集めに奔走していた

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彼らが捕まえられた際、少年達の両親は子供達は絶対に行っていないとして集まって協力し事件の内容が彼女のついた嘘だという事を証明するために情報を集めて回っていました。その中で事件を行えないと証明するほどの情報を手に入れたにもかかわらず裁判所はこれを一切認めることはありませんでした。

この点も今回の裁判の中であからさまに贔屓だとした意見が出ている部分でもあります。その後少年達の親が現在菜縫いをしているのかの情報もありません。しかし彼らのうちの一人の父親はもう大人として扱われる年齢になったので、見守る形をとるといった旨の発言をしたといった話も聞きます。

勝俣貴志と父の往復書簡も残っている

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こうした中で犯人の一人とされる勝俣貴志と父親との手紙のやり取りが残されています。その中にはどんな時でも面会に来てくれる父親に対して感謝の気持ちを述べている文面や心配をかけ続けている親に申し訳ないという気持ちを抱いていたことが書かれており、根はやさしい少年だったことが伺えしれます。

父親も息子に手紙を書いており、両親も含めて全員が彼の事を信じ続けており、あきらめてはいけない事が強く書かれていました。他にも命を懸けて今回の事件を彼が起こしていないことを見つけ出して見せるとも綴られており、両親の彼への愛情が確かなものだという事が分かります。

御殿場事件後「無実の少年たちを守る会」が発足

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事件後、この事件が彼らが起こしたものではないと考える地域の人たちが集まり彼らを守るための活動を行うようになります。この会では今回の事件が彼らが起こしたものではないことを認めさせるための署名活動をしたり、少年達への支援を呼びかける活動をしていました。

彼らにとってこの会はこれまで裁判で不当に扱われてきた疑いの心を生んでしまった時に、とても心の支えになったと出所後に少年の一人が話しており、真実がどちらなのかはもはや不明となってしまいましたが、人が人を助けようとするこの活動には感銘を覚える素晴らしいものだと感じます。

出所後に御殿場事件「加害者」4名の実名が公表される

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捕まえられた10人の少年達の中で、4人が有罪となって刑を科せられてのですが、その際に全員の名前が公開されています。これに関しても未成年の少年達の名前を公開することに疑問を抱く意見も多くありました。しかし少年達は事件の取材に対して名前を出して臨んでいたことからある程度の覚悟はあったのだと推察できます。

少女に対してはこの時には名前の公開はなく、なぜ彼らもまだ成人していない身でありながら名前が公開されたのか、この点には確かに大きく疑問が残る形となりました。この部分でも裁判所が彼らに対して厳しく対処していると非難された部分でもあり、公平を重んじる裁判所に不満が残ったという意見も少なからず存在します。

出所後に井上さゆりを相手に民事訴訟を起こすも棄却される

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彼らは出所した後、自分たちが事件を起こしていないことを認めさせるために少女に対して名誉を傷つけられたことによる賠償金を求める裁判を起こしています。しかしこの裁判は却下されて島ており、その理由も的を得ていない話であり、再び裁判所を不振に感じさせてしまう事態となりました。

ここまでこの事件を見てみると、あからさまに地域でもかなり素行の悪かった少年達を都合よく有罪にさせるために裁判が進められたようにも見えてきてしまいます。もちろんあくまでも可能性であり、確実なものではないのですが、この裁判によって不振な思いを募らせる結果となった事は事実ではないかと推察します。

御殿場事件で加害者とされた残り6名の少年の処分は?

ここまで捕まった彼らがその後どうなっていったのか、その部分を見ていきました。その中で当時高校2年生だった4人は有罪となって2010年に出所をしました。では残りの6人はどのような処分が下されたのか、気になってきます。ではここからは残りの少年達がどうなったのか、見ていきます。

御殿場事件の処分①高校1年生の4名は少年院へ、1名は試験観察処分

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他の少年達の処罰についてですが、この時高校1年生だった少年4人は少年院に送られています。その際に何も反省することがないと家族に話しており、事件を自分たちがやっていないことを他の大人たちに話していました。彼らは1年と少しの期間を経て2002年に少年院を出ており、現在は普通の生活をしている人もいます。

他の当時高校1年生だった少年には試験観察処分が下されています。彼らは全員が有罪になった4人とは違い名前は公開されていません。しかしこれによって学校を退学しなければならなくなったり、大学を目指していた人はその夢をあきらめざるを得なくなるなど多大な影響を与えてしまいました。

御殿場事件の処分②当時中学生の少年1名は保護観察処分に

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この事件の中で最も年齢が低かったこの時まだ中学生だった少年は有罪ではありませんでしたが保護観察をされる事になりました。これはまだ義務教育の段階だったことと地齋に犯行を行った人物たちとの関係性があまりなかった事が理由として考えられます。

保護観察処分の後、実刑判決を受けることに

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しかしながらこの少年の判決の内容も変わる事になり、今まで課せられていた判決の内容を取り消されて新しく宣告を受ける事になります。この中で少年は2年と半年間の実験判決と4年間の猶予期間が設けられることになり、これはかなり重い処罰だと考えられます。

御殿場事件に対するテレビ朝日の取材

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ここまでこの事件で少年達が受けた裁判の内容に関して見ていきましたが、これは数多くの記者たちに取り上げられ、特にその中でもアナウンサーとして活躍する長野智子さんが有名です。ではここからはこの事件を取り上げたものとその内容についてまとめます。

御殿場事件の取材①「ザ・スクープ」

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この事件については先ほど紹介した人物が数年前から長年取材を行っており、この取材の中で数多くの前述した事件内の情報が判明しており、彼女のが行った少年達への取材の中では取り調べを行った人物たちから執拗な問答を続けられたことを話していました。事実であれば少年達にはかなりの苦痛だったことが伺えます。

他にもこの取材の中で彼らがこの事件を自分たちが行ったと話した経緯についても詳しく語っており、かなり強く詰め寄られたり、かなり厳しい暴行を受けた事も明らかにしており、こういった事から心身ともに疲弊が限界を迎え認めざる絵を得なかったと取材の中で話していました。

御殿場事件の取材②『御殿場事件「それでも僕らはやってない」』

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この中でもこの事件に関して取材で分かった情報を紹介しており、ここではこの事件内で捕まえられた10人のうち高校生だった2人のを中心に取り上げていました。この放送の後かなりの反響があったようでネット上では大多数の書き込みと共に、この事件が改めて世間に知られ始めるきっかけにもなったのです。

書き込みの中には裁判の内容がおかしいといった内容がかなりの量のようで、他にも日本の裁判を見直す必要があるなど問題点について指摘する声もありました。大反響によって続報も行われ、いかにこの取材と事件が注目を集めたかがうかがい知れます。

長野智子の取材記録は書籍化!『踏みにじられた未来』

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ここまでこの事件について数多くの取材を行ってきた長野さんはこの取材内容を本にして発表しています。この中にはこの事件に関してかなり詳細に内容を追って書かれており、なぜここまで問題になっているのかを知るには十分な内容となっています。

この本にはこの裁判を行った裁判長に実際に取材を行った内容や少女の話す意見の食い違う部分としてよく挙げられる事件当日の天気に関する他の人物からの話もまとめてあります。改めて日本において行われる裁判で等しく勧めるという事を徹底してほしいという事がこの本からは伝わってきます。

このような報道に対しても裁判所や政府は閉口したまま

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このようにここまでかなりの頻度で長年にわたってこの事件の取材が続けられ、真実に関して問い詰められているにもかかわらず当の裁判所は黙秘を続けています。その理由としては裁判での問題点を世間に認めてしまい、非難を浴びてしまう事になるからではないかと推察できます。

他にも前述した取材による裁判所などへの風当たりが強くなったことや、井上さんの弟がこの事件によって亡くなってしまった事も関係があるものと考えられます。いずれにせよこれらの機関が本当のことを話さない限り、真実は永遠にわからないという事だけは事実だと考えられます。

御殿場事件をモチーフにしたドラマ「9.99」が波紋を呼んだ

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ここまでこの事件に関する取材に関しての内容について見ていきました。ではこの事件をもとにした話がドラマで放送をされています。このドラマのタイトルの意味が日本の刑事事件の裁判での確率だという点や、その類似度から話題となりました。ここからはこの点について見ていきます。

松本潤が主役だった「99.9」の第5話

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この作品の簡単な内容としては、弁護士達を主人公とした作品であり作品内で取り扱う事件は全て刑事事件だという事も特徴的です。この作品は作りこまれた物語の脚本やしっかりと調べられた部分でも高い評価を受けています。

そして第5話の中では今回取り上げた事件とかなり似通った部分があり、作品内では事件に関しての内容の細部が脚本にあ和得て帰られていますが、この事件をモデルとしているのは間違いないと推察できます。他にも数多くの類似点がみつかり、犯人が少年複数名というのもかなり似ています。

放送後「御殿場事件」が検索ワード1位に

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この作品の中で、この話はなんと放送された後検索のワードの中で1位を獲得していました。それだけ今回の作品の中で取り上げられた内容に見ていた人たちが関心を持っていたことが分かります。また、話の作りこみの完成度の高さ等にも評価の声が多く聞こえ、高い人気だった話である事が伺えます。

他にも上記のように今回の作品でこの事件を初めて知ったという声も多く聞こえ、本当にこんな事件があったのかとても驚く声がネット内で多く聞こえました。また、今回の作品内では少女の方に有罪判決が出ましたが、本来の事件の方の判決の内容に疑問を抱く声も聞こえました。

長野智子もツイートでコメントを残す

これまで長年にわたって取材を続けてきた長野さんもネット内で意見を述べ、この事件がここまで詳しく取り上げられたことを驚いていたようです。書き込みはネット内でも話題になり、それだけこの事件が得意なものだという事が伺えて来ます。

御殿場事件モチーフの「99.9」第5話の反響

今回の第5話を見た人たちからは前述したようにかなり大きな反響を読んだようで、その中には先にも取り上げましたがこの事件をこのドラマから初めて知ったという声や、本当に平等を重んじるはずの裁判でこうした事が起きるのかと驚く声が多く聞こえました。

また、他にもこの話の中で今回の事件の内容をかなり詳しく描いていた事を改めて評価するといった声もあり、脚本を書いた人に対して賛辞の声も上がりました。そして裁判での犯人とされた少年達に対して同情する子声も多く上がり、気分がよくはなかったという意見も聞こえました。

このほかの事件をモデルにしたドラマ作品を知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

御殿場事件その他の冤罪事件

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ここまで事件を取り上げた作品について、それによるネットの声を見ていきました。こうした事件は絶対にあってはならないものなのですが、残念ながらこれ以外にも間違って捕まえられた、事件があるのです。ここからはそういった事件について見ていきます。

冤罪事件①袴田事件

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この事件はなんと50年近くもの間死刑を待つ身として刑を待つ男性の起こしたものです。彼は2014年に出所が認められたものの、自分は絶対にこの事件の免罪を訴え続けているのです。この事件も不当な取り調べによって無理やり言わされたという疑惑が強く残っていることで知られています。

事件は袴田巌という男性が盗みや放火を行ったとして捕まえられ、前述した無理やりな取り調べで事件を行ったと話してしまいました。その後刑務所の中で事件を起こしていないと言い続け、死刑は停止されました。しかしその後請求した再審の届け出は2018年に却下されてしまっています。

冤罪事件②大阪個室ビデオ店放火事件

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冤罪の事件として、大阪で起きた事件があります。これは大阪のビデオのお店で火災があり、10数名が死亡する事態となりました。調査の結果3名の身元が分からない人物が見つかりました。そのうちの一人の男性の部屋が火元だとされ、最初は取り調べの中で自分が火を放ったと話していました。

しかしその後男性は意見を一変させて自分は事件を行っていないと話し始め、取り調べの中で担当の人たちに怒られたことですぐに自分が行ったと話したのだそうです。この言い訳の為に嘘をつくという部分は今回の事件の少女と似通って部分があるようにも推察できます。

冤罪事件③米原汚水タンク殺人事件

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この事件は滋賀県の汚水を処理するタンクの中から女性の死体が発見されたことから判明した事件で、調査の結果彼女と浮気の関係があった男性を捕まえています。彼は女性への暴行の経歴があり、動機がしっかりとあった事から17年の服役を課せられました。

しかしその後彼が事件を起こしたとされる証拠はほとんどが誤りだったことが分かり、また女性の殴打の跡から血痕が付着しているはずなのですが、行ったとされる男性の自動車にはそういったものは見つかりませんでした。男性は事件を起こしていないと裁判を起こすものの、裁判所に却下されてしまっています。

冤罪事件④山口県下関6歳女児殺害放火事件

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これは4人の家族が住むアパートで火事が起き、娘の居場所がわからなくなってしまいます。調査の結果アパートの側溝から娘が見つかり病院に運ばれ亡くなった事件です。その後近辺で怪しい男性がいるとの情報から家族の母親の過去の交際相手の男性が捕まえられることとなりました。

彼が捕まえられた決め手として、亡くなった娘の服に付着していた男性のDNAなのですが、実際の事件が起きた場所には男性のものとみられるものは一切発見されず、この点で男性は犯人ではないのではないかと言われ、事件の場所には彼以外の謎の髪の毛や指紋の情報が見つかっており、増々謎が深まる結果となりました。

冤罪事件⑤痴漢冤罪で自殺

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こうした数々の犯人の可能性のない人物たちが捕まえられる事件が日本にはあるのですが、これ以外にも犯人だと決めつけられ、それによって自殺にまで至ってしまった事例があります。これは2009年に大学で勤務していた男性が間違えられて痴漢の犯人だと言われたことから始まります。

彼はその人物たちから助けを求めて警察署に向かうのですがその際のあまりにも杜撰な対応と冷たい態度から男性はこれを受けて自殺をしてしまいます。このいい加減な対応は数多くの中傷を受けることになりました。

井上さゆりの証言が怪しい理由を彼女の心理状況から見る

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ここまでこの事件以外にも犯人ではない可能性のある人物捕まえられた事例をまとめたのですが、ではここからはこの事件の中でなぜ彼女が怪しいと考えられるか、彼女の事件当時の心理状況から見ていきます。

性的な暴行を受けたにも関わらず心理的な疲弊が全くない

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まず普通であればまだ成人でない女性が複数人の男性から性的な暴行を受けた場合、何かしら心に傷を負う事はまず間違いないと思います。しかしながら少女は事件後特に何事もなかったかのように帰宅し、特に心に傷を負ったような様子がうかがえないのです。

性的な暴行というのはそれだけでそれを受けたものは一生のうちに治ることがない人も家う程に深刻なものなのですが、ここまで普通の状態でいるというのはこの事件自体が嘘であることの信憑性を更に高めてしまっているようにも推察できるのです。

御殿場事件の裁判長高橋祥子に関する問題点

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ここまで今回の事件を受けた直後の少女の心理状況についてみましたが、やはりとても性的な暴行を受けた後とは思えない平常心だと感じてしまうばかりです。ではここからはこの事件の裁判の中で責任者を務めた人物の問題点について見ていきます。

裁判長高橋祥子と警察は井上さゆりの嘘を認めてしまった事実を隠したかった?

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この裁判で責任者として進めていたこの人物の問題点として、事件の行われた日を変更した内容を認めてしまった点にあると推察します。これは少年達のこれまでの行いと事件の内容から少しばかり少女の側に傾いたのではないかと噂されています。

また、こちらもあくまでも噂になるのですが後に少女が嘘だと認めるまでこの変更の内容を認め続けたのには自身の今後の出世に関係するからではないかと言われています。自分のことしか考えない人物を責任者として立たせたことになり、この点は最大の問題点になってしまうかと推察できるのです。

御殿場事件の真相は未だ不明

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ここまでこの事件について取り上げていきましたが、裁判の内容や彼女の話す事件の内容を見ていくだけでも、つじつまの合わない点が数多く存在し、犯人とされる少年達が事件を起こした可能性はかなり低いことが容易に想像できます。しかし一考に口を開かないことからこの事件の事実は未だ謎のままなのです。

こうした事件は国内、国外含めて数多く存在し、この少しの間違いや嘘だけで犯人だと言われた人物の人生が大きく変わってしまう事はこの事件から大いに分かったります。この先こういった事件が一つでも起きないことを、願うばかりです。

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