ゲーム内の民家の中にいるのが、地縛霊のヨシダです。彼女は上の須藤・大宮と共に森へ立ち入ったうちの一人でした。17歳という若さで、何者かに背中を刺されながらも逃げ込んだ民家のロッカーの中に隠れ死亡したのです。
特に襲ってくる訳ではなく、民家を訪れた主人公に対して、便利なアイテムを提供して消えていきます。このゲームでは唯一の味方となってくれたキャラなのです。
生前のストレンジャーを襲った「生首」
こちらはこの森に出現しる別の幽霊で、有名な絵画「ムンクの叫び」を思い浮かべさせるような顔つきをしているのが特徴です。メインの幽霊と同じような見た目ですが、特徴は目から涙を流しながら追いかけてくるというところです。
また、すでに紹介しているストレンジャーの死ぬ前、須藤という男性を襲って殺してしまった犯人なのです。
よしえさんより先に怨霊となっていた?「UMA」
シリーズの「増殖」に登場する人間のような風貌の不思議な生物です。実は今回紹介しているヨシエよりも昔からこの森に出没していると言われているようです。こちらも、20歳という若さで、この森の近くで殺害されてしまい残念なことに幽霊となってしまったのでした。
そして特徴的なのが、プレイヤーを追いかけてくるときの動きがとにかく気持ちが悪い!という点です。長い手足を折り曲げてクネクネと執拗に追いかけてくる姿は怖さと気持ち悪さのコラボレーションのようです。
Contents
そこそこの難易度が人気の理由?!
実はこの恐怖感MAXなゲームが公開日が古いのにも関わらず、今でも実況動画やコメントなどが絶えない理由を考えてみました。流行りの入れ替わりが激しいゲーム業界の中でもフリーゲームでここまで楽しめるというのもなかなか無いのでは無いでしょうか?
実際にYouTubeの実況動画などを見ていると、動画投稿されたのは数年前などなのに現在進行形で視聴者からのコメントがついています。そのくせになる不気味さと面白さがネタの一つとなっているようです。
怖いもの見たさ!
このレトロな作り、独特なキャラが特に怖い!次々に登場する怖いバケモノたちをいかにかわしていくのかというのに挑戦してみたい人も多いようです。
また、とてもシンプルで単純なシステムになっているのにも関わらず画面全体の薄暗さや追尾システムを搭載したかのように執拗に追ってくるバケモノに、あなたは叫ばずにプレイすることができるでしょうか?
同じように怖いもの見たさで人気のゲームがあります。それは「うさぎパズル」というゲームです。ゲームの指示通りに進めていけば怖くはないけれど、指示に逆らって進めて行くと最後に待ち構えているのは・・・気になる方はぜひ一度試してみてください。
セーブはできない!
実はこのゲーム、途中で保存することができません。例えば普通のゲームだとボス戦の前に念の為保存しておいたる、重要なアイテムを入手したら念の為保存したりして遊びます。そんなゲーマーの唯一の救いが使えないというのはあまり見かけません。
このお化けたちに追いつかれてゲームオーバーになると即死です。その後同じ場所からの再スタートはできません。それを念頭に置いてプレイしていると、バケモノに追いつかれた時の絶望感は普段より多いのかもしれません。
大きな悲鳴をあげてスッキリ?
プレイ中に急に現れるバケモノたちに、あなたは叫び声を抑える事ができるでしょうか?大きな声を出すと以外にスッキリするものです。もしかするとその叫び声で少しストレス発散しているのかもしれません。
「よしえさん」が登場!恐怖の森の実写映画
実はこのゲーム、実写化もされています。当時は「まさかの実写化?」と話題になっていました。原作がとてもボリューミーなので、映画自体はその後シリーズ化されていた事も考えると、以外に人気だったのかもしれません。
同じようなホラー映画やドラマの中でも、たくさんおすすめがありますが昔放映されていたホラーアクシデンタルもおすすめの一つです。気になる方は次の記事を読んでみてください。
よしえさんが実写で登場!「デスフォレスト 恐怖の森」
2014年の12月に公開された、実写化シリーズの第一段です。原作をベースに作られた作品で、この不気味な森に迷い込んでしまった人たちが不気味な幽霊や生き物に遭遇していくという内容です。
原作と同じ登場人物に加え、新たな登場人物も登場し様々な方面からこの不気味な森の中で起きることを体験していきます。主人公は無事森から脱出できるのか?1作では完結しないドキドキ感を味わえます。
よしえさんが合宿に来た演劇部員を襲う!「デスフォレスト 恐怖の森2」
2015年の3月に公開された、前作の続編になります。その後、この森の不思議を解明しようと一人奮闘する主人公はとある高校の高校の演劇部に出会います。その高校の旧校舎を舞台にストーリーが繰り広げられていきます。
この古い建物の中で幽霊達に遭遇してしまった学生達は、果たして逃げ切る事ができるのか?そして主人公はさらなるヨシエの秘密を発見する事ができるのか?恐怖感も倍増しているハラハラするストーリー展開です。
よしえさんは森を出ても追いかけてくる?「デスフォレスト 恐怖の森3」
2015年12月に公開されているシーリズ第三作目です。調査を続ける主人公は、あの不気味な森を離れます。しかし、離れてもなおあの森の不気味な住人達は彼を追いかけてくるのでした。
彼女の正体や、生前の記録などに迫りながらも恐怖と戦っていく主人公とその周囲の人間達の決死の戦いに胸を掴まれる内容です。果たしてこの恐怖が終わる日がくるのか?気になりながら楽しむ事ができます。
よしえさんの謎にフリーの記者が迫る「デスフォレスト 恐怖の森4」
2016年の4月公開の四作目です。主人公はとある事がきっかけで、この幽霊達の正体を突き止めるヒントを得ます。それを元に調査を続け、少しずつ答えに近づいていく主人公ですが、追っ手は近づいてきます。
とある新聞記者が残した手刈りによって、さらなる秘密を知ることができたのですが同時に襲われてしまいます。なぜ周りの人間ばかり殺されていくのか、秘密を知る事はできるのでしょうか?
よしえさんとストーカーが渋谷に進出「デスフォレスト 恐怖の森5」
2016年9月に公開された最新作です。そして今回は渋谷で巨大な白い顔を目撃したという話がから始まります。見えない人もいたようでしたが、多くの人の目撃情報が上がっていました。そして、ソレはホラーゲームの中から出てきた幽霊であるという話が広がっていたたのでした。
四作目以降、行方不明になっていた主人公もこのバケモノ問題を解決するために探し出されます。そして皆で力を合わせて退治に挑むのですが・・・第一作目から張り巡らされたヒントが回収されていき、答えへと近ずく内容になっています。
「よしえさん」が怖くてプレイできない人は実況動画を見よう
ここまでこのゲームとキャラについて詳しく説明してきましたが、こちらを読んで「じゃあ自分もプレイしてみよう!」と思った人と「絶対無理」と思った人に別れるかと思います。
そんな時はぜひYouTubeでゲームのプレイ実況動画を見てみてはどうでしょうか?自分自身でプレイしないので気楽に挑む事ができますし、他のプレイヤーが驚いたり叫んだりするのを楽しみながら、結末までみる事ができます。
実況者の絶叫で逆に怖くなる?「絶叫実況プレイ」
こちらはまさに、プレイしながら叫び声を抑えることができないほど驚いている実況動画です。バケモノが登場するたびに涙が出るほど驚きゲームオーバーを迎えるそのプレイスタイルは、視聴者に恐怖感とエンターテイメントのような笑いも与えてくれます。
もしも怖いけれど、内容を見てみたいと思う人はこのような実況動画を見ることで「自分より怖がってる人がいる」というような感情で恐怖感をあまり感じることなく集中できるかもしれません。
コメントで笑ってしまう「色んな声で恐怖の森を初実況プレイする」
少し古めの動画ですが、現在でも視聴回数を伸ばしておりついついくせになる動画になっています。実況者は、もちろん怖がりながらプレイしているのですが、そのさいのコメントや喋り方がとても面白いので人気です。
動画内では、芸能人のマネをしてみたり、やたらとイケメン風ボイスでカッコつけてみたり、素で驚いてしまったりと変化に富んでいます。もちろん一つ一つのコメントも面白いのでぜひ一度ご覧ください。
ユーザーに愛されるキャラクターへと変わってきた!
今では原作の作品の中だけに止まらず、別のゲームや動画などにアイコンとして登場してくるのをよく見かけるようになりました。ただ怖いという理由だけではなく、話題になったゲームのメインキャラとして知られるようになり多くの人の目に留まったことでより愛されるようになったのかもしれません。
メイクで真似してみる人も!
YouTubeではメイクの方法を後悔しているユーチューバーの中でも、特殊メイクのようなタイプが得意な人が挑戦しています。顔中を真っ白に塗りたくり、黒目が大きく見えるアイコンタクトを使いよりリアルに仕上げています。
仕上がりを見てみると、本場のハロウィンなどで出てくるゴーストのようなとてもリアルな仕上がりになっています。気になる人はぜひ検索して、動画を一度ご覧ください。
自作のマイクラワールドに登場!
自分でオリジナルのワールドを作って配布できることで知られている「マインクラフト(マイクラ)」ではワールド内に彼女を登場させている制作者もいるようです。
原作と同じように、プレイヤーを追いかけてきて追い詰めゲームオーバーにしてしまうキャラとして登場します。ほのぼのしたワールド内で急に現れる怖い顔面は一気にホラー感を増しているようです。
よしえさんは怖いけれどどこか憎めないキャラクター
とあるゲームに登場するとても個性的なキャラについて詳しくご紹介してきました。彼女はたくさんのプレイヤーの恐怖感を煽りゲームの立役者となっていることに間違いはありませんが、と同時に個性的な動きや表情に魅了されゲーム以外でも話題に上がるほど愛されているキャラでもあると言えます。
たった一つのフリーゲームの中に登場したキャラが、ここまで年月がたってもいまだに話題に上がる愛されると誰が予想したのでしょうか?怖いながらに恐怖以外の魅力を持ったキャラクターが実は多く存在しているのかもしれない、というのに気づかせてくれるきっかけになるかもしれません。
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