問題のページの次のページは、主人公が女性の友達と飲みの席を設けいます、女子会と称されて設けたわけではないですが、このページについて主人公がハラミ会について語っているシーンがあり、反対派の意見とほぼ同じ内容となります。
ハラミ会のその後②ハラミ会自体セクハラじゃない?
主人公はこの会自体に対してセクハラではないのかと話しており、またずるいといった話をしています。しかしこれは職場での話であり、プライベートのことに関しては一切はなしておりません。一般的な意見についてもここの判断がかけている気がします。
また同時に主人公は、「好き好んでおっさんと飲みたくない」とも話しており。端的にそのとき会で食べに行った鳥つくねが食べたいがあまり、反対的な意見を述べているようにも見えます。議論にはなっていますが、あくまでフィクションです。
Contents
ハラミ会誕生秘話!作者が語る真相とは
このように話題とになりおおくの意見を生んだこの会はモトカレマニアという漫画に出てきます。ということはもちろん作者がいます。その作者はこの騒動になにを思うのでしょうか?またこの会にはどのような思いで誕生したのでしょうか?くわしく解説していきます。
ハラミ会誕生秘話①作者の実体験から着想を得る
この会が設立されたのは、作者自身の実際の体験がもととなったようです。ランチなどには参加できたようですが、時間帯がよるになった飲み会には参加できなかったようです。この時の体験がこのような議論を生んだことになります。
ハラミ会誕生秘話②今般的な解決ではないと作者自身も思っている
完全に男女で過ごす時間をなくすことで、セクハラがなくなることにはならない、つまり実質的な解決策にはならないと思っているようです。こんなのがあってもいいんじゃないのかな程度で書いたようです。反対意見への共感も示しています。
「ハラミ会について賛否両論して考えることはいいこと」
ただこの騒動について、みんなが議論することに関しては、いいことだと語っています。男女差別に敏感な昨今で、それ自体を問題としていろんな意見を出し合い議論することは。みんなで問題についての答えを導き出すことにつながるからです。
ハラミ会はすでに海外で始まっていた?ウォール街の新ルールとは
日本の漫画出典かと思いきや、ほぼ同じ意味として海外ですでに行われていました。それも同時期で、問題になることが当然のように明るみにでたのです。では海外ではどのような問題になっているのか詳しく解説していきます。
ウォール街で働く男性が恐れる「Metoo運動」
まず前提としてウォール街の中で働くのは、男性ばかりです。ウォール街はアメリカのニューヨークにある金融街です。証券会社や銀行などが多く、責任の多い仕事が集中する場所です。ここで女性がセクハラなどを訴えることが「Metoo運動」と呼ばれます。
ハラミ会と同時期に始まったウォール街の新ルール
海外ではMetoo運動に対する動向としては、座るときは隣に女性を置くな・ホテルは別の階を選べ・食事は一緒にとるななどで、これは女性関連のトラブル・リスクを根本からなくそうという働きで、とにかく女性に近寄るなという運動です。
ハラミ会は昇進に有利な情報の共有の場!えっそうなるの?
この運動に対して女性の考えは批判的で、この運動上で行われる飲み会などは、出世に関する情報がやり取りされる場であり、その機会が奪われるのは差別だと考えているようです。また他にもセクハラに関しても考えていることがあります。
それはセクハラかどうかは私たちが決めるが、私たちから逃げるのはおかしい。というものです。さすがにこういわれて「じゃあしょうがない」とはならないですよね?逆になおさら避けるようになるようにも考えられます。
実際に男女差別になるのか?
ここまで解説してきた中で、実際にこの会は男女差別に当たるのでしょうか?法律的な見解はできませんが、賛否両方の意見をまとめて考察していきます。またここでは、漫画のシーンを元とし、現実の世界に当てはめた場合とします。
問題は「女性だから参加できない」
一番の問題は女性だから参加できないという部分です。女性がいればセクハラしてしまうかもしれないといったことを懸念してのことです。ここで前提にあるのは、「会社の飲み会」ということなのですが、どうでしょうか?
意見としては、飲み会でできるコミュニティもあるといったものが多く、それゆえ会社での疎外感があるというものです。確かにその通りとも思います。しかしここで出てくるのは逆の立場になった時のことです。
反論は女子会や女性専用車両
これに対しての反論は、女子会と女性専用車両についてでした。確かに女子会と称し同僚と飲みに行く女性もいます。ここでできるコミュニティもあるでしょう。つまりハラミ会が男女差別に当たるのであれば女子会もそうでしょう。極論お互い様でいいのではないでしょうか?
男女差別と声を上げれば、それはお互い様となり両者納得でいいのではないでしょうか?男女差別かどうかでいえば、時と場合によるといった感じです。そもそも飲みたい人と飲みに行けばいいのです。差別といえばこんな事件もあるので是非ご覧ください。
ハラミ会は本末転倒?!女性活躍の場が縮小する危険性も
女性とのトラブルを避ける為にできたこの会ですが、本末転倒な結果になっています。海外も一緒で逆に女性が激怒する場面が多く、その理由としては女性が活躍する場がなくなる可能性を考えてのことです。では解説していきます。
ハラミ会への危惧①ウォール街上級幹部へのインタビュー
海外でのハラミ会に対して、ウォール街で働く幹部の方はインタビューに対してこう答えています。Metoo運動を恐れている男性従業員にたいしての対応に困っている。しかし運動にたいして男性からすれば卵の上を歩くようなものと話している。
ハラミ会への危惧②女性採用が減ってしまう
またこのような対応ばかりしていると、もっと深い原因、つまり根本を絶つことになっていき、そもそも女性が会社で働く環境にしないということにつながります。これは女性が活躍する環境を奪ってしまうことになるのです。
ハラミ会への危惧③本末転倒になってきているとネットがざわつく
つまり、女性とのトラブルを避けるあまり逆にこのことが女性とのトラブルにつながるということになり、これでは本末転倒だとネット上でざわつくシーンもみられています。対策をとっても新たな問題が起きまた対策をとらなければならないのです。
「ハラミ会」が登場した漫画「モトカレマニア」
ここでこの会が話題になった原因「モトカレマニア」について解説していきます。どのような内容なのか?作者は誰なのか?問題のシーンは何話なのか?などこの漫画について紹介していきます。それではご覧ください。
漫画家・瀧波ユカリさんの「モトカレマニア」
まず作者は瀧波ユカリさんという漫画家です。この作品のほかに「女もたけなわ」や「あさはかな夢みし」なども手掛けています。他にはエッセイを漫画にしたり、イラストなども幅広く活躍されています。
ハラミ会が登場するのは第2話
そして問題のシーンが収録されているのは、単行本1巻の第2話です。そもそもこの漫画の内容は、主人公が5年前に別れた元彼の動向が気になる、つまり元彼のマニアであることが前提で話が進むのですが、男女差別に関する話ではないのです。
ハラミ会登場回まで無料で読める!
ここまでの騒動になった漫画だけあって、少し読んでみたい気もします。この回まで無料で読むことができるサイトやアプリなども多いので、ぜひ一度どのような漫画なのか読んでみてください。ただそれ以降は有料になる場合があるので購入が必要です。
ハラミ会は賛否両論!今後の議論にも期待
いかがでしたでしょうか?恐らく読者の方の性別で、意見が極端に変わってくるかと思います。文字通り賛否両論なこのハラミ会の問題ですが、この先男女差別の問題が敏感になってくればくるほど、例に挙げられそうな内容でした。
しかしそれは実はいいことであって、問題になりやすい事象について個人の意見を言えることは、この先同じような問題が起きた際の議論に期待できるということなのです。男女差別のこと以外にも考えさせられるものでした。