ゴーストタウン50選!日本から海外まで紹介!人が消えた街の魅力とは?

もともとこのサルデーニャ島はその気候により一年を通して雨が降る日が多く、嵐の様な豪雨に見舞われてしまう事がしばしばありました。その雨のせいで地表の砂利や路面が『地すべり』が危険が懸念されて、人々がその村から離れて放棄されてしまったのです。グーグルアースのストリートビューでその街並みを確認する事ができます。

世界のゴーストタウン⑯プリピチャ(ウクライナ)

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東ヨーロッパに位置して東にはロシア連邦、西にはハンガリーなどの国がある面積の広い国『ウクライナ』現在はウクライナの領土でしたが、過去はソビエト連邦の占領下でした。ここで世界的にも有名でセンセーショナルな大事故『チェルノブイリ原発事故』により、その周辺が全て高い放射線量によって汚染され『ゴーストタウン』と化してしまいました。

その町がまだ存在しいた当時から地図上には載っていない『秘密都市』的な存在でした。たくさんの住居が連なり、小学校や中学校などの様々な『学校』が20以上も設置されており、当然病院も存在していました。更には遊園地や美術館、スタジアムといった娯楽施設も充実していましたが、前述の事故によりその全てが失われえてしまったのです。

ゲームの舞台にも

『S.T.A.L.K.E.R.』というFPSゲームは実際に『ウクライナ』の制作開発チームが手掛けていて、マップだけではなくその世界観やストーリー、などがもろに『チェルノブイリ原発事故』や『プリピチャ』をテーマにしていてセンセーショナルを集める作品なのです。

この作品をプレイすればストリートビューや映像で確認するよりも、その悲惨な原発事故の跡地を間近で体験できるのではないでしょうか?また『コールオブデューティー4モダンウォーフェア』という大人気FPSゲームは、PC、プレイステーション3、Xbox360など多くの対応プラットフォームで発売されましたが、『廃墟』となっているステージとしてこの町が登場します。

世界のゴーストタウン⑰ヴィスビュー(スウェーデン)

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西にノルウェー、東にフィンランドが面しているヨーロッパ北部、スカンディナヴィア半島に存在する『スウェーデン』この国の南西に位置するかつては都市だった場所です。現在から1000年以上も前の10世紀に王国都市として設立されましたが、歴史の中でその都市全てが「廃墟」と化してしまいました。

世界的にも歴史的な建造物、王国として有名でありその『遺跡』には数多くの観光客が訪れています。西洋文化やファンタジーな世界観が好きな方には堪らないのではないでしょうか?興味のある方は一度足を運んで訪れてみてはいかがでしょうか?

世界のゴーストタウン⑱ベルチテ(スペイン)

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ヨーロッパ南部に位置していて南にイギリス、北東にフランス、西にはポルトガルが面している情熱の国『スペイン』に存在していた村です。音楽のコンサートや花火大会、闘牛などの楽しい行事が多く開催される『サラゴサ』州から40キロメートル離れた場所にあった市街。

現在から80年以上前の夏、スペインの国内で『内戦』が起きてしまいました。その中で2週間の間この市街が戦争の舞台となってしまい、街や建造物はほぼ跡形もなく破壊されてしまったのです。復興のためこの周りに新しい『新市街』が開発され、当時の街並みが変わらず現在も残っています。

世界のゴーストタウン⑲オッツェンラート(ドイツ)

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ナチスドイツや西と東を隔てていた『ベルリンの壁』などで有名で、ヨーロッパの中西部に位置する『ドイツ』この国では現在でも資源やエネルギーを生み出すために、『石炭』や『火力』などが用いられており『ガルツヴァイラー』という巨大な炭鉱が時代と共に広がりつつありました。

そんな巨大な炭鉱に飲み込まれる様になくなっていったのがこの『廃村』なのです。ちなみにこの巨大炭鉱の広さはなんと東京都練馬区とほぼ同じ面積だと言われています。自然が産み出した資源や自然を利用すると、どのような影響を及ぼすのかよく理解できるそんな『場所』なのではないでしょうか?

世界のゴーストタウン⑳ピラミーデン(ノルウェー)

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北欧神話、北ヨーロッパ、山脈や凍った運河、その大部分が『沿岸』でありスキー場が人気な『ノルウェー』にかつて存在していた村です。先ほどご紹介したドイツの『廃村』同様にこちらも、炭鉱拡大により滅びてしまいました。現在は炭鉱村の『跡地』として煌めかせ残っています。

現在から110年前、1900年代初期にはその土地をノルウェーではなくスウェーデンが発見して数年後にその土地を『ソビエト連邦』に売却しました。そして暫くは炭鉱地としての村が発祥して人間の居住区として機能しはじめ、栄えていた頃には人口1000人以上にもなりましたが、21年前の平成10年に国の管理下を離れ『廃村』になりました。

世界のゴーストタウン㉑オラドゥール・シュル・グラヌ(フランス)

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世界を代表する先進国の一つで首都『パリ』では様々なファッションやブランドが発祥していった、ヨーロッパ西部に位置する『フランス』の呪われている『廃村』です。これまでご紹介した中でもトップクラスに痛ましい悲惨な出来事が起きています。戦時中、ヒトラー率いるナチスドイツの『武装親衛隊』がこの村を占領しようと攻め入りました。

『女性』や『子供』はこの村に存在していた『教会』に閉じ込められて、逃げようとするものなら容赦なく『虐殺』しました。『男性』は皆一斉に小屋に追いやられて、最後には両足を鉛で打ち抜かれて命を奪われました。ナチスドイツから解放された現在も、強い怨念や恨みを想った幽霊が出ると言われていて、現在も人が住み着かず廃れてしまっています。

世界のゴーストタウン㉒旧ソ連秘密都市(ラトビア)

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ヨーロッパの北部に位置しており、森林と浜辺が広がる自然豊かな国『ラトビア』この国にはかつてのソビエト連邦が設立した『秘密都市』がありましたが、ソビエト連邦で革命が起きて崩壊した際にこの秘密都市もソビエトの管理下から離れて、誰一人も居住しなくなり廃れていきました。都市とはいっても現在は団地のような建物と大きな『パラボラアンテナ』が残っているだけです。

世界のゴーストタウン㉓アスコリド島(ロシア)

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世界地図を見ても一目瞭然ですが、世界でもその面積が最大であるかつてソビエト連邦であった『ロシア』の領土である島自体が『廃島』と化してしまっているのです。場所はロシアではなく中国や韓国、台湾に近い日本海に浮かぶ孤島なのです。

金銀が眠っていた鉱山を巡ってこの島に要塞のような『防御施設』が建築されていきましたが、戦後にその役目を終えて現在はただの『孤島』になっています。現在でも一部の兵器が残っており、あのジブリ作品『ラピュタ』を彷彿させる風景が広がっています。

大陸別!世界のゴーストタウン30選~北アメリカ・南アメリカ編~

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先ほどはヨーロッパ大陸に位置する国々に存在する『ゴーストタウン』や『廃村』をご紹介していきました。フランスの『呪われた廃村』やウクライナの『原発事故の跡地』などは非常に印象に残ったのではないでしょうか?人為的に『カタストロフィ』が起きてしまって廃れてしまっていった村や市街は意外と少ないのかもしれません。

続いてにご紹介するのは『北アメリカ大陸』『南アメリカ大陸』2つの大きな大陸に位置する国々から、目を引いてしまうような『廃村』の数々を皆さんにご紹介していきます。果たしてこの二つの大陸にはどんな止まってしまった滅びし煌めきの村や町が存在しているのでしょうか?過去のエピソードや現在の事もしっかりとまとめていきます。

世界のゴーストタウン㉔トゥー・ガンズ(アメリカ)

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あらゆる分野で世界一を誇る、最大の先進国、世界の中心的存在である『アメリカ合衆国』この国の南西部に位置して『グランドキャニオン』や大自然が広がる『アリゾナ州』にかつて存在してた村です。1800年代には2つの種族が対立して、紛争が起きた舞台になりました。

その後段々と車文化が始まってくると、『ナショナル・トレール・ハイウェイ』という道路が完成すると主要都市への『中間地点』『休憩所』として多くの観光客がこの村を利用しましたが、現在の『ルート66』という道路が完成すると、道路共にこの村も使われ亡くなり人々から忘れ去られていきました。恐らくピクサー映画の『カーズ』の舞台となっている村です。

トゥー・ガンズとは

トゥーガンズとは『二丁拳銃』という意味があり、2丁もの拳銃を両手にもって弾丸を打ちまくるという荒くれ者の代名詞、キャラクター的存在であり、かつてこの村にはそんな人物が住んでいたという言い伝えがあるため村そのものの名称にもなっているのです。

世界のゴーストタウン㉕ヴィラ・ラーゴ・エペキュエン(アルゼンチン)

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サッカーが強い国。南アフリカ大陸の最南部に位置している『アルゼンチン共和国』この国にかつて存在していた町です。運河の置き換えによりその運河に水没してしまった町ですが、その後段々と水量や水かさが減っていき、再び水没していた町が地上に現れました。水没していたためか建造物の多くは損壊しており、また鉄や金属は錆びついています。

世界のゴーストタウン㉖ロブザード(カナダ)

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アメリカ合衆国に面していて、ロシアの次に国土面積が広い『カナダ』この国もアメリカ合衆国と同じようにいくつかの州が存在していますが、南西部に位置する『流れが速い川』という意味を持つサスカチュワン州に存在する過疎化している集落です。

役100年前にこの地を開拓して、人々が住居地として移住し始めて最盛期には50以上の企業が連なっていましたが、現在では人口が10人近くしかいないそうです。ストリートビューでもその街並みの全貌をよく確認できますが、本来車や人々が行き交うはずの道路を横断しているのは『牛』であり、どうやら近くに遊牧地があるみたいです。

世界のゴーストタウン㉗ハンバーストーン(チリ)

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かつては『スペイン』の植民地であり、アルゼンチン共和国と同じように南アメリカ大陸の最南端に位置する細長い国『チリ』この国の『タラパカ地方』の『アタカマ砂漠』に存在していた町です。硝酸塩鉱山などで栄えてきた時代に建てられた木造建築の住居や施設が、現在ものそこまで色褪せずに残っています。

海岸沿いには木造の墓地が広がり、海賊や『大航海時代』を感じさせる風景がノスタルジーを感じさせます。街には街灯や細かなオブジェクトまで残っているので、気になる方はストリートビューなどで確認してみてもいいのではないでしょうか?

世界のゴーストタウン㉘パランガリクティリミクアロ(メキシコ)

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アメリカ合衆国の南に存在するルチャ・リブレというプロレスのようなスポーツが有名な情熱の国『メキシコ共和国』この国もカナダやアメリカと同じように32の州で形成されています。南西部に位置する『猟師の地』を意味する『ミチョアカン州』にかつて存在していた村です。

世界では第二次世界大戦が起きていたころ、この州では自然がもたらす災害が起きてしまいました。それは『パリクティン』という火山が大噴火したのです。噴き出して流れた溶岩はこの村一帯を包み込み、ほぼすべてを焼き尽くしました。神のご加護というべきなのか奇跡的に唯一『教会』だけがこの村に残っているのです。

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