又野誠治はなぜ自殺してしまったのか?松田優作や稲川淳二との関係は?

2004年3月23日に、又野誠治は自殺を図ったのでした。この日のの夕刻に、彼が倒れているのが妻により発見されたのです。彼は天井を見上げてあおむけに倒れており、首には布のようなものが巻きつけられていました。

発見した妻により119番通報され、病院に搬送されたものの、残念ながら死亡が確認されてしまいました。没年齢は43歳でした。室内には争った形跡はありませんでした。また目立った外傷等もないことから、殺人ではなく自殺であると判断されました。あまりにも早すぎる突然の死でした。

自らが経営する飲食店「Aサイン」で首を吊り自殺

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彼が自らの首に布を巻いて自殺を図った場所は、自らが経営する飲食店「Aサイン」の中でした。「Aサイン」のあった場所は、東京・西荻南です。自らが経営する店を、自身の最後の場所に選んだのです。自ら経営する店で自殺しなければならなかったと考えると悲しいものです。

客が帰ったあとに一人居残り自殺を図った

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自殺した日の午前10時頃までは、彼は妻と一緒にいて、他にももう一人の客の3人で過ごしていました。その客が帰った後、「暖かいからここで寝る」と言って妻だけを家に帰し、一人だけで店内に残りました。そして夕方になって、妻が再度、飲食店「Aサイン」に開店準備のために訪れたところ、彼があおむけに倒れているところを発見したのです。

客と妻がいなくなって数時間のうちに自殺を図ってしまったのです。その日の午前中までは客を交えて元気に話をしていた旦那様が、ほんのしばらく一人にしてしまっただけで、数時間後にはこの世からいなくなってしまうなんて、いったいどれほどの衝撃があったでしょうか。

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又野誠治はなぜ自殺したのか?その理由を考察

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又野誠治はなぜ自殺をしたのでしょうか。死を選ばなければならないほどまでに悩むことが何かあったのでしょうか。自殺の正確な理由は定かではありませんが、仕事の悩みがあったのではないかと言われています。彼は、自殺を図る前の頃には仕事のことで深く思い悩んでいたと言われています。

又野誠治が自殺した理由は仕事の悩み?

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彼は、「なぜ自分には仕事が来ないのか?」と思い悩んでいたと言われています。仕事がないというのは確かに大きな悩みになると考えられます。特に家族を持って自分が養わなければならないと思い詰めていたのであれば、自分の限界に絶望して死を考えるということも有り得るのかもしれません。

次の仕事は決まっており謎が残る

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このように、仕事がないことで悩んでいたとは言われているのですが、実は次の仕事が決まっていたのです。それが、「コーストガード 救命指令118」を映像化するという仕事です。自殺の一ヶ月後には、この仕事の打ち合わせが控えていたということです。

次の仕事が決まっているのに、仕事のことで死ぬほどまで思い悩むものでしょうか。仕事がゼロであればともかく、先の見通しが全く立たないわけではないので、少しは将来に対して希望を持てそうなものです。本当に自殺の原因は仕事の悩みであったのか、謎が残ります。

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