はじめに
日本全国、場所を選べば年中釣れるメバル。メバルをルアーで釣りあげるメバリングは、近年人気が急上昇しています。このページではメバリングをはじめたいと思っている初心者の方に、メバリングリールの選び方のポイントと、メバリングリールのおすすめ10選をご紹介します!
メバリングリールの選び方①
メバリングリールを選ぶときに見るべきポイントとは?
メバリングリールを選ぶときに失敗しないためのポイントは、大きく分けると3つあります。①サイズと重さ、②各種性能、③メーカーと値段です。それぞれ釣り初心者の方にもわかりやすいように解説します。まずはメバリングリールの①サイズと重さについてです。
①-1:番手(サイズ)
「番手」とは、リールのサイズを表しています。数が大きくなるほど、サイズも大きくなります。具体的には、1000番台の小さいサイズから、とても大きいものだと30000番台のものも存在します。メバリングにはコンパクトなサイズが適しています。ただし、各メーカーで番手の振り分けが500ほど違うので注意が必要です。シマノ製なら1000番台から2500番台くらいまで、ダイワ製なら1500番台から2500番台を選びましょう。
①-2:自重
「自重」は文字通り、リールの重さです。同じ番手でも、素材によって自重は異なります。軽い方が操作がしやすく、疲れにくいなどのメリットがあります。逆に重いものは、剛性や耐久性などにこだわっています。メバリングの場合、ロッドも軽いものを使うので、リールも軽量のものを選んだほうがバランスがよく、扱いやすいです。目安としては、200g前後のものを選びましょう。
メバリングリールの選び方②
メバリングリールの機能面で見るべきポイントとは?
サイズや自重だけでなく、メバリングリールを選ぶときには、機能面のチェックも大事です。重要な、リールの「ギア比」「ドラグ性能」「糸巻き量」の3点は、しっかりチェックしましょう。
②-1:ギア比
「ギア比」とは、リールのハンドル1回転につき、糸巻き部分が何回転するかを表した比率です。ギア比が高い(ハイギア)ほど、少ない回転で早く巻き取ることができますが、その分ハンドルが重くなります。メバリングでは、ワームやルアーをゆっくりと長く巻くことが必要なので、基本的にはギア比の低いローギアを選びましょう。
②-2:ドラグ性能
「ドラグ」とは、ラインを巻き取る力のことです。単位はkgで表します。リール上部にある、つまみのようなノブを時計回りに回すとドラグが上がります。メバリングでは、2kg前後のドラグを使います。ドラグノブで微調整できますが、アジングより急な引きが強いメバリングに合わせて、ライン(糸)のブレイク防止力ができるだけ高いものを選ぶと安心です。
②-3:スプールサイズと糸巻き量
「スプール」は、リールのライン(=糸)を巻いている部品のことです。スプールのサイズが小さければ糸巻き量が増え、ラインの長さやの太さを確保しやすいです。逆に、スプールサイズが大きいと糸巻き量が減って、放出時の抵抗が減るので遠投などに適してます。ただ、メバリングは遠投する必要があまりないので、スプールサイズが小さめで使用するラインが100mほど巻けるものを選びましょう。メバリングでは、PEで0.3号前後、フロロカーボンで3lb前後のラインが一般的です。
メバリングリールの選び方③
メバリングリールでおすすめのメーカーや価格帯とは?
さまざまなメバリングリールのメーカーがあるなかで、どこのメーカーから買えばいいか、値段はいくらくらいのリールなら失敗しないか、というポイントを解説して行きます。
③-1:リールメーカー
日本で特に有名なリールメーカーに、「シマノ」「ダイワ」「アブガルシア」があります。大手の安心感もあり、それぞれメバリングに特化したモデルも出しています。どのメーカーでも、ご紹介した選ぶポイントを満たしたメバリングリールならば問題ありません。ですがメーカー間の番手表記の違いなどには注意しましょう。また、ロッドなども同じシリーズでそろえることを想定しておくのも手です。
③-2:価格帯
一口にメバリングリールといっても、3000円を切るものから上は100000円近くまでさまざまです。価格は基本的に、自重が減るほど、また搭載機能が増えるほど高くなります。最近は安価でも品質が上がっているとはいえ、初心者だからこそある程度以上の品質はあった方がよいです。そのため、少なくとも5000円以上、できれば10000円台の価格帯から選ぶことをおすすめします。長く使うことができればコスパもよくなります。
次はいよいよ、以上のポイントをおさえたメバリングリールおすすめランキング10選をご紹介します!
メバリングリールのおすすめ①
シマノ「ソアレBB C2000PGSS」
メバルやアジに特化しながら、ライトゲーム全般にも対応できる、シマノの代表的な入門機です。ドラグや糸巻き量など、機能面は当然メバリングに最適。自重は190gで、初めての触る方には驚く軽やかさです。こちらは、パワーギアかつ溝が浅いタイプ。価格帯はamazonで現在11000円前後です。初心者から上級者まで間違いのないメバリングリールといえます。