ポピーザぱフォーマーとは?検索してはいけない言葉のトラウマアニメ!

Array

さらに作品作りの最中、手がどうしても足らず回らない作業もあったようです。そのCGが先ほど登場人物でも紹介したカエルです。実はこのカエルは当時の制作メンバーだけでは作業量的に作れなかったそうなのです。

そこで監督が編み出した苦肉の策というのが、自腹で外注です。なんと、監督の自腹によってゲーム会社の友達にカエルだけを作ってもらえるようにお願いしたそうです。これによって、さらにあの作品は深みを増したというわけです。

ポピーザぱフォーマーの驚きの予算と予算を抑えるための方策とは?

stevepb / Pixabay

そんな過酷な作業量の中で、少数精鋭で挑んだ作品ですが何よりもネックだったのはその低予算問題だったそうです。驚きの予算額と共に予算を抑えるための方策にや工夫についても紹介していきましょう。

ポピーザぱフォーマーの驚きの予算①1話あたりたった10万円

analogicus / Pixabay

驚きの予算についてですが、なんと一月当たりの予算はたったの10万円だったといわれています。この作品は5分なので、他の作品と比べれば時間は少ないものの、概算では30分作品1話あたりが10万円ということにもなります。

これほどの低予算で制作する現場となった理由にはいきさつもあるようで、当時監督は、あらかじめキッズステーションの枠を持っていたわけではないそうです。友人につなげてもらって、何とか獲得した枠だったそうなのです。

stevepb / Pixabay

そのため、キッズステーション側も予算的に厳しい物しか出せず、10万円となったそうです。監督も当時はそれで生活できるかどうかというよりも、CG作品を作りたかったという熱意の方が大きかったために、この話を受け制作に至ったそうです。

ポピーザぱフォーマーの驚きの予算②予算が足りず声優は無し

低予算の中、ではどのようにして予算を抑えつつ作品を作っていけるかといった方策を考えていったそうです。その方策の一つが声優はなしというものでした。もちろんストーリーは考える必要があります。

しかし、低予算であるがゆえに声優は使ってはダメだったそうです。なので作業量としても声優さんとの契約などの面で減る分、その部分をカットして音楽と効果音だけの作品にしたのです。

ポピーザぱフォーマーの予算削減①1シーンの登場キャラ人数を調節

stevepb / Pixabay

デザイナーの人数と作業量の兼ね合いから、1シーンの登場キャラ数を調節する工夫までしたといわれています。1カット当たりのキャラクターは2人までとすることで、制作に負荷がかからないようにしたのです。

人数が増えれば膨大な作業がそれに比例して増えることになります。この問題を回避するための2人作戦だったのです。しかし、2クール目の後半になると助手を一人雇うことができるようになります。

383961 / Pixabay

これにより、新しい登場人物も入れられるようになったそうです。参加したキャラクターというのが、先ほども紹介したパピーなどでした。彼らは当初は登場の設定はなかったそうなのです。

ポピーザぱフォーマーの予算削減②背景を単純にするため舞台が砂漠

jpeter2 / Pixabay

背景についても工夫がされたといわれます。単純で簡素な背景にするために砂漠という舞台を設定したのです。こちらもデザイナーを雇うことができないゆえの苦肉の策だったそうです。

背景が細かくなると当然処理時間の延長が起きますし、作業量もそれによって増えてしまいます。それを考慮しての砂漠選択です。ちなみに地面にはキャラクターの影ができる物ですが、そこにも工夫をしたといわれています。

ChrisFiedler / Pixabay

キャラクターの影は、床に影らしきシールを張り付けているだけの状態だったり、逆光をうまく使ったり、証明を当てずに作成をしたときもあったそうです。

ポピーザぱフォーマーの予算削減③場面を使い回し、背景を暗くした

Joshua_seajw92 / Pixabay

先述でもふれたようにデザイナーの作業量の多さで引きこもりまで出してしまったこともあります。それ故に、予算と作業量をとにかく減らそうと考えられたのがこの豊作だったと言います。

例えば、作品の中で「STOP THE GUN」という回があるのですが、ここでは同じシーンを何度も使いまわせるように工夫を施したそうです。また、別の「DARK SIDE」という回では、レンダリングを軽くするために画面半分を黒くしています。

pixel2013 / Pixabay

これはストーリーの中で太陽を半分切断するという話もあり、その結果半分暗くなってしまうというストーリにもっていっています。こういった監督の工夫により、作業量を減らし負担を軽くするといった事をしていたそうです。

ポピーザぱフォーマーには放送中止回がある?

lincerta / Pixabay

楽しいCG作品を作ってきた制作陣ですが、なんと放送されすに中止となったかいも存在するといわれています。果たしてどのような話だったのか、調べていきましょう。

ポピーザぱフォーマーには放送を取り止めた回が2話存在する

Pexels / Pixabay

放送を取りやめ高いというのは2回ほど存在します。内一つは、完全なる放送禁止ですが、一つは放送を一度した後に評判が良くなかったために放送回数を少なくしたというものです。

ポピーザぱフォーマーの放送中止回①「SWALLOWER」

Free-Photos / Pixabay

一つ目の放送中止回ですが、こちらのタイトルの回になります。実はこちらは一度は放送されているのですが、音楽がいつも以上に暗くネット掲示板で暗いとの感想をもらったそうです。それによっていつの間にか放送されなくなっていたと言います。

内容ももちろんかなり衝撃的な内容になっています。ポピーが練習で剣を丸呑みするのですが、大きな剣を飲み込んだ際に貫通して抜けなくなってしまうのです。大変なことになったポピーを助けるためにケダモノは抜こうとします。

mojzagrebinfo / Pixabay

ただ、手で引っ張っても抜けないので、トラックで引っ張って抜こうとします。しかし、それでもうまくいかずそのままポピーを引きずる回す形に。何度も壁に衝突させられ血を垂れ流しながら、やっと剣が抜けるという話になっています。

その後ケダモノは、むちゃくちゃにされたことを怒ったポピーに、食べられてしまうのですが、やはり終始かかっている暗い曲と相まって、人気が出なかったのでしょう。

NEXT ポピーザぱフォーマーの放送中止回②「KNIFE GAME」