カタコンベは不気味な場所?所在地や作られた理由など徹底調査!

ミイラが安置されているカタコンベで有名な所は、イタリア、パレルモにある「カプチン・フランシスコ修道会」の地下にあるカタコンベでしょう。

カタコンベに眠るミイラについて、保存されているミイラの状態、保存方法など詳しく見ていきます。

世界一美しい少女ミイラ?名前はロザリア・ロンバルドちゃん

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「世界一美しい少女ミイラ」と呼ばれる、ロザリア・ロンバルトちゃん。1歳11ヶ月で病死。父親である、将軍マリオ・ロンバルト氏の希望でミイラ化され、地下納骨堂に納められました。

すでに100年近く経っているにもかかわらず、生前と変わらない美しさで保存されています。

イタリア・パレルモにあるカタコンベで眠っている

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ロザリア・ロンバルトちゃんは、イタリアのカプチン・フランシスコ修道会の地下納骨堂に安置されており、他の約8000体のミイラと共に眠っています。とても神秘的な空間になっています。

現在でも見学することができますので、世界一美しい少女ミイラ、ロザリア・ロンバルトちゃんに会いに行ってみたらいかがでしょうか?

遺体の保存状況がよく世界中の医師が驚愕し話題に

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ロザリアちゃんの父、マリオ・ロンバルト氏は2歳になる手前で亡くなってしまった娘に対し、とても落胆し、娘の魂を残してあげたいという強い思いで、ロザリアちゃんをミイラにしようと考えました。

そんな父の願いを叶えたのが、遺体保存の専門家、アルフレッド・サラフィア氏でした。サラフィア氏の技術により、世界一美しい少女ミイラが作られました。

遺体の保存方法について、今まで知られていませんでしたが、2009年に当時のカルテが発見されたことにより解明しました。

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遺体の防腐処理に使われたのは、ホルマリンや、塩化亜鉛。そして、アルコールや、サリチル酸、グリセリンなど。アルコールはミイラ化を進める作用があり、グリセリンが湿度を保つ役割をします。

そして、サリチル酸が細菌等の繁殖を防ぎ、塩化亜鉛は腐敗を抑える効果がありました。また見た目を良くするために、顔にパラフィン(蝋)を注入、頬がふっくらとかわいく保たれました。

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現在も、腐敗や乾燥を防ぎながら、綺麗に保存されているロザリアちゃん。このサラフィア氏による独自の保存方法は、冷凍保存を専門に研究しているアメリカの医師たちも絶賛したということです。

まだまだあった!海外のミステリースポット

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海外にはカタコンベだけでなくとても怖く、魅力的なミステリースポットが多くあります。海外旅行に行く時には、有名な観光地を訪れるだけでなく、少し怖い、神秘的な場所に行ってみるのもいいかもしれません。

イギリスエセックス州「ボーリー牧師館」

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イギリスエセックス州にヘンリー・ブル牧師の居宅として、1863年に建設され、後に幽霊屋敷として知れ渡りました。修道女や馬車の霊が出たり、ベルの音や囁く声が聞こえるなどの現象が起きていました。

1930年にはフォイスター夫妻が移り住み、約2000件の心霊現象があったとされています。1937年には超常現象研究家ハリー・プライスが調査の為居住し、多くの心霊現象を調査報告し、話題となりました。

残念ながら、ボーリー牧師館は1939年に焼失してしまい、1944年には撤去されました。にもかかわらず、現在も館のあった場所には多くの観光客が訪れているということです。

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