スーパーフリー事件とは?事件の詳細と主犯の和田真一郎の現在に迫る

「スーパーフリー事件」とは、早稲田大学のイベントサークル・スーパーフリーによる強姦事件を指します。和田真一郎の巧妙な手口で、泣き寝入りした女性は数知れず、被害者は400人以上とも言われています。今回はスーパーフリー事件詳細や和田真一郎の現在まで紹介します。

この記事をかいた人

最近空いた時間にいろいろなことに挑戦するのにはまっています。 皆さんに良い情報を発信できるように頑張ります!!
Array

スーパーフリー事件とは?大学生による組織的な強姦事件

JerzyGorecki / Pixabay

スーパーフリー事件は、有名私立大学の早稲田大学の公式団体、スーパーフリーが2003年5月迄にかけておよそ数百の被害を引き起こした平成史上まれに見る青年達によって引き起こされた集団強姦事件の事を指します。

スーパーフリー事件は、実刑が14人と、平成でもトップレベルで悪質な事件の一つで話題になりました。平成の性犯罪史に名前を刻んだと言っても過言でない程のもので、その犯行は陰湿で相手の尊厳を踏みにじる行いでした。

16年経った今も傷が癒えない人や当時のフラッシュバックに悩む人がいる位ひどいもので、捕まった人が数十人は少ないと考えられる位、陰湿でした。

スーパーフリー事件の概要と逮捕まで

3839153 / Pixabay

スーパーフリー事件は具体的にどのような事が起きたものだったのか、どれ位人を傷つけたかや、いつ頃に始まったのか、本項では事件の始まりと詳しい概要、中身、捕まるまでの流れをみていきます。

スーパーフリー事件①早稲田大学のイベントサークルだった

geralt / Pixabay

この団体はイベントサークルで、六本木のクラブで定期的にイベントを開催し、勧誘してやってきた女性に強いお酒を無理やり飲ませて酔い潰させた後に、団体の男陣で輪姦する行為が横行しており、捕まる時迄、何年間も続けてとてもたくさんの被害が出ました。

その影響でクラブなどを純粋に楽しむ人やそういった場所に対し、様々な風評が広がり、クラブ等はそういった犯罪の温床かのようなイメージが植え付けられました。

当団体、大学に公式の称号を得ており、公式だから安心だと謳いそんな中、犯行に及んでおり、その悪行を隠す隠れ蓑として、称号は機能してました。公式の称号は、団体が雑誌にも載ったり、大学の内外でおおきく宣伝も出来るといった獲物を狙うのには絶好の環境に違いありません。

スーパーフリー事件②2001年の鍋パーティーで女性を泥酔させる

geralt / Pixabay

スーパーフリー事件の中で立件事案は三件です。一つ目が2001年に起きた事案です。団体の代表の和田真一郎の自宅にて鍋パーティーを開いて、19歳の女子を無理やり飲ませて酔い潰し、彼を含め3人で女性を襲った事案です。

相手が未成年かつ、未成年を酒を無理やりのめせて酔い潰して逃げる事も難しい状況で起きた犯行は大変悪質です。彼の家で起きた暴行で、立件したものはこれのみです。

団体が活動をした期間は長く、その間に何度も和田真一郎の家で二次会等で集まりがあったと考えられます。実際はもっと同様の事が起きたと考えられます。

スーパーフリー事件③2003年に13人で1人を強姦

Graehawk / Pixabay

第ニの立件された事案は、六本木の居酒屋における二次会において18歳の女子が先にも述べた事案同様、無理やり酒を飲まされて酔い潰された後、13人の男達に一時間半に亘り、輪姦され続けた事案です。13人の男性に輪姦され続ける恐怖は計り知れません。

長時間に亘ってたので酔いも覚めたと思われるので意識もある状態で長時間に亘り嬲られ続けるのは彼女にとっても生きた心地がなかったと思われます。事案で分かるように彼らは女性を激しく辱め、いたぶる最低な生き物なのです。

スーパーフリー事件④2003年に5人で1人を強姦

darksouls1 / Pixabay

第三の事案は2003年5月に同じく二次会があったときの事、20歳の女性がお酒で酔い潰された後、5人がかりで輪姦されました。この三つ目の事案にて被害届を提出されました。彼らに関する事案にて最初の提出だったそうです。彼女の提出のおかげで、この団体の悪事が世に出たのです。

彼女達の勇気ある告発のお陰で、彼らを摘発する機会ができました。彼女の勇気ある告発が起きなかったらば、被害はもっと増えた事でしょう。

スーパーフリー事件⑤代表者とほかメンバー逮捕へ

先にも述べたように彼女の告発によって、他にも泣き寝入りをしたと思われる女性が、被害届を提出しました。上記にあげた残り二つもその一つです。彼女達の勇気ある告発のおかげでこの世のどんなものにも劣る性犯罪者のケダモノ達を摘発出来ました。そのおかげで代表の和田真一郎含む14人が捕まりました。

捕まった人間に関しては立件した事案に対し深い関与が確認された者だけで、団体の構成員はたくさんいたにも拘わらず、誰も捕まらずに今に至ります。

又三十件ほど被害届が出たにも関わらず立件がわずか三件と少なく、この事実にも大きな波紋を呼びました。どうして30もの届のうち、わずか三件だけしか立件されなかったのでしょうか。

スーパーフリー事件⑥強姦被害者は400人以上!?

susan-lu4esm / Pixabay

実際に立件事案は先にも述べた通り三件ですが、彼らの輪姦はもっと前より起きており被害は400を超えているそうです。

先にも述べた通り、届が出たものは30件と多いと思われますが、未だに9割が黙っているか、自殺した方もいるそうです。おそらく黙っている彼女達にとってはもうかかわり合いになりたくない事柄なのかもしれません。

性的暴行の被害者は大小に関わらず、精神にとても大きなダメージを受けてしまいます。特に立件のない大勢のほとんどが、泣き寝入りした思うと、スーパーフリー事件にて、加害者がいかに矮小で最悪な存在かが分かります。

スーパーフリー事件⑦逮捕者14名に懲役刑が科せられる

スーパーフリー事件で捕まった人は14名で、捕まった人の中に、早稲田以外、東大や慶應大等のトップ大学や法政、学習院、日本大と東の有名大在籍の人間も捕まりました。有名大学から性犯罪者が出た事も大きな話題になりました。

捕まった14名は、各々実刑を受けたのですが裁判時、代表以外が供述の際に和田に指示でやったと発言し責任を押し付けようとしました。仮に指示の行動でも、結局実行に移し加担した時点で同罪です。

指示でも許されません。判決は和田真一郎は懲役14年、13人が10~12年と判決が出ました。懲役14年を長いと思うかもしれませんが、彼らが行った事を鑑みるとこれでも短いと思われます。

強姦はある意味、心を殺してると言っても良いです。このような非道な事をしておきながら、少しの服役で世に再び出る等、罰が軽すぎると思いませんか。性犯罪に対し、罰の軽さが露呈したと思われます。

罰に関して言えば最近のニュースでウクライナの未成年に対する性犯罪者への罰で、性欲を少なくさせる薬を投薬するという法律が可決しました。この制度は性犯罪への抑止力にもなるし、性犯罪は再犯率が特に多いので当時の日本にこの制度があればと考えられます。

又、もし多くの事案が立件できたら彼らをもっと塀の中に入れる事が出来たのにと思うと残念でなりません。

構成員の数の割に逮捕者が少ない

先にも述べたように立件したのは上記の三つで他の構成員は、何も具体的な罰等はありませんでした。スーパーフリー事件に携わった人の検挙は、立件できたものだけで終わり他の携わった者は今も罰を受けずにのうのうと生きています。

あれ程多くの被害が出たのに実行犯がたったの14人とは考えられません。もっといたはずですが卒業たり、立件できなかったりと難を逃れた人の方が多いと考察できます。

捕まった彼らは勿論最低ですが、報いを少しばかりか受けてるはずです。報いを何も受けずに普通の生活をしてる元構成員が多く存在しているとすると、被害者を思うとやりきれません。

スーパーフリーのサークル活動内容

conan_mizuta / Pixabay

この団体がいかに狂った団体かは理解できると思いますが、では実際にどのような活動が行われてたか気になります。

この団体は公式の称号を貰っていたので表向きはきちんとしたはずなので彼らの団体の活動や、又彼らがあれだけの被害を出せたのは、どのような手口を用いて犯行をし続けてきたためなのか本項でみていきます。

スーパーフリー活動内容①元々は「性風俗研究会」

congerdesign / Pixabay

当団体は本来は性風俗研究会と言う名目で、1982年に設立しました。名目に既に善からぬ雰囲気があるかに思えますが、そんな研究会でも公式の称号を得ていたのです。

公式の称号を得ると言う事は、表向きはまともに活動を行い実績があったのです。公式団体がスーパーフリー事件を引き起こすとは大学側も寝耳に水でした。

学生が凶悪犯罪を犯すとその大学にも被害を被るとはよく聞きますが、事実翌年の受験において受験者が大きく減り大学に損害を与えました。只、あの怪しい名前の団体も最初は普通の団体だったのです。

輪姦の道に走った原因

3271136 / Pixabay

この団体、先にも述べた通り本来は輪姦などをやらない普通の団体でした。偏差値も高い所でリスクマネージメント力があるはずなのにとてもリスクのある行動をするとは思えません。では何故急にそういった方向にシフトしたのでしょうか。

彼らが初めて輪姦を行ったのは1998年からだそうです。当時、明治大の同様の団体にも在籍する男がおり、その男がここでも輪姦しようと和田に提案した事がすべての始まりです。提案の際にその場に来て飲んでいた女性二人を同様の手口で複数で輪姦したそうです。

luctheo / Pixabay

この事に関しては事件として立件しておらず、又和田に輪姦を吹き込んだとされる男も捕まっていません。明治大の団体で同様の活動があったことで、学生の女性に対する性的暴行が普通に起きていた事が分かります。

これが無ければとよく言われますが、吹き込まれて即実践に移すあたり、元々そういった考え、願望があったのではと考えられます。又、別の大学が輪姦を普通にしてた状況を知っていたのであれば彼も憧れが少しあったのかと考えられます。

スーパーフリー活動内容②合言葉もある

tsmr / Pixabay

団体には共通の合言葉があり、それは「ギャルは撃つための公共物だぜ」です。撃つとはこの事件の特性上いかがわしい意味でとれ、又公共物と称した事は、彼らにとって若い女性は言わば自分達の性欲処理の道具としか見ていない様な合言葉です。

最初の犯行からバレずに5年間も輪姦し続けてどんどん調子に乗っていったのが分かります。又周りの大学も行っているという同調圧力のようなもので感覚がマヒしてた事が考えられます。

スーパーフリー活動内容③特製「スペシャルサワー」

1465301 / Pixabay

スーパーフリー事件では、相手を効率的かつ確実に酔い潰れさせる目的で飲ませた特性のドリンクがあります。それがスペシャルサワーです。この特性ドリンクは、世界一アルコール度数が高いスピリタスでサワーを作り、高アルコール度数の酒が出来、女性をすぐに酔い潰し、彼らの犯行をより円滑なものにしました。

スピリタスは96度のお酒です。私達が普段飲むビールやカクテルも一桁%前後の度数なのです。それを聞くとスピリタスというお酒を混ぜて作られるお酒がどれ程強い酒かが分かると思います。

特性ドリンクは早く酔い潰す目的で常用され、彼らの特性ドリンクはスーパーヤリヤリサワーと呼ばれました。度数が高いので強引に一杯、飲ませようものなら初めてお酒を飲む人にとってはすぐにアルコールが回ってしまいます。

729714 / Pixabay

ひどく酔い潰した人の中には、嘔吐による吐しゃ物にまみたまま嬲られ続ける人もいたそうです。あまりにも非人道的ですが、そんな加害者の中に、まだ捕まってない者もいます。既に年を取って今は30代後半かと思われますが捕まらなかった悪者が近くに住んでるかもと思うと恐ろしい限りです。

スピリタスを使う事は良いが早く回るのはもちろんだがそれを強引に飲ませれば急性アルコール中毒になる可能性が格段に上がるので大変危険な行為です。それすらも考えず自らの性欲を優先した輩を許してはなりません。

スーパーフリー活動内容④鬼畜班・和み班・ギャルズの班編成

Alexas_Fotos / Pixabay

スーパーフリー事件が公の元に晒される前に約400人の被害者が出た事は先にも述べましたが、あれ程多くの被害を遭わせて隠し通す事が出来てきたのには、理由がいくつかあります。

中でも一番の理由で挙げられるのが、彼らの輪姦やその隠蔽に特化した組織運営がうまく稼働した事にあります。彼らの輪姦を隠す事の出来る組織運営がスーパーフリー事件の摘発を遅らせたといっても過言ありません。

彼らはチームを作りそれぞれに役割を与えており、獲物の誘導、囲い込み、襲う、事後処理、隠蔽工作までをスムーズな動きで行い、その動きはまさにプロの強姦集団です。では実際にどんな組織運営をしたのか、そのチーム構造から考えていきます。

ギャルズ

このチームは勧誘したり、知り合いを差し出したりと、犯行の流れでいう所の獲物の誘導、おびき出しの担当でした。同性の相手に警戒心を解かせて会場等に来やすくさせる目的があったそうです。

また連れてきた知り合いが友人を連れてきた場合、その知り合いとその友人を引き離す役目も持っていました。彼女達は謂わば知り合いを売ったのです。

少なくとも、知り合いを差し出したのであれば、彼女達は何が起きているのか知らないはずがありません。このチームの構成員には彼らに襲われた元被害者もいたそうで、被害を受けた事は悲しく同情しますが、自信を乏しめ、辱めた彼らに加担なんて救えません。

Comfreak / Pixabay

ましてや自分の知り合いを差し出すのですから最悪です。仮に差し出さないと自分がその立場になってしまっても、ならば証拠を集めて警察に行けばよいのです。彼女たちもどんどん感覚がマヒして罪の意識は少なかったと思われます。

このチームは知り合いを差し出したり、組織に献身的な働きをしたりして、就職先などの優遇など幹部から恩恵を受けていたとも聞きます。そんなうまみが彼女達を彼らの犯行に加担させたのだとも考えられます。

鬼畜班

Prawny / Pixabay

このチームはその言葉の印象通り強姦の実行チームのことを言い、基本的に構成員は10人程で構成されてます。彼らの団体ではいわゆる花形ポジションでした。主に幹部がそのチームについており、そんな彼らは女性をおもちゃのように扱って傷つけてきた張本人達です。

いわゆる実行犯達ですが、この団体は支部が全国にあるため全国に同様の実行部隊があると考えられます。実際に捕まった人以外の多くの元実行部隊のほとんどは世に解き放ってしまいました。

このチームは団体の人数の割に少なくなってます。裁判での発言から、20名で襲った例があった事が分かっています。その発言の人数に関してきりの良い数字で言ったのかは不明ですが、別のチームも何らかのおこぼれや自分達で同様の事を女性にやった可能性があります。可能性の話ですが多い構成員の中、実際に強姦をした者がいないとは思えません。

和み班

ashleyamos / Pixabay

このチームは40人程で主な役割は、実行チームが輪姦した後の被害者達のアフターフォローやその最低な行いを隠すために丸め込み黙らせる作業をしてました。このチームには鬼畜班も兼任した者がいたそうですが彼らのやっていた隠蔽処理は狡猾なものでした。

又彼らの役割には輪姦の現場を別の人に見えないように隠すこともあり、実行部隊の援助に加担したのです。彼らも例外なく犯罪者なのです。なのに何も罰せられることもなく生きているのです。

捕まった者達は、実際に女性を襲った者だけで手助けした可能性のある者達はなんのお咎め無しです。それだけ捕まらずに世に出ていった関係者が多いのです。

スーパーフリー活動内容⑤強姦終了後の偽装工作

geralt / Pixabay

前述した和み班の強姦終了後の偽装工作で事後に缶コーヒーをおごってあげたり、ファミレスに連れて行って無理やり笑顔を作って集合写真をとったりさせてました。この常軌を逸した隠蔽行為は当時大きな話題となりその画像もネットに拡散されました。

和姦に見せるための画像を使って後々にばれても合意の上のことと言い訳が出来る算段をもっていたのです。輪姦後に自身を辱めた相手に、急に笑顔で対応され、その不気味さにそれは恐ろしかったでしょう。

スーパーフリー事件の主犯はプロ学生・和田真一郎

スーパーフリー事件の主犯は先ほども所々で述べましたが、団体の代表だった和田真一郎です。彼が捕まった後その経歴を調べられました。

本項では主犯である彼がスーパーフリー事件を実行までの経歴等をみていきます。

スーパーフリー事件の主犯①13代目代表者の和田真一郎

和田真一郎は団体の13代目代表を1995年から8年と長い期間務めました。なので別の構成員より年を取っており多くの構成員は、彼には逆らえなかったそうです。代表という団体における絶対的力を手に入れた和田真一郎はどのような人生を送ってきたのでしょうか。

スパルタな父の所で育つ

和田真一郎は土建屋の長男として1974年に生まれました。彼の父親の教育方針は所謂スパルタで、間違った行動をとると殴られる等暴力を受けていたそうで、彼が8歳の時に新潟から北海道まで一人旅を強いられたそうです。

和田の地元では彼の父親は少し変わっていると噂されてました。和田真一郎もそんな父親が苦手だったのか地元を出ました。ただカエルの子はカエルと言うように和田真一郎の異常性はこの親から来ているのかもしれません。

理想のキャンパスライフを送るために都心へ

Free-Photos / Pixabay

彼は最初中央大学の経済学部に入学してましたが自身の思い描いていたキャンパスライフとのギャップを感じて都心の大学を目指そうと考え入学した翌年に早稲田の政経学部に合格して入学をしました。

スパルタな父親に抑圧された感情や華やかでない学生時代からの脱却を夢見てた事が分かります。それがまさかあのような暴挙にでるなんて予想は出来なかったと思います。

スーパーフリー事件の主犯②大学に8年間在籍

StartupStockPhotos / Pixabay

上記にも上げたように、彼は大学に8年在籍しており、彼はいわゆるプロ学生と呼ばれる在籍期間ぎりぎり迄いる人でした。彼は必要単位の取得が出来ずに留年したり、授業料の未納で除籍されるものの再入学したりと、学生の立場にこだわってました。

これだけ長い期間居続けた事で先にも述べたように団体内での上下関係もより顕著なものとなり、彼以外の捕まった人の供述の命令されたがあながち苦し紛れの嘘ではないことが分かります。

それほど代表という立場を維持したかったのでしょうか。ただ彼がいた数年間でこの団体はとても大きく、被害を広めていきました。

スーパーフリー事件の主犯③在学中に起業していた

StartupStockPhotos / Pixabay

彼は活動中に団体を有限会社として企業をしたのです。彼らはイベントでの集金システムが完成しており、入場チケットなどで月に学生の範疇を超えた収益が生まれました。法人化した方が便利になったのです。

有限会社化に伴い団体内での上下関係もより顕著なものとなり、代表と構成員の関係性から、社長と部下との関係性のようになりました。彼が学生の身分であり続けたのも学生の身分上、クリーンさをアピールなどメリットが大きかったため彼は在籍し続けたと考えられます。

スーパーフリー事件の逮捕者たち

Dessie_Designs / Pixabay

捕まった者に関しては、和田真一郎のみ説明でしたが、他の捕まった者達も説明しないと不公平ですよね。懲役年数が違っても同じ犯罪者、仮に命令だと言い訳してもやった事は最低最悪です。本項では代表以外の捕まった者についてみていきます。

スーパーフリー事件のメンバー①早稲田大学から4名

早稲田からは代表含めて沼崎敏行、小林潤一郎、若松直樹の4人が捕まりました。団体のメイン大だけあって幹部が特に多かったようです。

この団体の活動期間や捕まった人の年齢から考えてみても幹部は何度か入れ替わっていると考えられます。卒業などでやめていくなどによって交代があったのであれば、もっと捕まるべき人がいるはずです。

別大からの逮捕が多いですが本格的にインカレになる前は早稲田の学生が多かったように考えられます。時が経つにつれて関東圏における勢力を強めていった事が分かります。

スーパーフリー事件のメンバー②他大学から8名

3dman_eu / Pixabay

別大学から、法政大の吉野豪洋、日本大の藤村翔、産能大の小泉創一郎、東京大の高山知幸、駒澤大の小林大輔、慶應大の岸本英之と未成年二人、明治大の宇田篤史、フリーターの関本雄貴です。

名門大学の人で構成されており、以上の幹部が判決をうけ、捕まった人の多くが、名門大だったこともあり大きな話題となりました。

14名のうち残りの二人は未成年で名前の公表は控えられたが、未成年で大学に入ったばかりであろう青年がこんな犯罪に手を染めるとは驚きです。

スーパーフリー事件のメンバー③女性メンバーは不問!?

pixel2013 / Pixabay

捕まったメンツでもわかる通り、本事件において女性の捕まった人がいません。ギャルズは彼らの悪行を分かったうえで、知り合いや一般の女性をおびき寄せていたのに何の罪にも問われないのです。これも立派な犯罪に対する手助けをしていますが誰も捕まる事はありませんでした。

ギャルズは金銭報酬やテレビ局などのプロジューサーへの紹介などの見返りからくる行動もあったそうで自分自身の私利私欲のために友人を差し出したり、口止めをして隠蔽工作を手伝ったとなると最低ですよね。

Engin_Akyurt / Pixabay

彼女達も又、犯罪者であるはずなのに誰一人として罪に問われないのです。彼女たちは大きな関与も見られ、見返りも得ていたとなると罪に問われるべき存在だと言えます。なのに何の報いもなく生きてると思うと不公平に思えて仕方ありません。

自分達は安全圏から彼らのやっている事を黙認したり、輪姦の手助けをしたりとある意味一番せこいポジションかもしれません。

性的暴行の加害者からみる性犯罪者の特徴

8385 / Pixabay

前述にもあげたようにスーパーフリー事件が話題になった要因は、捕まった人の過半数が有名大学の学生だからです。学生の性暴力事件で主に報道されるのが有名大学が多いから頭が良い人は性犯罪に走りやすいわけではありません。

世に出てないだけでどこの大学でも、どんな場所でも起こりうるのです。本項では性犯罪を犯した人の共通点、特徴などをみていきます。

女性を性欲のはけ口のように見ている

3938030 / Pixabay

スーパーフリー事件を詳しく見ていると彼らに女性に対するリスペクト等が微塵も感じられません。和田自身服役中に書いた文通に、女性は好きではないが行為自体は好きだった等と記した文通が週刊誌によって晒されました。

彼の反省の色の見えなさも、代表が女性を性欲処理の対象としかみておらず、それゆえに見下す面があったことが良く分かります。

支配欲が強い

Yomare / Pixabay

特徴の一つに支配欲が強い事もあげられます。女性を支配したい欲求が強く、それが行き過ぎると強姦に至る人がいます。この性質は本事件でも片鱗を垣間見えます。

被害者に対する扱いやギャルズを従えさせる点でも支配欲が強い瞬間が見て取れます。女性のことを性欲処理の道具にしか思っていなく、また強姦して女性より優位に立っている自分に酔っていると思われます。

支配欲が強い男が起こした性犯罪と聞くと監禁王子を思い出されます。彼の支配欲の強さも当時大きな話題でした。彼の事件も平成の性犯罪史に残るものでした。そんな監禁王子に関する記事はこちら

ストレス、フラストレーションがたまって

johnhain / Pixabay

NEXT ストレス、フラストレーションがたまって