後藤良次の生い立ちや現在は?上申書殺人事件の概要と三上静男との関係も

案の定、勘が当たってしまうのです。三上の指示で罪のない人々を残虐な手口で息絶えさせていたのです。その役割を後藤良次は任されていたのです。

別事件ではありましたが捕まって服役中であったため、いつものように必要なものを届けに出向きます。ところが他の女がやるから来るなと拒絶したのです。

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いきなり言われた彼女は心痛んだことでしょう。ですが本心ではなかったのです。後藤良次なりのやさしさでした。

のちに公表される大ニュースに加え、死刑囚と関りをもっているということで世間からの冷たい視線を浴びせない配慮でした。

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後藤良治の内縁妻と注目され、彼女の周りにマスコミがうろつくこと、このままでは死刑の後の身元引受人になってしまうため突き放すしかなかったのです。

写真を撮られ正体が明かされてしまえば、道を歩くこともままならなくなることでしょう。迷惑をかけないためだったのです。乱暴な言葉で突き放すことしかできない不器用な男でありました。

後藤良次の性格

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荒れ暮れた半生を送り、真面目とは程遠い道を歩んでいましたが、愛する人には人情を感じるやり取りをしていることが分かりました。詳しく後藤良治の内面についてみていきましょう。

後藤良次は冷酷で短気

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刑務所に留置中のことですが、仲間に対して嘘をついたという理由で激怒しています。口論で終われば良かったのでしょうが頭に血が上ると制御が効かなくなり、殺してしまうほど残虐性と短気な面をもっています。

上下関係の厳しい暴力団に長年身を置いていたため、おそらく後藤良次は、仁義を大切にしながら生きてきたことでしょう。少しでも裏切りが発覚することが許せないのです。

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自分はきちんと道理を通しているのに、なぜやらないのだと怒りを露わにしたのでした。

後藤良次は不義理が嫌い

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あれだけ主従関係を強く結んでいた先生でも、裏切りがわかると許せませんでした。書類をまとめて訴えた際には、嘘つきと罵っています。

塀で囲まれていたため三上の命は守られていましたが、表社会であれば補償できなかったでしょう。自分に対して不義理を働く人間を赦さない傾向がありました。

家族思いで面倒見もいい

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見入りのほとんどを内縁の妻に渡し、言葉で感謝は延べたことはなかったようですが行動で示しています。自分の後先よりも相手を想っている姿は、温かい心があったことを感じさせられます。

また、可愛がっていた舎弟が、自殺したことを知ると怒りに燃え上がり、三上を訴えることを決意しています。冷酷な男ではありましたが、身近な人への対応を見ると非常に面倒見のいい頼り甲斐のある人物であったことがうかがえます。

後藤良次は三上静男を慕っていた

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恩に生きた男でありました。知らない世界を一から教えてくれた三上に対して、尊敬の念を持ち先生と呼んでは、深い信頼関係を構築していきました。

これが悪へ反れてしまわず社会貢献として発揮できていたら、歴史は変わっていたことでしょう。2人の関係について迫っていきます。

後藤良次は三上の犯罪を手伝って報酬を得ていた

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先生と慕い、犯罪の手伝いをすることで多額の報酬を得ていました。この資金が内縁の妻へ渡っていたのです。お金をたくさん稼いで、苦労かけた彼女に対して感謝の気持ちや楽させてあげたいという想いが強かったのでしょうか。

また毎月多くの額を貰いたいという想いから、関係を断ち切ることもできず指示されるままに動いていたことでしょう。後藤良次は、操り人形のように三上の思惑通りに動かされるのです。

後藤良次は三上から不動産ブローカーの指南を受けて成功

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カタギの世界を知らない後藤良次に対して、息子のように接し自身の生業を教えていったようです。時には悩みごとにも耳を傾けたことでしょう。今までにないほど多くの稼ぎを手に入れたのです。

悪いことでしか生きていなかった後藤良次は、新しい風向きに感動を覚えたのではないでしょうか。自分でもできると誇示したことでしょう。

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数字として目に見えた結果が出たことで、後藤良次は三上を益々心酔していき、彼の指示を受けていれば人生は安泰だとも感じたでしょう。

のちに二人の関係は破滅することに

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最強のコンビとなったわけですが、根っからの性分はそう簡単には変わらないものでした。罪を犯しながら一つずつ歳を重ねていった後藤良次は、三上の操り人形化していくのです。

言葉巧みに主従し自分の手は汚さずに、罪のない人の人生を無理やりに閉じさせ保険金などの莫大な資産を手に入れていくことになるのです。

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この最中に、悪人である後藤良治は他事件で警察に捕まってしまいます。腹黒い三上は、表社会にしばらく出てこないことを理由にし、報酬を自分の懐にしまってしまうのです。

お金というものはいつの時代にもトラブルに発展する道具となります。彼らの場合もジリジリと見えない火花が飛び散り、あれだけ深かったであろう絆はバッサリと断ち切りばさみで切られてしまったかのように途切れてしまうのでした。

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後藤良次が関わった上申書殺人事件とは

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この一連を実行した報酬として、受け取る予定がチャラになってしまったことと、後藤良次が可愛がっていて、自分の代わりに面倒を懇願していた末弟の自害したことが重なり、沸々と怒りを露わにしておりました。

懐に入るはずだった資産を三上だけで占領したことが分かり、本来なら刑務所生活のはずがのうのうと表で暮らしていることに腹を立て、訴えたものです。詳しくみていきましょう。

後藤良次が三上静男を裏切り3つの事件を告発

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指示を出した三上は自らの手は汚すことなく人を殺めているため、証拠がないのです。後藤良次が言わない限りでありますが、自分だけが隔離され罪を償っていることに疑問を持つのです。

散々裏切られてきて、匿る必要があるものかと思うようになります。ついに三上を裏切って上告に動いたのです。後藤良次が明かさなければ、今も何の罪を負うことなく新たなターゲットを探しているかもしれません。

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