金村剛弘とは?集団リンチ事件の真相と六本木クラブ襲撃事件の因果に迫る

また彼は誰とでも仲良く対立したりせず、良好な関係を築け社交的であるような『八方美人』の傾向がありました。厚く男らしい性格も相まって、更には後述する惚れ惚れするような『肉体』も相まって女性からは非常にモテていたそうです。芸能界で活躍する人物とも関係が噂されるほどなので、ホームグラウンドである『新宿』では彼と関係を持った女性が大勢いるかもしれません・・・。

勿論その傾向は良い作用をもたらすことが多いですが、彼を取り巻く人物たちからしたら疑問に上がるような『少しまずい』作用をもたらすこともありました。彼が立ち上げたグループも彼自身も親しくなった『関東連合』に所属することになるのですが、それに対立するグループや『暴力団』とも交流を図り、どちらにも良い顔をしてどっちつがずの立場になっていったそうです。

金村剛弘は低身長だが筋骨隆々だった

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冒頭から皆さんに彼は名前に負けないくらい強く『喧嘩最強』の呼び声高い人。とお話しさせていただいていますが、そう聞くと筋肉もりもりの大柄男性をイメージしていたのではないでしょうか?ですが彼はそこまで背が高くなく、むしろ目立つほどに『低身長』だったのです。(どれくらいの身長であるかは分かりません)

しかしご安心ください。彼の本質は鍛え抜かれたボディ。『筋肉』なのです。ボディービルダーに引けを取らないくらいの筋肉量と質を兼ね備えており、首周りを見ていただければ彼には『勝てない』とすぐに諦めてしまうはずです。成人男性の『太もも』よりも太いのではないかと思ってしまうほど首が太いです。勿論他の部位の筋肉も凄まじいです。

金村剛弘が殺害された「西新宿五丁目・集団リンチ事件」とは

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いつどこでどんな両親のもとで生まれて、どんな少年時代を過ごしたかなどの生い立ち。高校を中退した後はどんな職に就いて何をしたのかなどの経歴。さらには人柄や性格などの人物像。ここまで彼について色濃く内容量の多いご紹介をしていきましたが、知らなかった方も知っていた方も、性別問わず彼に惹かれて興味を持っていただけのではないでしょうか?

当然現在についても知りたくなるはずですが、残念ながら彼は既にこの世を他界してしまっているのです。彼は自信を取り巻くグループが関与していると考えられる残虐な事件の被害者となり、若くして命を奪われてしまったのです。どんな事件出ったのかその後の関係者の動きやエピソードなど詳しく解説していきます。

きっかけとなる出来事?

事件が起きる2日前つまりは一昨日の晩に、彼はいつもの様に仲間たちと居酒屋や飲食店のような場所で食事とお酒を楽しんでいました、このとき彼は所属する『関東連合』関係者と一緒だったのですが、偶然にもその場所に睨み合い対立する、日本の暴力団筆頭のあの『山口組』の組員数名が居合わせたのです。

どっ地価が先に絡み始めトラブルを起こしたか分かりませんでしたが、『一触即発』の事態に陥り彼は山口組の組員1人に暴力を振るって、一撃で倒すと事態はいったん収まりました。手を出してしまったので『恨み』を買ってしまったのです。勿論この事は両グループに知れ渡り、事件が起きる当日にも彼は仲間内から警告を受けていたり注意されていたそうです。

金村剛弘は自宅近くで集団に金属バットで撲殺された

その1日後の晩、彼はグループの当時『頭』であった第22代目の誕生会に招待されており、会場になっていた東京都内の23区渋谷区辺りの飲食店(居酒屋)に足を運んでいました。その誕生会では彼のこれまでの喧嘩伝説や『武勇伝』などで、頭である第22代目や他メンバーたちを沸かせて楽しませていました。

その会が終わったのは次の日の早朝であり、彼はその時間帯に自宅に帰宅しました。自宅近くのパーキングに車を止めて降りると、待ち構えられていた目元だけ空いた『フェイスマスク』を着用して、金属バットを所持した5名ほどの犯行グループたちに容赦なく襲われて、搬送された医療機関で死亡が確認され命が奪われてしまいました。

金村剛弘の遺体は見るも無残な姿であった

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もしあの時彼が殴った組員や暴力団の恨みを買ったため、恐ろしさを見せつけるためであったとしても、それはあまりにもやり過ぎであり残虐すぎました。彼が『許してくれ!』とまさに命乞いをしても、一切耳を傾けようとはせず、何度も何度も所持していた硬くて重いパワーので出る『金属バット』で殴り続けたのです。

強靭な肉体を持っていた彼でさえ、それに耐えることはできずあまりにも無惨な姿なっていて、遺体の損傷が著しく人間のコアであり頭部の硬い骨に包まれている『脳』が見えているほどだったと噂されました。現在でもGoogleやYahooなどの検索エンジンに彼の名を入力すると、その後に人気の検索ワードとして『脳』が出てくるほどなのです。

金村剛弘の葬儀で関東連合は復讐を誓う

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彼の葬儀にはたくさんの関係者やグループメンバー、知人など多くの人たちが詰めかけて出席しました。何者かの組織的な犯行により惨劇が起きた、事件当日の早朝。その前日の晩から早朝まで一緒にいて、盛大ににぎやかに誕生日を祝った『関東連合』の頭である第22代目は、恐らく原形をとどめていない彼の無残な姿を見て、どれだけ酷い目にに合わされていたか知っていたはずです。

またみんな慕われて人望が厚くて組織全体から必要とされる人物だったのです。そんな彼の命を奪った犯人及び犯行グループの『黒幕』は絶対に許さない。とことんやる。と『復習』を誓いました。この事件をきっかけに組織は禁忌であったヤクザや暴力団まがいの活動をし始めて、より組織間での『抗争』が激しくなっていきました。

犯人は逮捕されず、金村剛弘殺害の真相は不明

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集団的犯行であり全員が目元までしか出ないフェイスマスクと金属バットを所持していたこと、更には被害者の彼が暴力団・半グレ集団・暴走族などのいろいろな『アングラ界』の組織に精通したことから組織的な犯行であることは間違いなかったのですが、警察の捜査では『黒幕』を特定することはできず2019現在も犯人グループは検挙されていません。

被害者もさることがら加害者たちも恐らくは裏社会の人間なので、警察が介入しづらい環境で事件が発生していて、手掛かりや足取りなどの情報も掴めなかったのかもしれません。さきほども解説しましたが、被害者である彼は社交的で八方美人であったため多くの人たち、組織と関わりを持っていたのでそれだけ真犯人候補があり色々な説が飛び交っています。

金村剛弘殺害の真犯人を匂わせる報道もあった

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現在から9年前の平成22年に違法な振り込み詐欺集団の中で揉め事、対人トラブルが起きてその集団の1人が同僚を『死体遺棄』した容疑が掛かって、警察により指名手配されて『実名』『写真』などが公開されているのですが、この事件が報道されたときに『真犯人』と関わりのある人物なのではないかと囁かれました。

振り込み詐欺集団の同僚を死体遺棄した疑いが掛かっている人物は、過去に西東京エリアの『八王子』の暴走族グループの一員だったようで、このグループの先輩の1人が一連の抗争を巡る事件に関与している『N』という人物らしいのです。Nは別件の傷害事件で逮捕されて禁固刑で服役していましたが、現在は釈放されています。

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