生粋の『不良』ながらも非常に『キレ者』で軍師や司令塔の様な活躍を見せてきました。兄とは良い関係を築いているようで2人のチームワークで数々の強豪グループなどを相手にして、勝ち上がってきたのです。ルックスも非常に『イケメン』で身長も180センチメートルを超えており、悪の『カリスマ』的存在としてゆうめいなのです。
Contents
黒幕である木村兄弟と金村剛弘は元々対立していた?

stevepb / Pixabay
前述した通り、西新宿事件の黒幕および首謀者はアングラ界では知らない人はいない『木村兄弟』と囁かれているわけで、被害者の彼は数日前に木村兄弟と交流のあった山口組のメンバーを一人殴って負傷させたおり、この山口組のメンバーと木村兄弟は交流があったために、犯行に及んだと解説させていただきました。
ですがその病力沙汰のエピソードが無かったとしても『木村兄弟』が彼に対して何らかの形で手を下すのは、時間の問題だったと言われています。それはもともと両者は対立関係にあったからなのです。両社は一体どういう関係にあったのか、またどのような経緯で対立したのかなど。こちらで改めて詳しく分かり易く解説していきます。
新宿ジャックスの先輩後輩関係

Tumisu / Pixabay
彼とは小学生からの付き合いがあり、親友関係であった『高沢』氏と結成して立ち上げたチーマーグループである『新宿ジャックス』アングラ界で順調に暗躍を進めていってその名も知られるようになったころに、当時壮大な勢力を拡大していた『関東連合』の目に留まり、喧嘩最強と呼ばれていた彼は引き抜かれる様に『片腕』や『補助役』として交流していきました。
その頃に残された新宿ジャックスは結成メンバーではなく、後から所属することになった『木村兄弟』が事実上トップとなりアングラ界で活動していくことになりました。つまりは両者は同じグループに所属する先輩後輩の立場であったのです。ではなぜ結成メンバーであり人柄がよく皆から慕われる彼と木村兄弟は対立していくようになったのでしょうか?
トップになった木村兄弟は犯罪に手を出して組織を拡大していった

qimono / Pixabay
恐らくは新宿ジャックスに所属する前にも、アウトローや裏社会の世界では名の知れた実力者と知られていたので、なるべくしてトップになったと考えられるのです。トップになるとこれまでグループが手を出していなかった闇の事業に参入していくことになります。裏社会で闇の事業を展開していき、違法に収益を上げていきました。
どんどん利益が増え続けて、彼を含むOBたちが手を付けれないほどに組織が拡大していき、国内で最大の暴力団の組員に入ることになりました。この時彼は既に『関東連合』の片腕として深い交流があり、山口組と関東連合はお互いに睨み合う存在だったので、必然的に現:新宿ジャックスのトップである『木村兄弟』とOBで関東連合サイドの彼の間には対立関係が出来上がっていたのです。
闇の事業とは?
トップになった木村兄弟が展開していった闇の事業は、まず初めにアングラ界においてクラブや飲食店を貸し切り、様々なイベントを開催するといった『イベントサークル』の事業であり、広い人脈を駆使して集客して違法に収益を得ていました。またその後は『振り込み詐欺』にも手を出して、東京都内だけにとどまらず全国的に事業を拡大していきました。
なぜ全国的に詐欺の活動を展開できたのか?疑問に思う方も少なくないはずです。それは何度かお話しした通り木村兄弟の一角である『弟』が非常に頭がよく、策士だったためです。彼は事業の黒幕の正体を『九州地方』に在住している工藤という架空の人物に擦り付けて、その人物の詳細や情報をネットなどで拡散して、警察の焦点をそっちにずらしたのです。
詐欺の同業者に関東連合が

526663 / Pixabay
木村兄弟の活躍により、たちまち『新宿ジャックス』は全国的な巨大詐欺集団、現在の半グレ集団のような大きな勢力になったわけですが、同じく東京都内を拠点にして関東圏に巨大な勢力を持っていた『関東連合』も詐欺の事業を都内で展開していたのです。ここで同業である木村兄弟と関東連合が衝突します。
とはいえ制する動きを見せたのは木村兄弟であり、兄弟は傘下や部下などを動員して関東連合の『アジト』などをたびたび襲撃したといわれています。木村側の傘下の1グループが『関東連合』側につくと裏切り行為をしようとしていて、その企みを知った木村兄弟はその裏切ろうとしていた傘下のメンバー1人を殺害しました。
繰り返される抗争・報復により・・・

Wadams / Pixabay
関東連合側に寝返ろうとしていた傘下のメンバーの命が奪われたことを知った、関東連合の当時の頭である第22代目は当然ながら激昂して『やられたらやり返す』と報復しようとして、木村兄弟を襲撃することを決意させ手下に実行させました。しかし木村兄弟は無傷で助かると、自身の命を脅かし裏社会の勢力、事業でも衝突していた関東連合を潰そうと決意させます。
そこで交流があった山口組の組員と協力して、関東連合の関係者を次々と襲撃したのです。今回の記事の主人公である彼は第22代目と深い交流があり『兄貴分』の存在であり、木村兄弟が元々よく思っていなかったのか、一番ひどく残虐な手を下して命を奪ったのです。この2つの勢力の抗争の背景があって西新宿事件が起きてしまったかもしれません。
金村剛弘集団リンチ事件はその後六本木クラブ襲撃事件へ発展

PublicDomainPictures / Pixabay
アウトローやアングラの世界において超有名人である東京の『最恐兄弟』について解説していきました。どんな人柄でどんな性格であるか分かっていただけたのではないでしょうか?さて実は今回の記事でクローズアップしている『西新宿』で起きた、『ワル』たちの抗争によって1人の男性がリンチされ命が奪われてしまった事件ですが、この事件がきっかけとなりさらなる悲劇を生んでしまうのです。
その悲劇でも複数人グループによって1人の男性の命が奪われてしまったのですが、ここにもあの『関東連合』や『木村兄弟』が関与しているのです。一体どういう事なのでしょうか?どのように関与しているかも含めて、リンチ事件の後にさらなる悲劇を生むことになったその事件について概要や詳細を分かり易くまとめていきます。
六本木で一般男性が人違いで殺害される

Pexels / Pixabay
現在から7年前の平成24年、東京都23区港区に位置する『六本木』多くの著名人やセレブが集うエンターテイメントの都市であるこの町に存在する、飲食店にて一般人の男性が突然店に侵入した犯人である複数の男性グループにより残虐に撲殺され命を奪われてしまったのです。ここまででも喧嘩最強の男が複数人に命を奪われたときとどこか類似していますが、共通点はそれだけではなかったのです。
犯人である複数人の男たちは皆『目元だけ露わになるフェイスマスク』と『金属バットを始めとした鈍器』を所持していたのです。やり口がほぼ一緒なのですがこの犯行は計画的なものではなく、突発的なものであったのでその点は異なる点です。被害者の男性は『ある人物』と人違いにより、残虐に命が奪われてしまったのです。では犯行グループは誰と間違えたのでしょうか?
金村剛弘を殺したとされる木村兄弟と見間違えた可能性

MabelAmber / Pixabay
まず犯行に及んだ犯人グループたちの正体は皆『関東連合』の人間だったのです。この情報を聞けば誰と人間違いを起こしたのか、勘の良い人であれば気づくかもしれません。そうです。前述でも何度か登場していて喧嘩最強と言われた彼の命を奪った首謀者、黒幕と囁かれている『木村兄弟』でありその弟の孔次郎と見間違えたと言われています。
犯人グループである関東連合の人間が、後ろ姿や身なり、身長や体型がよく似た被害者男性の事を現場となった飲食店で発見すると、すぐさま仲間内に連絡して報復のためにあの時と同じようにアイテムを揃えて、そこに襲撃しに行ったのです。しかしながら彼らが命を奪った人物は全くの無関係の一般人だったのです・・・。
キレ者である木村兄弟の孔次郎の狙い?
先ほどもお話しした通りですが最恐兄弟の一角である弟は、目的のためなら手段を厭わない人物であったのです。弟は関東連合から命を狙われていることを知っており、何とかしなくてはと考えていました。そこで弟は自分と外見がよく似た人物を、あえて現場となった飲食店におびき寄せて、人間違い、勘違いで事が起きる事を計らった可能性があるのです。
これがもし本当であれば弟の、木村兄弟の思惑通りであり犯人グループの正体である『関東連合』はしてやられたことになり、より一層恨みや憎しみがますばかりになり気持ちも晴れなくなってしまったのではないでしょうか?それにしてもアングラで暗躍する2つの組織の抗争に巻き込まれてしまい、命を奪われた一般人の男性がかわいそうで仕方ありません。深くお悔やみ申し上げます。
六本木クラブ襲撃事件後、関東連合は事実上解散へ

Pexels / Pixabay
あり得ないほどの筋肉量を備えてアングラ界でも『喧嘩最強』の呼び声高い彼が、自宅近くの『西新宿』で犯人の複数人グループに無惨に命を奪われた事件では、警察も犯人の行方や正体が掴めず未解決となってしまいましたが、その数年後に起きる人間違いによって引き起こされた『六本木』に存在する飲食店で起きた凄惨な殺人事件は犯人らの正体が直ぐに判明したのです。
警察は犯人たちが『関東連合』のメンバーであることが分かるとすぐさま首謀者と実行犯たちを検挙しました。逮捕された人物の中にはリーダー格や立場的に『上』の人物がいて、主要メンバーのほとんどが逮捕されました。これにより『関東連合』はほぼ壊滅状態になり、事実上『解散』に追いやられることになったのです。
木村兄弟の名声が上がった
結果的に昭和後期から頭角を現し始めて、徐々に勢力を拡大して関東圏を中心に大きな力を持って、アングラ界の第一線で暗躍していた『関東連合』その巨大勢力を追い詰めて解散に追いやったのは、まぎれもなく『木村兄弟』という最恐コンビだったのです。そのコンビの名はアングラ界でより一層最恐として君臨することになったのです。
この事件の主犯格である人物が2019年現在も海外で逃亡を続けていたり、完全に解決したわけではありません。奇しくも人間違いにより残虐に命が奪われてしまった一般人男性が、なぜ見間違われたのか?なぜ殺される必要があったのか?『六本木クラブ襲撃事件』についてより詳しい情報を知りたい方はこちらの記事を合わせてご覧ください。
金村剛弘集団リンチ事件で芸能人との関係も浮き彫りに

Pexels / Pixabay
もともとアングラ界やワルたちの間では、その喧嘩の強さや『関東連合』を始めとした多くの裏組織と関わりのある人間だったので名の知れた有名な人物でしたが、今回ご紹介しているリンチ事件が報道されて、被害者男性として取り上げられた際にどんな人物であるか、世間的に知られることになり一般人からもある程度認知される様になりました。
そこで各週刊誌、マスメディアなどが彼の人物像や人間関係などのバックグラウンドを紹介するコラムを設けたのですが、そこで生前ある有名人と関りがあったことが浮き彫りになったのです。それも1人ではなく複数人と関りがあったことが発覚しました。その人物とはだれなのか?どんな関係性があるのか解説していきます。
金村剛弘の後輩である高岡蒼甫が身を隠す

StockSnap / Pixabay
漫画原作の超人気ドラマとなり一時期社会現象まで引き起こした『ルーキーズ』不良映画として大ヒットした『クローズゼロ』などに主要な登場人物として出演した『高岡奏輔』さんですが、彼の学生時代の『後輩』であることが分かっており芸能界デビューした後も彼のことを『兄貴分』として慕っていた仲だったのです。
彼が生前の頃には彼の『誕生日』を祝う様子を自分のオフィシャルブログに載せるなど、公に関係性を明かしていたのです。しかし事件の後、芸能人であり俳優である自身の身の危険を感じてなのか、しばらく身を隠して生活していたようです。身籠るとなれば先輩後輩の立場、人として仲良くしていただけではなく『アングラ』の世界でも何か交流があったのでしょうか?真相は分かりません。
金村剛弘の親友の岡沢高宏は広末涼子と離婚

geralt / Pixabay
前述した通り彼を兄貴として慕い、一緒にチーマーグループを結成した舎弟の『岡沢高宏』さんですが、彼とは小学生からの仲であり非常に深い交流があったのです。これまでに著名人としてモデルやデザイナーなどで活躍していますが、過去にはあの日本の大女優である『広末涼子』と内縁関係にあり結婚していたのです。
現在から16年前の平成15年に彼女とはできちゃった婚、つまりは『でき婚』で籍を入れたことが世間的に知られていますが、その5年後の平成20年、つまりは彼が犯人グループたちに容赦なく命を奪われた事件が起きた同年に『離婚』しているのです。この離婚理由についてはあまり深く語られませんが、一説によると事件により離婚せざるを得なくなったと噂されています。
広末涼子と金村剛弘は直接関係していた?
世間に公になっているのは交際相手であったのは、彼の親友であり舎弟であり深い交流がある『岡沢高宏』ですが、2人の馴れ初めのきっかけを作ったのは彼だと囁かれているのです。ここから話す事はあくまでも都市伝説クラスの噂なので予めご了していただきたいのですが、広末さんはテレビ、ドラマなどに引っ張りだこであった少女時代にやばい非行に走っていたと噂されています。
広末さんはアングラ界の中心地と呼ばれるような『夜の街』に自ら足を運び、彼と知り合って関係を持ったと言われています。一説によればその当時の彼の家に何度も出入りしていたと『目撃情報』が上がっているのです。この時彼の舎弟の一人である『金子』という人物と交際していたとも噂されていました。

Clker-Free-Vector-Images / Pixabay
更に広末さんはその頃『薬』にどっぷり浸かっていて、薬欲しさに彼の前で伝説と言われているやばい『奇行』を平然としたらしく、その行いから彼が冷めたのか扱いに困り、弟分の岡沢さんに任せてそれが馴れ初めであると噂されています。(※何度も言うようにあくまでも都市伝説のように信憑性に欠けます。事実無根であります)
彼女に関する噂や都市伝説などについて、色々な情報が囁かれており『関東連合』との関わりがあることを一部ではほのめかしています。具体的にどんな噂や都市伝説があるか詳しく知りたい方や興味のある方はこちらの記事を合わせてご覧下さい。
金村剛弘は高垣麗子や西山繭子、フェイレイとも関係

Takmeomeo / Pixabay
大女優の広末さんとの噂は本当に都市伝説レベルで信憑性やソースにかけるのですが、他の著名人や芸能人とも関係が噂されました。そちらの方々との噂はソースもあるようで信憑性も多少あるようです。90年代にはテレビにもちょくちょく出ていた、現:ファッションモデルの『高垣麗子』さんと関係が噂されていました。
また知っている人であれば知っている個性派女優の『西山繭子』さんとも関係が噂され、命が奪われてしまった事件が起きた平成20年に交際されているとまで噂されているのです。一説によると事件の後警察から『事情聴取』を受けていたそうです。更に『ミス立教』に選ばれたこともあるシンガーソングライターの『フェイレイ』とも関係が囁かれました。
新宿ジャックスや関東連合の組織「半グレ」とは

RyanMcGuire / Pixabay
近年ではその言葉と共に活動や実態が私たち世間に知られるようになった『半グレ』ですが、まだまだどういった組織でマフィアや暴力団との違いがはっきり分からない方が多いはずです。今回の記事の内容でも大きく関与している組織でありますし、どういう組織でどんな特徴があるのか今一度こちらで解説していきます。
名前の由来

rawpixel / Pixabay
まずその名前の由来ですが、半グレとはすなわち『半分グレーゾーン』という言葉の略であり、日本でも社会的にも完全に『黒』すなわちブラックに属す人間である『暴力団』『ヤクザ』でもなければ、限りなく『白』すなわちホワイトである一般人たちのどちらにも属さず、中間にいる人間なのでそのように呼ばれていると考えられます。
また『グレ』というのは灰色の事を指していますが、同時に非行に走るなどの意味がある『グレる』にも掛かっていると考えられています。この由来を理解すれば彼らが暴力団やヤクザではないものの、一般人と同じように白い人たちでもないので、悪い存在であることが伺えます。
特徴

jessica45 / Pixabay
特徴を分かり易くとらえていただくためにも、古くから存在して日本国民に広く知られている『ヤクザ』『暴力団』との違いに焦点を当てて、解説していきます。まずヤクザ、暴力団には権力などが一般市民たちに危害が及ばないようにするため、また社会を脅かすほどの勢力拡大を防ぐためにも日本の法律の中には暴力団を対象とする規定があるのに対して『半グレ』にはこれが存在しません。
つまりこの現代社会においては動きやすく活動しやすい組織であるのです。最近出てきた組織なので対象とする法律が存在しないのは致し方ありませんが、早急に対策してほしいものです。また暴力団とは社会に『その名』を公表して見せつけて活動していますが、半グレは逆に匿名で隠密にアングラ界で暗躍しているのです。
ビジネスに強い?

Free-Photos / Pixabay
前述したように金村を含むOBが引退したチーマーグループ『ジャックス』の中でトップとして君臨した木村兄弟が、その後イベントサークルをはじめて徐々に資金を稼いで、勢力を伸ばしていき詐欺に当たる『振り込み詐欺』を全国的に展開して、莫大な収益を上げていき現代の『半グレ』へと形を変えていったのも、彼らはビジネスに強かったからと言えるのです。
暴力団、ヤクザと同じような事業を『シノギ』とする機会も少なくありませんが、半グレだからこそできる日本の法律とアングラ界の隙間を突いた、意外なITビジネスを展開して勢力を拡大している可能性も十分に考えられるのです。関東連合も当初は暴走族でしたが、次第に半グレと化していったといっても間違いないでしょう。
金村剛弘殺害の真相は闇に葬られたまま

KELLEPICS / Pixabay
今回ご紹介した『金村剛弘』はアングラ界では『喧嘩最強』の呼び声アウトローで、『関東連合』をはじめとする裏社会で暗躍する組織に広く精通していて、芸能人とも関係があった人物だということは良く分かっていただけたはずです。彼は平成20年に発生した西新宿で起きたリンチ事件により、犯人グループたちに残虐に命が奪われてしまいました。
大方は犯人グループの黒幕は、彼と弟分である『岡沢高宏』と他メンバーで結成したチーマーグループ『新宿ジャックス』の当時のトップであった『木村兄弟』と囁かれていますが、警察は現在でも真犯人は逮捕に至っていません。抗争や報復、復讐から更なる悲劇を招く事態となってしまい、新たに犠牲者を生んでしまいました。本当の意味でこの裏社会の問題が解決する日が来ることを祈っております。
六本木クラブ襲撃事件に関する記事はこちら
広末涼子に関する記事はこちら