大月孝行とは?光市母子殺害事件の犯人である元少年
性交趣意で接近しますが思うように進行せず、殺害し欲求のまま及びます。大月孝行は18歳でしたが、改心の見込みはないとし死の刑が科せられました。
同じ人間でありますが、養育される環境によっては悪人にもなりうる問題は、闇深く彼だけとは言い切れないものです。今後の我が国が明るい住みよい地となるために成す術とは何でしょうか?
世帯ある数だけ、身上もライフスタイルも違うものであります。大月孝行の歩みについて熟考しましょう。
大月孝行の生い立ちは過酷?家庭状況や事件を起こすまでの経緯とは
日本中に恐怖を与えた極悪人でありましたが、なるべくして形成されたのでありません。精神年齢や犯行は、父の悪影響があると囁かれます。
成長過程で善から、かなり反れてしまった大月孝行という人間が出来上がるまでの生育を順番に追っていきます。
大月孝行の生い立ち①養子縁組前の名前は福田孝行
生が芽吹いたときは、福田孝行です。留置中にキリスト教の牧師として活動する女性が養母となり大月孝行に変わっているのです。
今までになく生と向き合い、静かに懺悔をしています。近くにいてくれる存在次第で、別人のように変化を遂げるのであります。元の名を捨ててまで愛を手に入れたのです。
雪が少しずつ解けていくように鉛の心は血が通っていくのでした。元は純粋な心をもっており、さまざまなことを過敏に吸収するのでしょう。
大月孝行の生い立ち②父親からの家庭内暴力を受けて育った
近年、行政が間に入ってくれたり、民間の助けを借りることが可能となりました。当時も、普及していて脱出することが出来たら負の連鎖を断ち切ることができずに、スパイラルを巡るのです。
代謝で傷は再生し完治しますが、心に深く刻まれた痛みは修復不可能でした。学校では明るい性格であったようです。
苦しい胸の内を悟られないように仮面をつけて無理に取り繕って過ごしたことと思います。担任が些細な変化に気づき、何かのアクションをかけていたら、違った方向へ歩めたのでしょうか。
現代社会でも問題化されており、子供時代に深く傷を負った痛みは大人となってもフラッシュバックするように蘇り、道徳心が養われないのです。
大月孝行の生い立ち③中1の頃に母親が自殺!遺体の処理を任される
荒れた密室で暮らしていく中で、解放という自由を切に願った結果は、悪館から逃げだすことではなく、死世界でした。
大月孝行へ始末を申しつけます。生涯の伴侶に、別れの挨拶もなく息子へ託すのです。何の為に結婚をし家族を作ったのでしょうか。喜びも幸せも感じたことが一瞬でもあったと信じたいです。
予告もなく訪れた悲しみは、固く心臓をガードしていき感情に鍵を閉めていくのでした。天に召された後も涙一つみせず大月孝行は、命の重さが不透明になった根源ともいえるのです。
大月孝行の生い立ち④父親はフィリピン女性と再婚
喪の明けない3か月後、愛人であったパートナーと一緒に住み始めます。典型的なDV男でありました。一種の精神疾患で一生直りはしません。
一番近くで感じていた大月孝行は、家という本来癒されるはずであろう場は、苦しみの箱となっていたのです。
大月孝行の生い立ち⑤家出を繰り返すようになった
能面のように表情を変えない顔は、気持ちを置き忘れてきてしまったように過ごしていきます。居場所を見いだせず、外の世界へ目を向けるようになります。
不運というものは重なるものでです。世の中の大人たちは大月孝行に無関心でした。あてもなく放浪する度に心は泣いて助けを求めていたのです。
暗い夜道を歩くほど孤独で、言い表せない不安に襲われるものは絶するものです。耐えられるほどの免疫力を持ち合わせてはいませんでした。
大月孝行の生い立ち⑥高校卒業後は水道配管設備会社に就職
新たなスタートを切り気持ちも晴れやかでしたが、幼少からの荒んだ生い立ちは徐々に姿を現してくるのです。
何も告げずに欠勤を繰り返し、大人のマナーに順応していくことが困難でした。体は青年になっていますが、中身は幼稚のままで社会的能力を身につけぬまま、バランスはキープできなかったのです。
大月孝行の生い立ち⑦就職から10日後に光市母子殺害事件を起こす
鉛の心を持っていた大月孝行は、正当な通信方法がわからなかったようです。凍ってしまっていた思考回路は理性もストップできないものでした。
マグマみたく留まらず湧き出てくるのです。我慢してきた感情がとめどなく爆発するようでした。
大月孝行の起こした「光市母子殺害事件」について時系列順に紹介
呼び鈴を慣らしてからが悪夢のスタートでした。お昼寝が終わり、のんびりと過ごしていた空間がブラックになるのです。
大月孝行は、瞬く間にして儚い2人の命を奪います。
光市母子殺害事件とは大月孝行がとある母娘を殺害・屍姦した事件
大月孝行が手を染めたのは、殺人と死後のレイプです。小説に魂を蘇らせる儀式として、性行為があったのです。トリックを使いこなしたのですが、目を二度と明けることはありませんでした。
効果のないことに大月孝行はどう思ったのでしょうか。目標を達成したことで、無関心であったかもしれません。
大月の事件概要①強姦目的で下水道工事を装いアパートに侵入
違和感なくプライベート空間に入るには、どうすればいいかを大月孝行は考えます。生活していく上で、大切なライフラインが支障をきたすと困惑します。逆手にとったのでした。
本来の目的であるレイプは、容易いものだと思っておりました。悪知恵を働くよりも、勤務先でどうしたら出世できるか考え動いた方が、今後のためにもなったでしょう。
歪んだ精神を持った大月孝行には知る由もなかったのです。
大月の事件概要②抵抗されたため母親の頸部を圧迫
馬乗りになったのです。とっさのハプニングに驚いた若いママは強く抵抗しました。我に返ると、首を絞めていたのです。
幼いころから常に痛みつけられている風景を見ていたせいか、反抗する者に対して容赦なかったのでしょう。数えきれないほどの痛みを体験してきているからこそ、人の痛みも敏感になるでしょう。
彼は真逆であり、言葉を話せない人形を扱っているようでした。
大月の事件概要③母親の死亡後に泣いていた娘を窒息死させる
気づかれることなく大月孝行に閉ざされます。抱っこした途端、フローリングに数回落下、ぐったりしたところを紐で窒息させています。
どんなに痛くて苦しい時間だったことでしょう。わずか11カ月という短い人生の幕を閉じざる負えませんでした。夫は、もっと3人で写真を撮っておけばよかったと後悔を示しておりました。
大月の事件概要④母娘殺害後は財布を盗みゲームセンターと友人宅へ
惨い行動をしたにも関わらず、平然と過ごします。ゲームしたり、自宅は帰らずに遊んでいました。自由を手にいれたといわんばかりに、ふらついていたのです。
世間は騒然とニュースが報道しているのを大月孝行は、どんな気持ちで眺めていたのでしょう。
大月の事件概要⑤大月孝行は事件から四日後に逮捕された
連日テレビや新聞では、母子がターゲットとなってしまった背景が報道されていましたが、屍姦していることが異常な犯行だと指摘された中で、福田孝行が逮捕されたのです。
一気に彼の名は知れ渡り、悪で有名になってしまうのです。
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大月孝行に下された判決は?裁判での様子や精神鑑定の結果も
まるでおとぎ話をしているかのような異次空間の話しを持ち出しては、語りました。逮捕されてから12年の時間が経っていました。
大人であるにも関わらず幼稚な思考を真剣に語る有様は異質な雰囲気を醸し出すのです。
「母恋しさ・寂しさからくる」抱き着き行為だと殺意を否定
大月孝行の精神はずっと不安定です。十分な愛情であったり意思疎通が気薄でありました。心の形成に異常をきたし思春期となっても母離れできませんでした。
包み込む優しさを感じ、ハグしてしまったと容疑を否認します。いきなりされた相手からすると、ビックリしますし抵抗するのも無理ないでしょう。
大月孝行の当時の精神年齢は12歳と判定されていた
息をしなくなるとはどういったものであるのかさえも判別できなかったように感じられます。幼い子供が冗談で「死ね」と言い合っているかのように、軽く思っていたようです。
大月孝行の第一印象は成熟しておりましたが、心は未発達のままでした。生育される雰囲気で、見えない部分の成長はストップしていくさまは、機械人間です。
「ドラえもんに助けてもらいたかった」から遺体を押し入れに?
秘密の道具であらゆる問題を解決してくれるキャラクターの寝室です。亡骸を入れることで未来の道具を使って蘇らせてくれると信じた結果の行動だといいます。
大月孝行はマリア様のように見え、包んでもらいたかったのでしょう。衣類を身に着けていない明らかに性的暴力をうけた姿からは、本当に生き返ってほしかったでしょうか。
後から追記した言い逃れなのか、大月孝行の心中は定かでありません。
死後の屍姦は小説に載っていた「復活の儀式」であったと主張
魔術師を演じきり、模倣実行したと語っていますが、現に内容は含まれておらず、空想の世界を頭で描き話していたのかもしれません。
少なからずレイプするために実行していますから、欲求を満たすための口実とも言えそうです。
大月孝行は死刑判決!現在は広島拘置所にて死刑囚として生活中
審判をやり取りすること12年という長い年月を要し、刑罰は確定しました。弁護人からは傷害致死だと主張する場面もありましたが、最後は弁明の余地はないとされ、死刑という重き罰が課せられたのです。
今も、刻一刻とせまる執行の日まで、聖書を読み筋トレしながら日々を過ごしています。
大月孝行のその後!知人にあてた手紙の内容がひどい?
壮絶な内容の事件を起こした大月孝行でしたが、反省の色はなく刑務所の中はどうなっているのか実態を知りたいと語ります。償う人間が発す言葉ではなく社会科見学気分でありました。
大月孝行が知人にあてた手紙には過激な内容が綴られていた?
「男は女を求める、女は男を求める。コレ自然の摂理。犬がある日かわいい犬と出合った。…そのまま「やっちゃった」…これは罪でしょうか。」(引用元yourpedia)
友人に綴った内容は、全く反省が感じられません。人間ではなく動物に例えている背景から考察すると、支配の世界に浸っているようです。対等な関係ではなく服従をしたい思考がうかがえます。
「来世で弥生さんの夫」という妄言もしていた大月孝行
法廷でも異質な発言をしていたため慎重に進めていくため精神鑑定が必要でした。最中に生まれ変わったら夫婦になっていることを想定しています。
予言者のような発言に周囲は唖然とすると共に、特別な感情を抱いていたとアピールします。惹かれていた女性に対しての行動とは決して考えられないものであります。
悪魔のような父親の残忍な遺伝が受け継がれてしまったことを物語ります。
大月孝行は現在クリスチャンになったって本当?改名した理由も
年令を重ねて落ち着いた背景もありますが、神のお言葉を実際に目で通したことで、自分のしてきたことが最低だったということを大月孝行は語っています。
反省の全くなかった裁判直後とは様子が違い、思い出すと辛いと語ります。
拘置所内では筋トレに熱中?死刑への不服を主張
毎日肉体改造に励んでおり、筋肉質の体型になっているといわれます。今までは漠然と生きる意味を見いだせないまま抜け殻のように過ごしてきたのでしょう。
現在見守ってくれる存在がいるからこそ、生きるという素晴らしさを感じたようです。少年法で守られるべき権利と主張をします。
今はきちんと現実を受け入れてタイムリミットまでを吟味し歩んでいることでしょう。
福田孝行から大月孝行に改名した理由は養子縁組
幾度となく面会室に顔をだしては、大月孝行の固く閉ざしていた鉛の心に、温かく寄り添い励ましてきた人物です。刑が確定してしまうと、親族しか面会が出来ません。
家族になるため、彼と養子縁組をして息子にしました。無条件に自分を愛してくれる存在がいるという安心感は、どれほど心強いお守りとなっていることでしょう。
クリスチャン・大月純子との出会いで更生したとの見方も
規則的習慣として、神様の思考を読みあさり、過去の大月孝行少年がしてきた行いを懺悔し、異次空間の話しを信じていたことは浅はかであったこと、道徳心の欠片のなさを実感し、猛烈に反省しています。
熟読していく中で、過去が辛いとも訴えているのです。もっと早くに聖書と出会っていたら、今頃社会人として活躍していたかもしれませんね。
大月孝行の家族のその後とは?現在は何をしている?
身よりで1名でも犯罪者がいるとなると、育て方が悪いなどとバッシングに遭います。丁重に頭を下げて詫びる両親もいれば、大月孝行の父みたく反省をみせない、横柄な態度をする人もいます。
大月孝行を形成した特殊なグループであった家族についてみていきます。
大月孝行の父親は非常識な言動を繰り返していた
彼に手鎖をかけると、一斉にわが社がスクープをと奮起し、マスコミたちはハイエナのように付きまといます。インタビューでは、いくら成人となっていようが息子であることには変わりがありません。
いくつになっても親であるため、謝罪の言葉を述べることが一般的です。大月孝行の父は違いました。責任は息子にあるとし、自分は関係ないことをアピールします。
この親にして子ありでしょう。一方で極刑に関してはがっかりだと述べています。ただ、養子縁組もしていたりと不可解な言動が浮き彫りになりました。
父親は事件後に転職?被害者遺族と職場が一緒に
冷ややかな視線を痛いほど浴びたでしょう。本人が何かしたわけではありませんが、大月孝行の身を引きうけ監視する義務のある役であります。
居場所がなくなり退職を余儀なくされ、自分も被害者だと言ってのけています。転々と生業を変えて生計を立てています。
同じ母から生まれた大月孝行の弟は行方不明に
大月孝行を生んだ母は、もう一人息子がいて彼の2こ下となる弟がいます。死後は再婚していて、10歳以上歳が離れた弟もいます。事件後は、2歳離れの弟は家出しています。高校2年生のときでした。
腹違いの弟の情報は定かでありませんが、マスコミに執拗に追われたりして、落ち着かない毎日を過ごしたでしょう。