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三菱銀行人質事件の性行為以外の噂の真相は?⑤トイレはカウンターの陰
季節は冬であり、約2日間にも及んでいたので、もちろんトイレに行きたい人達もいましたが、使用の許可は下りませんでした。
三菱銀行人質事件の性行為以外の噂①トイレに行くことは許されない
すきを見て脱走することを危惧してのことか、トイレに行くことは禁じられました。その代わり、行きたい人は代わりにカウンターの陰でするように命令しました。
後に、20秒間だけ許可されましたが、「1秒でも遅れたら、誰か死ぬことになる」と依然脅されている状況でした。
人質側の自由はなく、命令に従いおびえ続けるほかありませんでした。
三菱銀行人質事件の性行為以外の噂の真相は?⑥立てこもり中に借金返済
三菱銀行人質事件を起こしたそもそもの理由は、借金の返済でした。当初は金を奪ってすぐに逃走する予定が、逃げれなくなってしまったため、返済を籠城中に行うという異常な行動を起こしました。
それも自分ではなく、人質を利用するという大胆な行動をとりました。
三菱銀行人質事件の性行為以外の噂①自分の借金を払いに行かせた
返済をするための500万円を用意し、人質を返済先に向かわせ、全額完済させました。後に問題になって母親などに迷惑をかけることのない方法を考えて行っていました。
また、返済に遣わされた人達が中に戻る際に、突撃作戦を打ち明け、内部から合図を送るようにすることができました。
三菱銀行人質事件のその後
三菱銀行人質事件は、性行為をさせていた事実はなかったものの、性行為以外の噂であったように内容は悲惨なものでした。
死者を出しながらも、常軌を逸する行動をたくさん繰り返してきましたが、恐怖で長かった籠城も42時間でついに幕を閉じます。
警察が突入し梅川は射殺
突撃のチャンスをうかがうため、内部の人達と連携を取って、合図を待ちながら、着実に突撃の準備を進めていました。
事件解決の日の朝、梅川は昨晩お酒を飲んでいたことや、犯行が長時間に及んでいたことから疲労もたまり、ウトウトと居眠りをしていました。
そして、梅川の近くから人が離れた瞬間を狙って隊員達が突撃し、頭、首、胸に銃弾8発の内3発が当たり、その場に倒れこみました。その後、搬送先の病院で亡くなりました。
犯人のほか、銀行員・警察官を含め5名が死亡
結果的には梅川の射殺という形で幕を閉じましたが、犯行が始まってすぐ、要求に素直に応じず助けを呼ぼうとした行員2名が亡くなっています。
さらに、通報を受けて駆け付けた警官1名が殉職、逃げれない状況になったことを「お前の責任や」と言われ、支店長が亡くなりました。
三菱銀行人質事件は梅川を含めて計5人が亡くなるという非常に悲惨な結末となりました。
三菱銀行人質事件の現場は今も現存
現在は名前を三菱UFJ銀行に変更してますが、建物は三菱銀行人質事件が起こった当時とのままで、同じ場所に現存しています。今はその周辺を歩いても、本当に悲惨なことが起こっていたのか分かりません。
そのため、何も知らない人にとっては普通の景色であり、当時を知る人にとっては忘れることができない場所となっています。