連続殺人犯ゲイリー・リッジウェイの生い立ちや異常な心理【グリーンリバー事件】

そのため、ゲイリー・リッジウェイは社交的とは程遠い物静かで内気で自分の意見を言わない性格だったようです。シリアルキラーやサイコパスにはIQの高い人物が多いと言われていますが、知能に関しては平均以下でしたが特徴などからサイコパス等の特質があった事が伺えます。

そして、幼少期だけでなく大きくなってからも夜尿症が治らないというのは、シリアルキラーなどによく見らる特徴の1つです。他サイコパスと呼ばれた殺人鬼に関する記事はこちらをご覧ください。

父親は暴力的・母親は過保護だったという説も

marcisim / Pixabay

父親は気性が荒くよく暴行をふるう男で娼婦に嫌悪感をもっておりよく愚痴を言っていたそうです。父親はトラックの運転手をして生計を立てて家族を支えていたそうです。

母親の性格については諸説ありますが、たいていの場合は夜尿症は幼い内に落ち着くはずが、ゲイリー・リッジウェイの夜尿症は大きくなるまでなかなか治らなかったそうです。そんな息子に対し母親はおねしょをするたびに体を洗ってあげていた優しい母だったと言われています。

aryenterprises / Pixabay

IQが平均値よりも低かったため、IQの低い息子をとても心配し過保護な母親だったという説がありますがこれには諸説ありますので、実際に過保護だったのかは判明していません。

5人家族で3人兄弟の真ん中父親は少し暴力的で子どもの前で売春婦の愚痴をこぼすという売春婦の話を子どもの前で話すことがごくありふれた家族とは少し違うのかもしれませんが、生い立ちに関してや家族の環境などについて著しい問題があるような感じは伺えません。

ゲイリー・リッジウェイは高校生のころに少年を刺している

moritz320 / Pixabay

ゲイリー・リッジウェイは大人になって初めて犯罪に手を染めたわけではありません。彼に犯罪者としての猟奇的な部分が出てきたのは16歳の時になります。この歳に1度傷害事件を起こしてしまっていました。

6歳の少年を言いくるめて森に連れていき少年の肝臓付近を刺したことがありますが、少年は一命を取り留めることができましたが子どもをどのように森に連れ込んだのかは明らかになっていません。

海軍へ入ったゲイリー・リッジウェイ!卒業後に結婚

41330 / Pixabay

ゲイリー・リッジウェイは高校を卒業したあと高校の時から交際していた当時のガールフレンドだったクラウディアと結婚しています。

しかし、海軍に入隊してすぐゲイリー・リッジウェイはベトナムへ送られることになり、そこで娼婦を買いあさるようになりました。海軍として派遣されていたベトナムで娼婦遊びにふけってしまったゲイリー・リッジウェイはあろうことか娼婦から性病を移されてしまったそうです。

geralt / Pixabay

避妊をせずに性交渉をしていたそうですので、彼が性病を患ってしまったのは自業自得ともいえるでしょう。売春婦に対して怒りがあふれ出たそうですがそれでも娼婦あさりは辞められなかったそうです。

またクラウディア自身もあろうことか夫であるゲイリー・リッジウェイの友人と不倫をするなどの泥沼の結婚生活となってしまい2人の結婚生活は短い期間で終わりを迎えることになりました。妻と友人2人の人間に同時に裏切られ人間不信になったとも言われています。

母親に対する異常な感情と売春婦への執着

satyatiwari / Pixabay

ゲイリー・リッジウェイは思春期の頃、母親に対する2つの感情を頂いていたと語っています。母親に対する怒りと憎悪だけでなく、母親に対して性的な魅力を感じる感情を持ち母親を殺害する姿をよく想像していたそうです。

何故母親に対して性的な魅力を感じていたのかは生い立ちからはわかりませんが、母親から愛情を注がれていないと感じていたのかもしくは母親の愛情が大きすぎて恋愛のような感情となっていたのか、彼の生い立ちに関しては諸説ありますので真相は不明です。

また、父親が売春婦の愚痴をよく言っていたことが原因なのか、もしくは母親に対する満たされることない性的な魅力が原因なのかは不明ですが 売春婦に異常なまでの執着を持っており、本人もこのことについては認めています。

異常な性欲で所構わず1日に何度もセックスしていた

Ben_Kerckx / Pixabay

ゲイリー・リッジウェイは3回結婚をしていますが、結婚をした妻たちやかつの恋人はたちは性に関する欲求は他の人と比べてもゲイリー・リッジウェイの性欲は異常すぎるほどだったと言う話があります。

世の中に性欲の強い人間ももちろん大勢いますが、性欲だけでなく性への執着も異常だったそうです。相手が乗り気でなかろうが拒否を使用が関係ない自分の欲望のままに動いていたそうです。

Olessya / Pixabay

1日に何度も求めるだけでなく自分が欲求不満に陥ると公共の場所であろうが屋外であろうが関係なしに性交渉を求めたそうです。そのため、お金で身体を売る売春婦に執着し性交渉をしていたのではとの推測もあります。

ゲイリー・リッジウェイと息子マシューの関係

人生の中で3度結婚を経験して複雑な事情等から離婚をしているゲイリー・リッジウェイには、2番目の妻との間に1人だけ息子がいます。しかし、最終的には結婚生活は破綻してしまい離婚をしたときに息子のマシューは母親のほうへ引き取られています.

ゲイリー・リッジウェイは息子のマシューに対してどのような感情を持っていたのでしょうか。自分の父親が暴力的だったように息子に暴力をふるっていたのでしょうか。

jarmoluk / Pixabay

始めの結婚は上手くいかずすぐに離婚となり結婚に対してネガティブなイメージを持っていたとされるゲイリー・リッジウェイにとって、子どものマシューはどのような存在だったのか、また子どものマシューから見てゲイリー・リッジウェイは父親としてどうだったのか見ていきます。

NEXT ゲイリー・リッジウェイはマシューを溺愛していた