胡散臭いバスツアーに参加しちゃいけません「迷家-マヨイガ-」救いようのない勇者の代償で鬱になる「結城友奈は勇者である」狂気の不条理残酷ネコアニメ「ねこぢる劇場」グロとスプラッター、バッドエンドの三拍子「アカメが斬る！」いじめをテーマにした内容不適切で放送局自ら自粛した「シゴフミ」など30位から26位までのトラウマアニメです。
トラウマアニメ30位：トラウマに襲われる？『迷家-マヨイガ-』
「第一回人生やり直しツアー」に参加した30人の若者達は都市伝説で知られる「納鳴村」に向かいます。閉鎖空間と化した集落で様々な怪現象に見舞われるが村からは出る事が出来ません。参加者達の心のトラウマが具現化した数体の巨大な化け物「ナナキ」の襲撃に遭い自らを省みトラウマを克服した若者達は、帰宅を望む者と村に残る者に分かれます。
30人と言う無駄に多いキャラそれぞれの伏線が全く回収されずに中途半端なままラストまで突っ走り視聴者を鬱に陥れる事で話題を読んだアニメです。恐怖の対象であるトラウマの具現化であるナナキがグロカワマスコットにしか見えないなど、数々のフラストレーションを残す展開こそがこの作品をトラウマアニメとしてバッドエンドに結末付けています。
トラウマアニメ29位：戦いの副作用『結城友奈は勇者である』
讃州中学の勇者部に所属する4人の普通の女子中学生が授業中に鳴り響くスマホのアラームがきっかけで、神樹の作る樹界に飛ばされます。死のウイルスから四国を守る勇者の適正値が高い者として4人は選ばれ、神樹を狙うバーテックスと戦い神樹と人類を守るために勇者となります。しかし戦いには副作用として身体機能を失っていくリスクを伴います。
鬱展開で有名な本作は戦う度に声や聴力・視覚・記憶などの身体機能が失われ、最終決戦ではほぼ身体の全機能が停止し寝たきりになっても敵の攻撃が止むことは無く、世界の平和と引き換えに自らを神樹の供物に捧げ終わりの見えない戦を可愛らしい少女達に強いる残酷な展開がトラウマ必至で、これ以上無い暗い鬱展開に視聴者を容赦なく陥れていきます。
トラウマアニメ28位：差別・暴力・薬物・グロ『ねこぢる劇場』
人間と動物が一緒に学ぶ小学校で先生が将来の夢を子供達に尋ねますが豚の発言は一切無視、しかも給食はトンカツです。帰り道、明日は学校へ行かずザリガニ採りに行くと言うにゃー子に一緒に行きたいと言いますが嫌だと断られます。なんで？と聞くと「豚だから」。喧嘩を仲裁してきた老人を返り討ちにするなどの反社会的要素が抜群のアニメです。
白い猫の姉弟・にゃー子とにやっ太が主人公、一話完結型の人間社会を反映した不条理漫画が原作の全編トラウマアニメです。ポップでシュールな子供特有の残虐さと容赦ないグロ展開が狂気にまで昇華しており、差別やドラッグと暴力など何でもありの異様なテーマですが、全ては31歳で自殺した作者である”ねこぢる”の見た夢がモチーフとなっています。
トラウマアニメ27位：無慈悲な描写『アカメが斬る！』
重税に苦しむ村で育った少年が立身出世のために帝国軍の兵士を目指し、幼馴染と3人で帝都への旅に出るも、道中賊に襲われ離れ離れになり一人帝都に辿り着きます。路銀を騙し取られ、助けてくれた貴族の少女の護衛として働き、殺し屋集団ナイトレイドの存在を知ります。村を苦しめる重税の原因の帝都の腐敗を正すためナイトレイドの一員となります。
普通に主要キャラが残虐な手口で殺されて行く代表的なトラウマアニメです。グロ描写が多く可愛いらしい少女の生首を広場に晒すシーンや、無造作に情け容赦無く両腕が切断されるシーン・顔面殴り潰しなどスプラッターがてんこ盛り。ラストで帝具に自我を乗っ取られた主人公の最期もグロく、アカメだけが生き残る暗い壮絶なバッドエンドのアニメです。
トラウマアニメ26位：悲しく重い手紙が届く『シゴフミ』
この世に残した想いを伝えたい相手に綴った手紙「死後文」を届ける少女の姿をした「死後文配達人」フミカと、相棒である言葉を話す杖「カナカ」を中心に一話完結型のオムニバス展開で関わった人間達の姿を描いています。第6話が内容不適切で放送中止になりました。何か事件を受けての自粛では無くあまりにリアル過ぎて放送局側の判断で中止です。
その内容は”いじめ”を扱ったもので、いじめを受けた少年がネットに書き込んだのがバレてしまい死亡。いじめに気付いた少年にターゲットを変更し逆にドライバーで刺さされ事件になり、その新聞記事を見た少女がネットにいじめの告白をすると言うバッドエンドの無限ループで鬱になりそうな、救いようのない重たく暗いトラウマアニメです。
トラウマ級の鬱アニメランキングTOP40！【25～21位】
Alexas_Fotos / Pixabay
閲覧注意や検索してはいけないなどに抗えないのが”怖いもの見たさ”と呼ばれる人間の性であり業です。楽しい遊園地に必ずお化け屋敷が存在するように、人間は見たくないものをわざわざ自ら見てしまう愚かな生き物であり、それが逆にまた真の人間らしい感情なのかもしれません。トラウマアニメまだまだ続きますくれぐれも自己責任で見て下さいね。
世界中はゾンビだらけ学園生活部の生きた証「がっこうぐらし！」単なるネット依存症では片付けられない「Serial experiments lain」エグいくらいの壮絶なグロシーン連発「屍鬼」可愛らしい魔法少女たちが無残に殺されまくる「魔法少女育成計画」閉鎖された村で起こる数々の殺人の呪いの真相に迫る「新世界より」など25位から21位をご紹介します。
トラウマアニメ25位：学園サバイバル『がっこうぐらし！』
主人公は学校に寝泊まりする「学園生活部」ムードメーカーのゆき、シャベルを愛するくるみ、皆をまとめるりーさん、しっかり者の後輩みーくんの4人。おっとりした顧問のめぐねぇと一緒に非日常の毎日を元気に過ごしています。ほのぼのテイストで描かれた登場人物が徐々に心を壊し、鬱に陥る友達を支えながら生き延びる学園サバイバルホラーです。
オープニング映像の車が回を重ねるごとに劣化していくなど、細部に拘ったギミックが散りばめられているのも魅力の一つ。極限まで追い詰められ精神的に限界なそれぞれの心理描写が重くのしかかって来ます。グロいシーンも多々あれどキャラデザの可愛さとのギャップで更にグロさが倍増し、バッドエンドの予想しか想像つかないトラウマアニメです。
トラウマアニメ24位：自殺者からのメール『Serial experiments lain』
女子中学生・岩倉玲音は自殺したはずの同級生・四方田知沙からのメールを受け取ります。知沙によるとWiredと言うインフラとして機能するネット世界で、”神様が存在し、肉体は必要としない”空間だと言う事。自分と違うlainを知る言葉と、自分を見て怯える者の存在によりWiredとリアルの境界線が曖昧になってきます。
グロ描写と言うよりは精神的に不安と鬱が重くのしかかるアニメです。お父さんに買ってもらったパソコンでネットにのめり込みすぎて電脳世界と現実世界が激しく混濁し自分が偏在しており、しかも繋がれている。現代におけるネット普及の仮想空間と区別のつかない曖昧な現実がモチーフとなり、難解すぎて鬱になりそうな視聴者が続出したアニメです。
トラウマアニメ23位：村に広まる恐怖『屍鬼』
人口わずか1300人の僻地の村、現代でも土葬の風習が残る外場村のはずれにある洋館に、ある一家が住み着いてから村の様子が変わってきます。増え続ける死者の数に疑問を抱いた村唯一の医者と親友の副住職の二人は調査を始め、その真相が掴めずにいます。都会からの転校生・結城夏野も異変に抗う内に、夜な夜な徘徊する死者の目撃者が現れます。
解剖シーンが多い本作には苦痛に満ちた被験体の表情や、皮膚を切開し血しぶきや臓器などのグロ描写が多いのですが、解剖する人間の狂気のエグさもトラウマアニメと呼べる高レベルです。特に後半に進むに従いそのレベルが上っていくので耐性のない方は正直キツい仕様となっています。しかも壮絶なバッドエンドが待ち構えているのでお覚悟を。
トラウマアニメ22位：魔法少女のデスゲーム『魔法少女育成計画』
可憐な容姿と常人を凌駕した身体能力、人間にはない特殊能力を持たせる人気ソーシャルゲーム「魔法少女育成計画」により、とある地区では16名もの魔法少女が誕生してしまいます。その土地の魔力のキャパシティを超えてしまう為、8名まで削減する事となり、当初はマジカルキャンディーの争奪戦が、魔法少女同士での殺し合いに発展してしまいます。
魔法少女同士のデスゲームのバトルシーンがどれも容赦なくグロくてエグい、それぞれが壁に叩きつけられ、銃で撃たれ、しかも首を切り落とされるだけではなくリョナよりの人体破壊シーンまであります。さらに妊婦や小学生・中学生まで、16名いた魔法少女の総勢14名が壮絶な最期を遂げ、残った二人もバッドエンドよりの暗く重いラストになります。
トラウマアニメ21位：何かがおかしい街『新世界より』
「呪力」と言う超能力を得た人類は、神栖66町でバケネズミを使役し平和に暮らしていました。外からの”悪いもの”の侵入を阻む「八丁標」と言う注連縄により隔てられた町の外に、子供達は決して出てはならない言いつけを守っています。渡辺早季はキャンプ先で自走型アーカイブ・ミノシロモドキを発見し、過去の知識を手に入れ世界に疑問を抱きます。
人間の中に潜む醜い身内贔屓の差別が如実に露見する鬱展開です。呪力が発動した子供達が集う全人学級で一人、また一人とクラスメイトが消えていく異様な状況で消えた子供の存在さえ無かったかのように誰もが平然とし、楽しいはずだったキャンプも殺し合いの場になり、呪力を持つものと持たざる者の大量虐殺が始まりバッドエンドへと向かいます。
トラウマ級の鬱アニメランキングTOP40！【20～16位】
flegmatik95 / Pixabay
昔から人間の大半は心の中の醜い部分から目を逸らし見ようとしません。それが普通であり普段は認識できない無意識下にある暗い闇に気づかず生きるのが当たり前かもしれません。しかしその感情を理解せずに終わってしまっても良いものでしょうか。その醜い部分の正体を知る方法がトラウマアニメを観る事です。騙されたと思ってご覧くださいね。
狂気のエキセントリックなストーカー犯罪「パーフェクトブルー」種を超えた純愛の果てに待っていた結末は「BRIGADOON まりんとメラン」絶望を描くグロ描写と鬱展開「ベルセルク」疑心暗鬼が引き起こす殺し合い「Another」400年に渡る償いはどのような結末を迎えるのか「地獄少女」など、20位から16位をご紹介します。
