トラウマになる鬱アニメランキングTOP40!閲覧注意だけどなぜか見たくなる

まず難解なストーリーを理解するにはアニメの第1話から順に視聴するのがおすすめです。ここで既に鬱が入りそうです。呪いの正体は病気ですが、突然狂ったように錯乱する、嘘を絶対許さないヒロインたちに薬物で殺されそうになり逆にバットで撲殺する主人公やカラスに啄まれる少女、狂気の疑心暗鬼とグロシーン満載のトラウマアニメですよ。

トラウマアニメ8位:殺し屋に改造された少女『GUNSLINGER GIRL』

テロや暗殺の乱発する架空の現代イタリアを中心としたヨーロッパが舞台のアニメです。イタリアの「社会福祉公社」は障害を持つ瀕死の少女達に強力な身体能力を持つ「義体」に改造し、薬物で洗脳した上で反政府組織に対する超法規活動を行わせる闇の組織。「義体」と引き換えに死をも顧みられる事のない過酷な運命を背負わされるトラウマアニメです。

殺人シーンはありますがグロ描写はほとんど無く、大人の都合で身体を改造された上に洗脳され記憶も消される重く暗い境遇に加え、反政府組織との殺し合いの道具にされる少女たちと言うだけでバッドエンドしか想像できない救いようのないトラウマアニメです。萌え要素を求めて視聴してしまった方を完膚無きまでに叩きのめす鬱アニメなのでご注意を。

トラウマアニメ7位:ドロドロだけど泣ける『君が望む永遠』

進路の決まらない高校3年生・鳴海孝之は速瀬水月の紹介で涼宮遙と交際します。遥とのデート前に孝之に水月は想いを断ち切るために孝之に指輪をせがみ、それが原因で遅れてしまい遥が交通事故に巻き込まれ意識不明の昏睡状態になり3年の月日が流れます。既に孝之は水月と半同棲で暮らし始め、そこで遥が目覚め事態はドロドロの鬱展開に急変します。

登場人物全員が誰一人悪者ではないのにここまで鬱が入る昼ドラ顔負けのドロドロの三角関係ストーリー展開は辛すぎる作品です。決断力のない日和見主義のヘタレっぷり全開の主人公・鳴海孝之にはネットでも酷評が多く集まりましたがやむ無しでしょう。全員が幸せにと言う幻想を打ち砕く綺麗事は何一つ通用しない恐ろしい学園恋愛トラウマアニメです。

トラウマアニメ6位:東京で地震が起きたら『東京マグニチュード8.0』

平凡な夏休み初日の土曜日、お台場のロボット展に来ていた中学1年生の小野沢未来と小学生の弟・悠貴の二人は、突然起きたマグニチュード8.0の海溝型大地震に巻き込まれました。レインボーブリッジの崩壊や東京タワーの倒壊などの被害の中、お台場で出会ったバイク便のお姉さんと共に世田谷の自宅へ戻る中で、災害の恐ろしさを実感できる作品です。

首都直下型地震発生時の被害を受けた架空の2012年を想定した作品ですが、2009年の放映開始の2年後、2011年に東日本大震災が事実として起きてしまいました。アニメの内容は想定外の災害が発生した場合誰にでも起こりうる可能性のある状況で自分には何ができるかを考えさせられ、その中で主人公の未来が様々な悲しい事実を受け入れ成長する内容です。

トラウマ級の鬱アニメランキングTOP40!【5~1位】

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40位から6位までの選りすぐりのトラウマアニメをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。この後いよいよ5位から1位までの鬱展開必至のトラウマアニメをご紹介しますが、さらにエスカレートする残酷なグロ描写や、性的虐待、心無い理不尽極まるいじめなど胸糞の悪いトラウマアニメが待っていますので、くれぐれも自己責任で御覧くださいね。

人類存続の可能性を脅かすミュータント少女を描いた「エルフェンリート」虚言の妊娠を暴くために恋敵の腹を切り裂いた「School Days」OP詐欺も甚だしい蚯蚓ジュースのいじめ「なるたる」”マミる”の造語を生み出したトラウマアニメ「魔法少女まどか★マギカ」地球を護るための犠牲は虐待されていた子供達「ぼくらの」5位から1位をご紹介します。

トラウマアニメ5位:救いようのない『エルフェンリート』

人類淘汰の可能性を持つ女性型ミュータント・ルーシーは離島の研究所で国家レベルでの極秘機密として隔離されていました。研究所職員や警備員23人をわずか5分で殺害し脱走、対戦車用徹甲弾で頭を撃たれ海に投げ出されます。由比ヶ浜で記憶が欠落したルーシーを発見したコウタとユカは、銃撃の影響で別人格が発現したルーシーと暮らす事になります。

とにかく残虐な殺戮シーンの多いエルフェンリートですが、視聴年齢制限R-15をかけられ地上波枠の放送はかなりのカット編集が行われ尺が足りなくなってしまい次回の冒頭やダイジェストを放送した程です。首は飛ぶ、指は切断され、胴体は真っ二つなど、グロい萌え系アニメと言うだけでは無く、誰にも愛されなかったヒロインに涙する作品でもあります。

トラウマアニメ4位:ドロドロの愛憎劇『School Days』

伊藤誠は同じ電車に乗り合わす桂言葉の事を気にかけ、西園寺世界の助力で交際することになります。次第に言葉に飽きてきた誠は世界に欲情し肉体関係に、自制心を失った誠は次々と他の女子とも関係を持つようになります。言葉とヨリを戻した誠を世界が刺し殺し、言葉は誠を装ったメールで世界を呼び出し殺害。誠の生首を抱えヨットで沖へと消えます。

PCアダルトゲームが原作となり性的描写に加え壮絶な殺害グロシーンがあるので、視聴には十分な注意が必要とされる代表的トラウマアニメです。高校生男女のドロドロの愛憎劇が海外のアニメファンにまで知れ渡りました。最高にクズの主人公・誠の殺害シーンでは大喝采、あまりの凄惨な内容に最終回が放送中止となるなど数々の話題を呼んだ作品です。

トラウマアニメ3位:OP詐欺のハートフルボッコ『なるたる』

小学6年生の少女・シイナが海で出会った不思議な生き物ホシ丸は、子供の意識とリンクする特殊能力を持つ「竜の子」でした。各国の宇宙開発組織が秘密にする地球の遙か上空を遊泳する正体不明の生物「竜の子」と繋がったリンク者の子供達を利用し、世界をリセットして新世界を作ろうと目論む組織に自分もリンク者であるシイナが立ち向かう物語です。

ポップでキャッチーなOPとキャラデザで、ほんわか日常魔法少女系SFファンタジーアニメと騙された視聴者が続々と放送局に詐欺だ!と大クレームを入れた問題作です。残虐シーンと性描写で溢れかえり全編トラウマの塊と言い切れる作品です。クラスの女子の蚯蚓・試験管の凄惨を極める壮絶ないじめのシーンはハートフルボッコどころではありません。

トラウマアニメ2位:魔法少女の行く末『魔法少女まどか★マギカ』

平凡な中学生・鹿目まどかは謎の生物キュウベえを助け、魔法少女になって戦うならどんな願い事でも叶えると誘われます。慎重に考えるようまどかを諭すマミも魔女との戦いでマミります。魔法少女への決意が揺らぐまどかは、他の魔法少女達が次々と死んでいくのを見て、全ての魔女を消し去る願いを叶え人間では無く概念としての存在を選びます。

見た目の可愛らしさでほんわか魔法少女系と萌えを期待する視聴者を、一気に奈落の底へ絶望と共に突き落とすまさかのグロ展開。一人きり孤独に戦ってきた巴マミが魔法少女になって共に戦うと決意したまどかの言葉に「もう何も怖くない」と言った直後の頭部食い千切りによる死亡は「マミる」と言う言葉を生み出した程のトラウマアニメの金字塔です。

トラウマアニメ1位:死が約束されている戦い『ぼくらの』

少年少女15人が海岸沿いの洞窟で出会った謎の男・ココペリから自作のゲームをしないかと誘われます。無敵のロボットを操縦し地球を守ると言う内容に、ただのゲームだと契約を結びます。その晩巨大な黒いロボットと敵が出現しコックピットに転送された子供達は戦いますが、子供達の操縦するロボットの動力源は人間の生命力だと気づきます。

1度の戦闘が終わるごとに確実に1人の子供が死んでいきます。子供達一人ひとりの背景や心理描写が繊細に描かれ視聴者が感情移入したところで、ロボットのパイロットは15人からランダムに選ばれる鬱展開。いじめや性的虐待を受けていた子供達が選ばれ、戦いに勝たなければ地球が滅亡すると言う重責を背負わなければならない超トラウマアニメです。

期待とは大違い!OPにだまされたアニメ

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鬱展開のアニメに限らず、多くのアニメがとても早いスパンで現れ消えていくために、とりあえずオープニング映像や絵柄で視聴するアニメを決める方も多いのではないでしょうか。しかしそれらの中にはOPと本編の内容が一致しない場合も往々にしてあり、視聴者から図らずして詐欺認定を受けてしまったものや、あえて狙ったものもあります。

先ほど紹介したトラウマアニメにも含まれるOP詐欺被害は今後益々増長の一途を辿ると予想され、視聴者である我々は戦々恐々それらを楽しむ事ができます。良い意味で裏切ってくれる場合もあり、トラウマアニメになってしまう可能性もあるOP詐欺のいくつかをご紹介しましょう。

主題歌詐欺

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歌詞とストーリーに全く共通点がなく、アニメーションが流行りだした初期に楽曲の重要性が軽視されていた作品によく見られる現象です。酷いものになると(作品名は伏せますが)全く制作に関わっていないスタッフが作詞をした作品や、既存楽曲の固有名詞だけを作品の言葉に置き換えたため意味不明になった作品もあります。

演出詐欺

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アニメ本編の内容と著しく異なる内容の映像が流れる詐欺がこれに当たります。本編では名前はおろか存在すらしないキャラクターが出演している作品も多々あり、OPで学園ライブや野球・ロボットなどのシーンが流れても、本編にはそんなシーンが一切出てこない作品も(作品名は伏せますが)数多くありました。

作画詐欺

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OPの作画クオリティが非常に高く期待して視聴してみたら、本編の作画がポンコツだったと言う事例は、OP詐欺の中では最も多く1980年から90年にかけての某ロボット系アニメ制作会社の作品がほとんどこれに当たります(作品名は伏せますが)。

以上の予備知識を踏まえご紹介するいくつかの作品をご覧になり、是非騙されてみてください。騙されてトラウマになる可能性は低いと思われますが、がっかりしたり作品に興味が湧いたりするかもしれません。メンタルが病んで鬱になるようなアニメではないのでグロ耐性の無い方でも楽しんでいただけますよ。

期待しすぎた我々が愚かだったのか「ドラゴンボール改」

「改」の意味のなすところは、ドラゴンボールを改めて見てねと言う鳥山明先生の想いが込められ、てっきり「GT」に続く新シリーズだと期待に胸を膨らませていた多くのファンにハートフルボッコの大打撃を与えました。内容は「Z」のデジタルリマスター版でより原作に近いものとなりスムーズな展開が好評でしたが。新シリーズでは、ありません。

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