ちびまる子ちゃんの前田さんが自己中過ぎ?エピソードや性格、意外な魅力も

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2期620話でシンデレラの劇をすることになったまる子たちの「シンデレラはつらいよ」で、前田さんのワガママぶりに拍車がかかります。

あみだくじで主役に選ばれたまる子に対して、前田さんが演技が下手だと文句を言います。しまいには泣き落としで役を変えさせ、主役は前田さんが演じることになりました。

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本番の日、主役が変わったことに不満を抱いた男子が演技中に何度もヤジを飛ばし、涙をこらえようと前田さんは舞台から逃げ出してしまいました。まる子の機転でなんとか劇は進みますが、前田さんが最後ガラスの靴を踏んで粉々になり、クラスの大爆笑の中で終了しました。

 

前田さんの、自分の思う通りにいかないと嫌いな性格が分かるお話でした。

前田さんの自己中エピソード⑨仕切りたがる前田さん

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お姉ちゃんも巻き込まれたお話は二期1102話の「お姉ちゃん、まる子の歌がうるさい」です。

クラスのお楽しみ会で、まる子は三人で花の中三トリオのアイドルの歌を歌うことにしました。トリオなのに、前田さんが私も歌いたいと言い出し4人に。

後からきて仕切るのが得意な前田さんは、三人に対し厳しく歌の指導をし、家でも練習するように言いつけます。毎日まる子の歌声を聞かされうんざりしだす姉ちゃんですが、4人が仲直りするのを見てお姉ちゃんは本番まで我慢することに決めました。

前田さんの自己中エピソード⑩人の手柄を横取りしようとする

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2期1129話の「小さいクリスマスツリー」で一緒にツリーをつくることになったまる子と前田さんは折り紙でオーナメントを作りだしました。途中まる子の木の方が形がいいから交換しろ、折り紙がうまくいかないのはまるこの教え方が悪いからだと文句を言いだします。

最終的にまる子が折った折り紙が全部欲しいと言い出し、断られた前田さんは号泣してしまいました。泣き声に気付いたおばあさんが話を聞き、まる子に謝りました。

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綺麗に折った折り紙で飾ったクリスマスツリーを、おばあさんにプレゼントしたかったからとわがままを言った理由を言いました。仲直りした二人は、協力してツリーを完成させました。

まるこは手先が器用なのか、折り紙がとてもきれいに折れていましたね。怒りっぽくて短気な性格の前田さんは折り紙にはあまり向いていないのかもしれません。

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前田さんは本当は良い子?意外な魅力も

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口やかましい前田さんは性格をしているようにしか見えませんよね。結局一緒に遊ぶことも多いことから、根っから性格の悪い子ではないのかもしれません。嫌いと言われる前田さんの魅力はどこにあるのでしょうか。

実は素直な前田さん!本当は寂しがりやなだけ?

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トラブルメーカーな一面もありますが、喧嘩をした後はおばあちゃんと一緒に謝りにきます。自宅で一人深く反省しているのです。

お話では前田さんの両親は一切出てこず、おばあちゃんに育ててもらっていることで寂しい思いをしている描写があります。母親がいつも家にいるクラスメイトに対して、嫉妬のようなものを感じているのではないでしょうか。

しっかりと自分を持っており曲がったことが嫌いなだけ

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前田さんはクラスメイトと口げんかもよくしますが、相手が多勢でもひるむことはありません。自分が正しいと思ったら、他人にどう思われようがしっかりと嫌いだと意見を主張する前田さんは、根っから芯の強い女の子ではないでしょうか。

不器用ながらも真面目に取り組む姿が素敵

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協調性がなく、友達の輪に無理やり割り込んむこともありますが、お楽しみ会などの出し物の練習は誰よりも本気で取り掛かります。まわりを巻き込んでしまいトラブルになりますが、最後まで真面目にやり遂げようとする性格の前田さんは素晴らしいですね。

観察力が優れている?自分の欠点にも敏感

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前田さんは度々、クラスメイトのちょっとした嫌いなことに対して注意をします。掃除をさぼっていたり、遊んでいるとすぐに大声で叱りつけます。思ったことをそのまま口に出してしまう前田さんは疎ましがられますが、教室の中をいつも注意深く観察しているのですね。

人をよく見ているということは、自分の性格のこともよく理解しているということです。大声を出してしまうのは、実は自信のなさの裏返しなのです。

大した理由もなく感情的に大声になってしまうのは、周りの注目を集めて相手をしてほしいからなのです。

人を選ばず誰にでも平等に接する前田さん

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ストレートな物言いで喧嘩になることが多い彼女ですが、その態度は誰だろうと変わりません。ずる賢い人は相手を選んで態度を変えますが、彼女はそんなことはありません。

誰に対しても平等に、自分の感情を表現しているのです。もしかしたら、ウソや自慢を言わない分、腹を割って仲良くすることのできる女の子かもしれませんね。

『ちびまる子ちゃん』の登場人物は実在する?前田さんは?

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「ちびまる子ちゃん」は、作者のさくらももこさんの小学生時代を舞台にしたエッセイ漫画です。実在の人物がモデルになっていると都市伝説にも。

『ちびまる子ちゃん』のキャラクターの中には実在する人物も!

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都市伝説で有名なのはたまちゃんです。かなりのお金持ちのお嬢様だという噂が流れましたが、たまちゃんのモデルは実際のさくらももこさんのお友達でした。高校卒業後に留学をした後、国際結婚をしてアメリカで生活をしているそうです。

前田さんは実在しない人物とのウワサも

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モデルが実在しないキャラクターもいます。花輪君は、実在する女の子の設定を変えて作られたキャラクターと言われています。前田さんもモデルはいません。仕切りたがりの女の子はどのクラスにもいましたから、作者が作り出したオリジナルのキャラクターと言えます。

コンプレックス

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小学生の時期はちょっとしたことでも劣等感を抱いてしまいますよね。

人に対する観察力が優れている前田さんは、自分の性格の弱点や欠点に気が付いています。その心の余裕のなさから、人に対して攻撃的になったり思い通りにしようとわがままをいってしまうのではないでしょうか。

自分の意見が通らないと不愉快になるのも、クラスの為に意見をしている自分自身が受け入れられないと思い、傷つけられたと泣いてしまうのでしょうね。泣いてしまうと引っ込みがつかなくなってしまうので、悪循環となります。

お母さんの存在

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両親がいないことで悲しむ場面が多い前田さんですが、お母さんがいるまる子に対して劣等感を感じているのかもしれません。おばあさんにわがままを言うのも、寂しい気持ちの裏返しなのでしょう。

家にお母さんがいつもいないことで、強がりながらも寂しい気持ちを抱えているのでしょう。おばあさんにはもうすこし優しくしてあげてほしいところですが。

ドラマでの前田さん

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アニメ放送15周年を記念して2005人に実写ドラマ化された「ちびまる子ちゃん」。このドラマを演出したのは「電車男」などで知られる西浦正記さんです。このドラマはキャストの再現率が高いことから、放送前から評判が良く視聴率もとても高かったようです。

ドラマのキャラクター

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ちびまる子ちゃんのまる子役の森迫永依さんは、なんと500人の子役の中からオーディションで選ばれました。作者のさくらももこさんが森迫永依さんのCMを見たことがあり、まる子役にいいなあと思っていたそうです。

まる子の親友たまちゃんは美山加恋さんが演じています。お母さんは清水ミチコさん、お父さんは高橋克実さんが演じています。

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前田さんもドラマに出ていますが、アニメのようなわがままや横暴な面はなく、気の強い女の子として演じられています。

ちびまる子ちゃんのドラマでは保健係として活躍しました。怪我をしたまる子に、保健の先生を呼びに行く場面がありました。

2013年にもフジテレビ開局55周年の記念でちびまる子ちゃんのドラマが制作され、キャストががらっと変わりましたが友蔵役のモト冬樹さんはそのままとなっています。

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視聴者からは賛否両論?様々な魅力を持つ前田さん

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ちびまる子ちゃんで衝撃的なお話ばかりが注目される前田さんですが、実はおばあちゃん思いで素直な面があることがわかりました。視聴者からわがまま過ぎると批判されることもありますが、小学生に喧嘩はつきものですよね。

ただのトラブルメーカーではなく、不器用ながらもクラスメイトとまっすぐ向き合ってる真面目な女の子です。子供時代は周りとぶつかりながら周囲とのかかわり方について学ぶ時期です。

前田さんは本当はとっても魅力的なのです。今後の「ちびまる子ちゃん」では、前田さんのこれからの活躍が楽しみです。

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