歌やマントラなどの詠唱は決して悪いものではなく、詠唱から生まれるハーモニーは信者達に強力な一体感を感じさせます。それは時に安らぎとなり、厳しい現世を生き抜く糧になるのです。
しかし、教団で使用されていたのは単調で抑揚の少ないフレーズを唱えるなどでした。「修行するぞ」も含まれているこれらを継続的に続ければ、意識に変化をきたし洗脳されやすくなります。
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「修行するぞ」の使い方は?
昨今、SNS上で使われることが多くなってきた「修行するぞ」の言葉ですが、SNSユーザーは一体どのように使いこなしているのでしょうか?次で紹介します。
「修行するぞ!」を繰り返すだけ
「修行するぞ」は本来オウム真理教の教団内で繰り返し唱えるという行為がされていました。それがSNS上でも継承され、文字数いっぱいに「修行するぞ」の連続投稿という現象を生んでいます。
「#修行するぞ」で呟く
SNS上で「#修行するぞ」を呟く人をみると、麻原彰晃にインスパイアされた「修行するぞ」の連続投稿はむしろ少数派で、大部分の呟きはそこから派生したどんな内容にも使える進化した「修行するぞ」の言葉でした。
派生した「修行するぞ」については、自分の失敗や未熟さに対しての戒め、または相手の失敗を反面教師として自分自身を省みるときに使用したりなど「修行するぞ」の使用場面は多岐にわたります。
アレフでは現在も使用している
オウム真理教から改名したアレフでは現在でも「新会員の願いを叶える宝石の言葉」は使われています。もちろん「修行するぞ」の言葉も健在です。
「修行するぞ」への反響
「修行するぞ」の言葉は、宗教の枠を超えてSNSや動画サイトなど様々にネタとして拡散しています。動画サイトでは、オウム真理教のアニメをネタに使ったパロディが多く投稿されています。
「吹いたらポア」動画に分類され動画パターンも増えた
動画サイトに「吹いたらポア」で検索すると、大量のオウム真理教ネタの動画が出てきます。ほとんどの動画はオウム真理教が使用していた布教用のアニメをネタに視聴者コメントや字幕をつけたものが投稿されています。
上部で紹介している動画の音声も聞き取りにくい部分が多くあり、そこに動画作成者が字幕をつけて編集してくれています。
動画中に「修行するぞ」はあまり出てきませんが、ちょっと笑ってしまう空耳字幕もありますのでネタとして字幕にも注目してみてください。