かわいい熱帯魚「ミッキーマウスプラティ」の飼い方!特徴や水温管理を知ろう!

プラティは熱帯魚の中でも知られている品種ですが、「ミッキーマウスプラティ」という仲間がいるのはご存知でしょうか?その特徴は皆さんがご存知のあのキャラクターが関係しています。名前も見た目も可愛い「ミッキーマウスプラティ」。この魅力を知ったら飼いたくなるかもしれませんよ?

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ミッキーマウスプラティってどんな魚?

特徴

種類が豊富で飼育しやすい熱帯魚、プラティの中でも人気が高いのが「ミッキーマウスプラティ」です。プラティ種は最大で体長が5㎝くらいにしかならないため、熱帯魚の中では小型魚になります。メキシコ原産で寿命は1~2年くらい、病気にも強い魚です。大きな特徴は尾の付け根にあるミッキーマウスの顔のような模様。この模様の形から「ミッキーマウスプラティ」と呼ばれるようになりました。

プラティ種について

プラティ種は繁殖が容易で、病気にも強く水質・水温にもうるさくなく現在では品種改良が進み、数百種類も仲間がいます。ミッキーマウスプラティはその数百種類のうちの一つなのです。ミッキーマウスプラティを含むプラティ種は卵胎生のメダカで飼育方法もメダカと同じです。プラティの原種は尾びれの模様の形が三日月に似ていることから「ムーンフィッシュ」といわれています。そのムーンフィッシュを別種の熱帯魚と交配させてできたのが現在のプラティなのです。

性格

ミッキーマウスプラティは温和な性格をしています。他の魚を威嚇したり縄張りの主張をするなどの攻撃的な行動はしません。熱帯魚は少数で飼育すると同じ種類であっても弱い個体を攻撃することもありますが、プラティは多種に比べて攻撃するなどの傾向が少ないため、少ない数で飼育することも可能です。

オスメスの見分け方

オスにはお腹の部分に棒状の形をした「ゴノポディウム」という生殖器官があり、後方に突き出しています。対してメスは三角形の尾びれを持ち、成熟するとオスより大きくなります。出産が近づくとお腹が膨らむことによって判別できます。

種類(一部)

  • レッドトップミッキーマウスプラティ
  • ネオンミッキーマウスプラティ
  • ブルーミッキーマウスプラティ
  • レッドミッキーマウスプラティ
  • ホワイトミッキーマウスプラティ

ミッキーマウスプラティの飼育準備①水槽の大きさは?

まず、飼育のはじめは水槽作りから。水槽は20㎝程度の小型のものでも構いませんが、繁殖させて増やすことを考えるなら大きい方がよいでしょう。他の熱帯魚を入れて混泳もできますし水質も安定しやすくなります。余裕を考えると60㎝以上の大きさがあれば安心です。混泳におすすめな魚はコリドラス、アカヒレなど性格の荒くないものです。

ミッキーマウスプラティの飼育準備②水槽の作り方は?

ミッキーマウスプラティに関しては底砂や水草も絶対というほど必要ではありません。混泳の熱帯魚を飼育するのに必要な底砂や水草でもミッキーマウスプラティは適応するのです。水質は中性から弱アルカリ性が好みなので、貝殻やサンゴの混じった砂がその水質になって、よい環境となります。

ミッキーマウスプラティの飼育方法①水質

ミッキーマウスプラティは前述したように中性から弱アルカリ性を好みます。水道水はこのほぼ範囲になりますのでカルキ抜きをした水道水で使用可能です。あとはろ過機があれば十分ですが使用しない場合はバケツに水を入れて、一日置いておく、または塩素中和剤を添加するといった方法があります。水換えは月に1~2度、3分の1くらい取り替えるくらいで問題ないでしょう。

ミッキーマウスプラティの飼育方法②水温調節に気を付けよう

水温は26℃前後に調節しましょう。熱帯魚用のヒーターは安いものでも設定できるようになっていますので、高価なものでなくても大丈夫です。ミッキーマウスプラティは高温だと30℃くらいまで耐えられますが、真夏には水温が上がってしまうことがあるのでクーラーなどで調節して下さい。

ミッキーマウスプラティの飼育方法③エサは何を食べるの?

一般的な熱帯魚のエサやメダカのエサ、冷凍飼料に生き餌など基本的には何でも食べます。食欲旺盛で何でも食べてくれますが、食べる量が少ないまたはエサを食べない個体は病気の可能性があります。注意点として

  1. エサやりのときに全員が食べに来ているか
  2. 食べる量に異常がないか
  3. 体の表面に寄生虫がついてないか

以上のことに気をつけて下さい。

ミッキーマウスプラティの繁殖方法①繁殖期

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