かわいい熱帯魚「ミッキーマウスプラティ」の飼い方!特徴や水温管理を知ろう!

ミッキーマウスプラティの飼育準備①水槽の大きさは?

まず、飼育のはじめは水槽作りから。水槽は20㎝程度の小型のものでも構いませんが、繁殖させて増やすことを考えるなら大きい方がよいでしょう。他の熱帯魚を入れて混泳もできますし水質も安定しやすくなります。余裕を考えると60㎝以上の大きさがあれば安心です。混泳におすすめな魚はコリドラス、アカヒレなど性格の荒くないものです。

ミッキーマウスプラティの飼育準備②水槽の作り方は?

ミッキーマウスプラティに関しては底砂や水草も絶対というほど必要ではありません。混泳の熱帯魚を飼育するのに必要な底砂や水草でもミッキーマウスプラティは適応するのです。水質は中性から弱アルカリ性が好みなので、貝殻やサンゴの混じった砂がその水質になって、よい環境となります。

ミッキーマウスプラティの飼育方法①水質

ミッキーマウスプラティは前述したように中性から弱アルカリ性を好みます。水道水はこのほぼ範囲になりますのでカルキ抜きをした水道水で使用可能です。あとはろ過機があれば十分ですが使用しない場合はバケツに水を入れて、一日置いておく、または塩素中和剤を添加するといった方法があります。水換えは月に1~2度、3分の1くらい取り替えるくらいで問題ないでしょう。

ミッキーマウスプラティの飼育方法②水温調節に気を付けよう

水温は26℃前後に調節しましょう。熱帯魚用のヒーターは安いものでも設定できるようになっていますので、高価なものでなくても大丈夫です。ミッキーマウスプラティは高温だと30℃くらいまで耐えられますが、真夏には水温が上がってしまうことがあるのでクーラーなどで調節して下さい。

ミッキーマウスプラティの飼育方法③エサは何を食べるの?

一般的な熱帯魚のエサやメダカのエサ、冷凍飼料に生き餌など基本的には何でも食べます。食欲旺盛で何でも食べてくれますが、食べる量が少ないまたはエサを食べない個体は病気の可能性があります。注意点として

  1. エサやりのときに全員が食べに来ているか
  2. 食べる量に異常がないか
  3. 体の表面に寄生虫がついてないか

以上のことに気をつけて下さい。

ミッキーマウスプラティの繁殖方法①繁殖期

ミッキーマウスプラティは一年中産卵します。メダカは暖かく、日が長くなる時期に繁殖しやすくなりますが、ミッキーマウスプラティは寒い冬でも産卵する頻度は変わりません。月に1度くらい、時には一度に数十匹産卵することがあります。

ミッキーマウスプラティの繁殖方法②メスをチェック

産卵前のメスはお腹が膨れ、体の一部が黒く見えるようになります。うっすらと体内に稚魚が見られることもあります。動きも緩慢になるなど、兆候を見逃さないことが大事です。繁殖率を増やしたい場合、産卵しそうなメスのミッキーマウスプラティを隔離したケースに移し、産卵した後に取り出して稚魚だけの場所を作る飼育方法がよいでしょう。

ミッキーマウスプラティの繁殖方法③交配させる

ミッキーマウスプラティの繁殖では交配の組み合わせによって自分好みのプラティを誕生させることも可能です。これはと思ったミッキーマウスプラティのオスとメスに産卵をさせるブリーディングをします。このブリーディングは上級者になってからですが初心者でも珍しいミッキーマウスプラティが産まれることもあります。

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