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ミッキーマウスプラティの稚魚の飼育方法①隔離とエサ
ミッキーマウスプラティの稚魚はしばらくの間、親と混泳させずに飼育します。隔離したケースであれば同じ水槽内の壁面に貼り付けたり、別の場所で飼育するなら水質よ水温を親のミッキーマウスプラティと同じくらいに設定して下さい。稚魚は産後すぐでも食欲は旺盛です。人工飼料を細かくしたもの、ブラインシュリンプをエサを与えます。
ミッキーマウスプラティの稚魚の飼育方法②移動
ミッキーマウスプラティの稚魚の大きさを見ながらエサを増やしていきましょう。ある程度の大きさに成長したら親のミッキーマウスプラティに与えているエサと同じものに挑戦してみましょう。約2~3か月もすれば親の水槽に移して混泳させることができます。別の場所で飼育している場合は移動させる際、水合わせも行います。
水合わせとは
熱帯魚を今までと違う水槽に入れるときに水質と水温を合わせる作業のことをいいます。なぜ必要かというと人間が急に寒い所から暑い所に移動すると体調を崩すように、熱帯魚も同様、急激な環境変化はショックを与え最悪死に至ります。
水合わせの方法
- 稚魚を袋に入れて親の水槽に浮かべます。これは水槽の水温と袋の中の水温を同じにするためです。時間は約30分くらい。このくらいの時間だと水温も同じになっている頃です。
- 水質をを合わせるために袋の中の水を少し入れ替えます。稚魚が入った袋の口を開けて水槽の水を袋の水3分の1くらいの量を入れます。また口を閉じます。そのまま10分以上浮かべたままにします。この作業を最低3回ほど繰り返します。
- 稚魚を親の水槽に入れます。入れるときは一気に流し入れないことです。袋を開けて横にした状態で水槽に浮かべます。稚魚が自分で出ていくようにします。こうすることでショックを最小限にすることができます。
病気を防ぐには
ミッキーマウスプラティは低温に弱い魚です。水温は22℃を下回らないように気を付けましょう。また、急激な水温の変化にも弱いので水換えは慎重に行うようにして下さい。白点病や尾腐れ病はミッキーマウスプラティがかかりやすい病気です。不調になるとエサの食いつきも悪くなるますので、日頃からよく観察するようにしましょう。
ミッキーマウスプラティとの混泳①可能な相手
混泳させやすいのもミッキーマウスプラティの魅力の一つです。多くの熱帯魚との混泳が可能です。アカヒレ、テトラの他、プレコ、コリドラスなどとも混泳できます。アロワナやスネークヘッドなどの大きな肉食魚は混泳できませんが、攻撃性の高いエンゼルフィッシュやベタなども様子を見て大丈夫であれば混泳可能です。
ミッキーマウスプラティとの混泳②避けた方がよい相手
グッピーやモーリーとの混泳は避けた方がよいでしょう。この2種はミッキーマウスプラティと同じ卵胎生メダカなので、混泳すること自体は可能な熱帯魚なのですが産卵と繁殖の生態が同じで、一緒にしておくと異種で繁殖が起きる恐れがあるのです。これはあまりよい飼い方とはいえませんのでおすすめできません。
ミッキーマウスプラティが増えすぎたら?
ミッキーマウスプラティは繁殖力が強いため、注意点としてオスとメスを一緒の水槽で飼育する場合は、「数が増えすぎる」可能性がありますので気をつけましょう。
ショップに引き取ってもらう
ミッキーマウスプラティが増えすぎてしまった場合、引き取ってくれるショップもあります。店の人に引き取り可能か確認しておくと安心です。買ってくれる店もあれば、タダで引き取る店もありますのでこれもしっかり確認しておきましょう。