2004年に当時36歳だった女性を「カルマ落し」という修行の名の下に竹刀で殴り殺した事件を指示していた。それにより2014年に懲役8年が確定しました。
木田裕貴子と他の愛人たち①麻原彰晃個人を崇拝する「ケヨロンクラブ」を立ち上げた
もとより北沢は麻原、またはオウム真理教でも原理集団的存在です。「原点にカエル」という想いからカエルのマスコットを持っていました。そこからケロヨンクラブと呼ばれるようになりました。
若い人は知らないかも知れませんが、ケロヨンは昭和のキャラクターで、宗教とは何も関係ありませんので、誤解しないでください。
木田裕貴子と他の愛人たち②北沢優子の生い立ち
麻原彰晃の継承者であると自称し、カエルを持ち続けた北沢優子は、教団内でも煙たがられる存在でした。裁判の質疑のなかでも、修行はせずにみんなでご飯を食べたなどと主張しています。
北沢優子の生い立ちについて詳しい記述はみあたりませんが、正確なこの逸話だけを見ても、自分勝手で目立ちたがりな性格であることは理解できます。
木田裕貴子と他の愛人たち③公判中に末期ガンと診断
公判中には末期がんと診断された北沢優子は。出廷するにも車イスに乗り、体にはチューブが繋がったまま。その状態で公判も中止されるなど、大変長引く裁判となったのです。
木田裕貴子と他の愛人たち④北沢優子の現在の様子
北沢優子がケアハウスで療養している姿が、2018年7月には確認されています。末期がんの診断から5年以上たちます。がんの診断はともかく、本当に末期だったのか、疑問が残るところです。
Contents
木田裕貴子以外の愛人たち⑤鹿島とも子
有名人がオウムだった。初公判で20枚の傍聴席に1000人以上の整理券待ちの行列ができたことでも、鹿島とも子の裁判が世間の注目を集めたことがわかるでしょう。
木田裕貴子と他の愛人たち①元芸能人!?
日劇といっても知らない人も多いでしょう。今の東京・有楽町マリオンが建つ以前、日本でも有数な音楽エンターテイメントを発信する劇場がありました。
ハレルヤベイビーで主演以来、日劇のトップスターとして君臨したのが、鹿島とも子だったのです。
木田裕貴子と他の愛人たち②鹿島とも子の生い立ち
18歳から日劇のトップスターだった鹿島とも子ですが、31歳のときにスノーモービルの事故で胸椎損傷をします。そのリハビリ中に出会った整体師が急死。
死後の世界について興味を持ち、手に取った朝原彰晃んも本の影響でオウム真理教に入信することになります。
いわば国民的スターです。入信後は広告塔として、オウム真理教の広報大使としての役目を担わされ、また広告効果が上がるまでに時間は要りませんでした。
木田裕貴子と他の愛人たち③逃げ出そうとする娘に薬物投与?
離婚し、最初息子だけで入信した鹿島とも子ですが、後に娘を呼びます。娘はオウムに対して不審を抱いていたようです。脱走と拉致が繰り返されます。自分が信じているからこそ、娘のためだと信じていたのです。
拉致されたときには電流や薬物も投与されました。娘は何度目かの逃走したときに、父親や友人によって助け出され、警察に保護を求めました。
木田裕貴子と他の愛人たち④鹿島とも子の現在の様子
公判中は裁判長から娘の気持ちを考えましたか、などとカウンセリングに近い質問もされた鹿島とも子。教団を離脱してからは「オウムの“鬼母”と呼ばれて」「車椅子からの出発ち」など本も執筆しています。
息子と二人で時給800円のビラ配りをしたり、アパートを借りるにも大変な暮らしを経て現在、人のためになる仕事として介護ヘルパーの資格を取得して従事する一方で、ライブも行っています。
木田裕貴子以外の愛人たち⑥加藤智子
地下鉄サリン事件以後オウムでは上裕の運転士として働いていた美人信者が、加藤智子です。一時は上裕の恋人だという噂も流れていました。
木田裕貴子以外の愛人たち①教団の地位は低かった
加藤智子は、木田裕鬼子など他の愛人たちとは違ってホーリーネームはありませんでした。修行もあまりせず、教団内での地位は低かったようです。
木田裕貴子以外の愛人たち②加藤智子の生い立ち
徳島県に生まれた加藤智子ですが、その美貌から元レースクイーンとかモデルとかの噂もたちました。事実は六本木のホステスでした。
木田裕貴子以外の愛人たち③女子の中ではボス的存在?
化粧気のない信者にあって、女性から見ても羨ましいファッションスタイルを持ってる彼女は、隠者勧誘時の女性信者のスタイリストもし、自然に女性信者の羨望を集めて、ボス的な存在になったようです。
木田裕貴子以外の愛人たち④加藤智子の現在の様子
95年(加藤智子が30歳位)には男性信者を監禁し、障害を与えた罪で逮捕。懲役2年、執行猶予4年の判決を受けました。その後は沖縄に移住して女の子を出産。現在も沖縄で陶芸などをして生活しているようです。
木田裕貴子や愛人たちは麻原彰晃の愛人としてどんな生活を送っていた?
愛人100人ともいわれ、まるで大奥のようなハーレム状態にあった麻原彰晃とオウム真理教。麻原は自らを大奥を完成させた徳川家光になぞっていました。そこではどんな愛の暮らしがあったのでしょうか。
愛人専用住居で暮らす
オウム教団施設内には木田裕貴子らが暮らす愛人専用の住居がありました。まさに大奥です。この大奥で愛人がテーブルを囲んで食事をしていたのです。
4階にある麻原の居室、40畳ともいわれる広いだけの部屋の片隅にあるマットで、性のイニシエーションが行われていたのです。
しかし、大奥に暮らさなくても、そのときだけ呼ばれる女性もいました。本妻の千鶴子さんとの間にもうけた6人以外に生ませた子供も、10人以上いるようです。それら「オウムの子」は食事や教育もまともに与えられなかったのです。
麻原彰晃と「性のイニシエーション」
オウム真理教では、セックスは邪悪なものとされ、男女のセックスはもちろんオナニーも禁止されていました。そして、最終解脱者である麻原彰晃だけがセックスできるものとされていたのです。
しかも麻原と交わることは、いわば神のほどこしを受けるかのように扱われていました。このことが、異常性愛者ともいえる麻原の欲望を実現させることとなったのです。
ロングヘアは愛人の証拠?
麻原はロングヘアが好きだったようです。だから愛人たちは全員ロングヘアにしていました。また、麻原に気に入られようとする女性はロングヘアに、気に入られたくない女性はショートにしていたようです。
また、麻原はロングヘアと同時に25歳以下の処女を特に好んでタギーニーという称号を得ていたいたということです。気に入った女性には特に特徴だった下着(!?) を着けさせたようです。
麻原彰晃の血を飲んでいた?
麻原彰晃の異常性を語るに相応しいできごととして、麻原は自分の血液を混ぜた水を飲ませていたことが、ほぼ明らかになっています。しかも、その水は100万円もしたらしいです。
また、女性1人1人の陰毛を名前を張ったボトルに保管していたという逸話も残っています。
精液や排泄物を食べさせていた?
血液だけでなく、麻原は自分の精液も飲ませていました。また、女性信者に脱糞させて、それを男性信者に食べさせたようです。もっとも、その男性信者はそういうことが好みの人で、喜んで食べてしまったらしいです。
イニシエーションの意味
イニシエーション(initiation)というのは、ある集団で1人前になるために受ける儀式、あるいは通過儀礼を意味します。例えば日本の成人式、また、入学式や入社式などもこれに当たります。
イニシエーションは集団によっていろいろ
例えばバヌアツ共和国のイニシエーションは有名。大人になるためにはツタで結んだだけのバンジージャンプをします。国や文化、歴史の違いでいろいろなイニシエーションがあるのです。
マインドコントロールについて知ろう
木田裕貴子も参加したオウム真理教事件では、高学歴な人や一流会社に勤める人たちが洗脳、そうマインドコントロールされて教団の、それも幹部に向かいいれられていたことが問題視されました。
では、インテリジェンスでも価値観を変えてしまうマインドコントロールとはいいたいどういうことなのでしょうか。
知識がある人ほど常識を覆されると変わる
実は知識のある人ほど、知識に頼っています。同時にその知識に疑いも持っているのです。だから、自分の知らない常識があると、そこに引かれるのです。
あるいは、知識がある人ほど、知識が欠乏することに恐怖心を持っていると言ってよいのかもしれません。
特殊詐欺などでも同じです
例えば歳を取るにしたがって、他人の話を理解するのに精一杯で、話が理解できるとすぐに受けいれてしまう傾向があるようです。また、ここでお話したように、知識力のある人は常識を覆されると弱いことがわかります。
カルト宗教、マッドサイエンス、特殊詐欺、戦争、知らないうちにマインドコントロールされる機会というのは、意外に身の回りにたくさんあります。少しでもマインドコントロールを知ることで、洗脳から身を守りましょう。
麻原彰晃の愛人メンバー・木田由紀子の過去と今
罪を犯し、死刑になった者以外でも、洗脳され麻原の愛人となった木田裕貴子など愛人、及び信者たちは、人生を棒に振りました。少なくとも困ったときに相談できる人が周囲にいることが、何より大切なことだと感じられます。