犯人がわかっている未解決事件6つ!捕まらない理由と闇が深い事件4つも!

当時、この周辺ではお祭りも行われており、怪しい人物であればいつも以上に目撃されていてもおかしくない状況だったと言います。しかしながら、犯人を見つけることができず、捜査が難航しました。

八王子スーパーナンペイ事件の犯人

jasongillman / Pixabay

この犯人がわかっている未解決事件では、とある人物が操作の末に犯人だといわれています。その人物は複数人存在するようですが、中でも最も疑われているのが日本人ですでに亡くなっている人物だったのです。

彼は当時運送関連の仕事をしており、2005年ごろには病死をしています。しかし、過去を調べたところ、事件発生当時には多摩地域に住んでおり、現場目撃情報に合った白色の車と同種の車に乗っていた事実もあったのです。

八王子スーパーナンペイ事件犯人はほぼ断定?

howliekat / Pixabay

一人の日本人が犯人だと断定されている理由は、近年の指紋鑑定によりほぼ確定といわれるほどの情報が出たからです。2015年に指紋鑑定が行われた結果、事件現場に残るガムテープの指紋と一致したのです。

その男性は、2005年ごろに亡くなっており遺族から受け取った指紋鑑定により一致したことが分かっています。完全一致とは言わないまでも、一億人に一人の可能性という確率で一致したのだそうです。

dirtdiver38 / Pixabay

このことから、すでに亡くなっているとはいえ彼が犯人であることは明らかだと考えられるようになっていきます。しかし、一方で彼を犯人だと断定できない要素も、捜査が進むにつれ明らかになっています。

八王子スーパーナンペイ事件の犯人が断定されない理由とは

3005398 / Pixabay

犯人がわかっている未解決事件として扱われる原因にもなっている、今回の犯人が断定できない要素とはいったい何なのか。その要素はアリバイです。犯人といわれる男性のアリバイを調べてみると、事件現場にいるはずがないのです。

当時勤務先でタイムカードの記録が残っており、その時間は確かに男性は勤務先にてタイムカードを切っているのです。そのためアリバイが確実に成立しています。

qimono / Pixabay

もし仮に指紋が正しいとしてもこのアリバイだけは崩せません。そのため、可能性としては、指紋がだれか第三者に悪用されたことも考慮に入れなくてはならないのです。

こういった色々な可能性が浮上し、そして、今回上げた犯人以外にもいろいろな犯人説が浮上する可能性もあり、これらを含めて捜査を難航させています。一日も早く犯人逮捕となってほしいものです。

犯人がほぼわかっているのに未解決の事件④切り裂きジャック

QuinceMedia / Pixabay

海外においても、犯人がわかっている未解決事件として名を残す事態は存在します。切り裂きジャックという有名な誰もが知る犯人がわかっている未解決事件についてみていきましょう。

切り裂きジャックの概要

犯人がわかっている未解決事件として有名な本案件が起きたのは、1888年のこと。ロンドンにて8月から11月の2カ月の間に5人ものバラバラ殺人事件が起きたのです。被害者は全て売春婦の女性でした。

犯行はそのほとんどが、公共の場の近くや中心というところで起こっており、あまりにも短期間に数人の女性が切り裂かれ殺されていることから、非常に話題となっている事件です。

LMoonlight / Pixabay

また、今なお切り裂きジャックといえば世界中で語り継がれる事件でもあります。それだけ、名前も素性も明らかにならない犯人がわかっている未解決事件として有名な案件になるのです。

切り裂きジャックの犯人

Alexas_Fotos / Pixabay

事件発生からすでに100年以上がたつ現在ですが、その中でも犯人がわかっている未解決事件として扱われるほどには、犯人特定に至った事実もあります。その犯人がアーロン・コミンスキーと呼ばれる人物です。

彼は、ポーランド人の美容師であり、殺人現場の近くに住んでいたのだそうです。さらに、過去には犯罪歴もあり、なおかつ精神病の入院歴もありました。今回の奇怪な事件を起こす可能性も十分考えられるのです。

切り裂きジャックの犯人が特定?!

guvo59 / Pixabay

犯人がわかっている未解決事件となった今回の案件ですが、犯人のアーロン・コミンスキーがここまで特定された理由についても調べていきましょう。その理由がDNA鑑定結果にあります。

犯人特定に至ったのはDNA鑑定によって、当時被害者の女性のショールに残ったシミのDNAとコミンスキーのDNAが一致したためだったのです。決定的な証拠により誰もが事件解決かと思いました。

Alexas_Fotos / Pixabay

しかし、一方で大バッシングを受けることにもなります。というも、このDNA鑑定には穴が多数見受けられるのです。一つは、被害女性のショールです。何と、現代まで洗うことなく、保管されていたといわれるショール。

しかし、事件から130年近くたっている現在まで、一切洗わずさらに品質良く残っていることがまず不思議です。そして、当然そこには数多くのDNA情報があっても不思議ではありません。

にもかかわらず、ピンポイントで遺品居に残るDNAと犯人のものが一致するとは考えにくいのです。さらに怪しいのが、公表された鑑定結果のデータです。公表されたデータには、突然変異DNAが存在したことで特定できた書いてあるそうです。

しかし、その突然変異DNAの記述は、専門化いわくヨーロッパの人であれば99%の人が持つものだったそうです。誤表記だったとしても鑑定結果の真偽を疑うには事足りる要素でしょう。

skeeze / Pixabay

こういった疑問が残る遺品や鑑定結果データを含めて、今回のDNA鑑定で本当に犯人にたどり着いたのかと考えられるようになり、鑑定結果が公表されるや否やすぐにバッシングを受ける事態となったそうです。

犯人がわかっているにもかかわらず未解決事件となる主な原因

rawpixel / Pixabay

ここまで犯人がわかっている未解決事件の事例をいくつか紹介しましたが、なぜこうまで犯人特定に難航しているのか、また犯人がわかっている未解決事件として不名誉な名をかぶることになっているのかその原因を探っていきましょう。

犯人がわかっている未解決事件の主な原因①警察の捜査上の問題

Elsemargriet / Pixabay

全ての事件がそうであるとは限りませんが、主な原因として警察の捜査の不手際や隠蔽体質などの問題が存在します。犯人特定とすることで、警察の不祥事が明るみに出たり、あるいは不手際が露見することを恐れてのことです。

もちろん、警察は捜査を進める上で、誤認逮捕などが生じることは仕方がないことなのかもしれませんが、それにしても取り調べの最中の強要自白などの事実もあり、度が過ぎてしまうこともあるようです。

FunkyFocus / Pixabay

そんな中で真犯人が仮に分かったとしても、それを逮捕してしまえば、誤認逮捕や強要自白などを認めることになります。これらを隠蔽するには事件解決は警察にとってはデメリットになってしまうのです。

全ての事件でこういった不祥事が行われているわけではありませんが、犯人がわかっている未解決事件として扱われる理由には、多くの人からこの要素は大きく関わっているように考えられています。

犯人がわかっている未解決事件の主な原因②犯人の可能性の多様性

TheDigitalArtist / Pixabay

あまりにも犯人の可能性が広すぎることも犯人がわかっている未解決事件として扱われる原因となりえるようです。一見するとすぐさま犯人を特定できそうな内容の物でも、情報の方でさらに難航にさせているケースもあるようなのです。

特に、組織的な犯行や被害者が大きなグループの人間だった場合が、裏でつながっている人物を含めると非常に多くの人との関わりが見えてきます。中には恨まれてもおかしくない内容も数多く点在しているようです。

Foundry / Pixabay

こういった人間関係の部分は、後に犯人がわかっている未解決事件として年月を要する事例となるケースが多いです。もちろん、子供が被害者に合っているような事例であればこんなことはないかもしれません。

しかし近隣住民への聞き込みの末に多岐にわたる情報が上がれば、どれが真実なのか不明のまま捜査が難航するケースも少なくなく、その場合、人がわかっている未解決事件として永久に解決を見ない可能性もあり得ます。

RAPHAELHOFFMAN / Pixabay

犯人の情報や可能性が多すぎても捜査が難航し、時間がかかるほど犯人を取り逃がす事態につながるために、未だ犯人がわかっている未解決事件として大きく取り上げられるようなことになっているのです。

その他本当にあった怖い未解決事件に関する記事はこちら

犯人がわかっている未解決事件の早期解決のためには?

geralt / Pixabay

犯人がわかっている未解決事件を早期に解決するためにはどうすればいいのか、これは専門家によると周囲の協力が不可欠だといわれています。過多な情報が集まると先ほども言ったような特定に必要な時間が増加します。

犯人がわかっている未解決事件と流れが出来上がり、長年未解決のまま犯人を取り逃がす事態になります。しかし、だからと言って無暗に情報を提供すればいいという訳でもないそうです。

PIRO4D / Pixabay

近年近所や周囲との関係が希薄になりつつある時代ですが、それでも目撃情報や周囲に気を配るなどして日ごろから関わっておくと、互いに監視する役目と抑止につながり、犯人がわかっている未解決事件化という顛末にすることはないのです。

そして、いざ何かが起こった時にも、少しでも正しい情報を残し警察に提供することにもつながります。犯人がわかっている未解決事件として長年捜査が続けられることのない事件にすることができるのです。

Anemone123 / Pixabay

また、犯人がわかっている未解決事件に限ったことではありませんが警察の早期捜査判断も重要だといわれています。これは一般市民ではどうしようもないことですが、犯人がわかっている未解決事件となるかそうでないかの分岐点だそうです。

事件が起きてすぐさま、捜査線上で犯人を浮上させることはもちろんですが、目的が殺人なのかはたまた強盗などの別の目的なのか、また犯人の思考なども犯人がわかっている未解決事件となるかどうかの分岐点になるそうです。

PIRO4D / Pixabay

今後の捜査に係る方針を早急に定め、そこから可能な限り早期に絞り込んでいくことで、いつまでも犯人がわかっている未解決事件として名を残すことなく早期に解決できるようになるのだと言います。

事件が起きないことが一番いいですが、こういったポイントを押さえて、犯人がわかっている未解決事件といわれるような失態を防ぎ、早期解決となるように、今後警察にも全力を尽くしてほしいものです。

その他未解決事件に関する記事はこちら

犯人がわかっている未解決事件には裏がある!

geralt / Pixabay

日本にはまだまだ犯人がわかっている未解決事件が多数あることが分かりました。犯人がわかっている未解決事件となっているものの多くが、特定されない何らかの理由もあることが判明したでしょう。

しかし、一報でほぼ断定しているにも関わらず犯人がわかっている未解決事件として扱われる事案も存在します。これらの事件も含め、一刻も早く犯人を特定し逮捕して事件解決となってほしいものです。

その他本当にあった怖い未解決事件に関する記事はこちら

NEXT その他未解決事件に関する記事はこちら