犯人がわかっている未解決事件6つ!捕まらない理由と闇が深い事件4つも!

日本には未解決事件が複数ありますが、犯人がわかっている、もしくはほぼ特定しているのにもかかわらず、未解決の事件もあります。この記事では、犯人がわかっているのに未解決事件として処理されている事件を紹介し、なぜ逮捕されないのか考察をしていきたいと思います。

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犯人がわかっている未解決事件を6つと謎の事件も紹介!

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現在日本には、未だ解決していない事件が多数存在しています。その中には、犯人の姿が分かっているにもかかわらず、未だ解決していないものも存在します。そんないくつかの事例をピックアップしていきましょう。

特に名を馳せるのが本案件、三億円事件と呼ばれる今なお語り継がれる案件です。大金が突然失踪した事例で、発生当時は当然大きな注目を集めました。またそれ以外にも数多くの謎の事件も存在します。

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王将社長射殺事件や北関東連続幼女誘拐殺人事件、足利事件や島根女子大生バラバラ殺人事件、悪魔の詩訳者殺人事件といったものは、犯人がわかっている未解決事件の典型的一例です。

今回の記事ではこれら犯人がわかっている未解決事件が、証拠も見つかり犯人が分かりながらも、なぜ未だ逮捕に至っていないのかを細かく分けて概要も含め調べていきましょう。

犯人がわかっている未解決事件①三億円事件

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犯人がわかっている未解決事件として記憶に鮮明に刻まれているのが三億円が奪われた本案件です。大金が突如として消えてなくなったこの出来事は、当時多くの人の注目を集めました。

犯人がわかっている未解決事件の中でもひときわ目を引き、今なお語り継がれる事案について、概要となぜ犯人が逮捕されていないかということに対しても触れていきましょう。

三億円事件の概要

犯人がわかっている未解決事件の代表格ともいえる三億円事件の大まかな内容について触れていきましょう。事件発生は1968年12月10日のこと。東京都府中市にて、発生しました。

当時、東芝の従業員に渡すために用意された現金三億円が、輸送中に盗まれるたのです。そして、その盗まれ方も実に鮮やかなもので、今なお劇場型犯罪といわれるその手口はドラマなど沢山の作品になるほどです。

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現金を輸送中のこと、当時府中市の学園通りという場所に差し掛かった時に事件は発生します。ジュラルミンケースに入った約三億円を運ぶ車が、とある白バイ警察に停められます。

実はこの白バイの人物こそ真の犯人なのです。しかし、この偽警察官は、計画的に実に巧妙なやり口で感づかれることせず現金を奪い去っていきます。突如として白バイに停められた輸送車は、当然したがって停車させます。

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そして、偽白バイに、同銀行の支店長宅が爆破襲撃され、さらにはこの輸送車にも爆弾が仕掛けられていると告げたのです。輸送中の銀行員はもちろんこれを信じ、車から対比しました。

実はこの強奪事件の4日前、別の支店の支店長に脅迫文が届くという事件も発生していました。このこともあり、何か事件が起きていると銀行員も疑うことなく信じ切っていたのだそうです。

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偽警察官にしたが運転手たち。その最中、偽警察官は爆弾を探すふりをしつつ車の下にもぐり、点火します。そしてすかさず、爆発するから逃げろと運転手たちに促したそうです。

当然、煙と共にこんな言葉を聴けば、信じる銀行員たち。避難し、その間に偽警察官は白バイを残して現場を去っていったのだそうです。もちろん、これだけ聞けば奪われたと感じますが、当時は違ったそうです。

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その緊迫感のある現場では、警察官がわが身を犠牲にして爆弾の乗った車を話してくれたのだと感じるほどだったそうです。しかし、銀行員の中のオートバイ好きの一人が白バイの不審さに気づきます。

ここで初めて白バイと警察官が偽物だと気づくのです。さらに、輸送車が放っていた煙の位置では発煙筒が現れ煙が止まりかけていました。この状況を見て、やっと事の重大さが判明したのです。

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そのごすぐさま緊急配備が東京全域に敷かれることとなります。しかし、事件当初警察側は車を乗り替えるという犯人の行動を想定できていなかったために、犯人がわかっている未解決事件として、今もなお逮捕に至っていません。

三億円事件の犯人

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犯人がわかっている未解決事件と称される三億円事件ですが、ではだれが犯人といわれているのでしょうか。実は犯人と思しき人物は複数人存在するのです。疑われている輩は街の不良少年から、近隣の会社経営者など多岐にわたります。

犯人がわかっている未解決事件と称される云われには、こういった何人もの容疑者が存在し、その一方で、どの容疑者も確実な動機や証拠がかけており定め切れていないという状況もあってこんな結果を招いているのです。

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現状上がっており、幾分か疑いがかけられている主要犯人像についても紹介していきましょう。まずは立川少年グループです。実は単独犯との見方もあるこの事件ですが、グループはんでの犯行の疑いもあります。

この少年グループは事件当時のアリバイも不明確であることに加え、車の窃盗を何度も繰り返していた李、また同じく発煙筒を爆弾代わりに見立てた強盗事件を起こした人物と知り合いだったという背景を持っています。

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さらに、現地の土地勘もあること、車だけでなくバイクの運転にも高い技術を持ち、過去の窃盗からの手際を考えるとかなり有力な犯人といわれていたのです。

その他、これらの少年グループの関与のある外国人や事件が起きた府中市の運転手など数多くの人物にも容疑がかけられました。しかし、少年グループ以外の人物はほとんどが犯行との関係がないものと判断されています。

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その理由は、事件後の金銭の羽振りとの関係や、アリバイ、そして容疑のかかった方の自殺などで、続々と容疑が否定さえるような事態が起きたのです。これにより、最も有力な人物が少年グループといわれています。

三億円事件犯人断定の証拠

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犯人がわかっている未解決事件として名を馳せる三億事件の犯人は上記でもふれた少年グループですが、断定に至った証拠についても見ていきましょう。少年グループ

ただし、疑問も残る点はあり、それが逮捕に踏み込めない事態に繋がっているようです。まず断定と至った理由としては、先述も少し触れましたが、彼らには車やバイクの知識があり、それが今回の事件にも関係するポイントでした。

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今回の強奪された輸送車は、車のキーが刺さった状態で銀行員が避難したこともあり、強奪自体は用意だったそうですが、それにしても想像以上の手際の良さを持っています。

これは車の作りと、発煙筒応用技法を知っておかなければできないことです。そして、過去に少年たちは発煙筒をうまく利用した事件を起こした犯人たちと知り合いだったことが分かっています。

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こういった知識や技術を持っていても何ら不思議はないわけです。さらに、言うとこの少年グループの主犯格だとされる少年は父親に警察を持っていました。つまり、父親から白バイについての知識を得ることができるのです。

また、事件前の彼を見かけた友人からの供述によると、現金輸送車の強襲計画を密談していたと報告もあり、一層彼が怪しいと考えられようになっていったのです。とはいえ、反対に彼の犯行が一人では不可能な点も同時に見つかります。

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例えば、事件前日に支店長あてに届いた脅迫文の筆跡や血液型が異なるなどです。このことから、単独犯では不可能ですが、複数犯であれば彼が犯人である可能性は非常い高いとまで言われるようになったのです。

当時作成されたモンタージュが彼に似ていたこともありかなり有力なものと考えられたそうです。複数犯であれば、少年による複数犯の犯行ということでかなり断定されるところまで行き、逮捕まであと一歩のところまで来ているようです。

三億円事件の犯人が逮捕されない理由

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上記のような証拠がそろいつつ、しかし逮捕に至らない理由についても触れていきましょう。犯人がわかっている未解決事件との扱いを受ける理由は、実はいくつかあります。

一つが、この事態は公安が起こした自作自演説があるためです。なぜそんなことをする必要があったのか、そこには当時の時代背景が関係していると言います。当時、学生運動と呼ばれるものが起きていました。

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当然、過去に合ったもののような過激なものではありませんでしたが、学生運動は占拠事件までに発展し、何とか早期解決を図りたかったことは間違いありません。

そんな状況の中、どう収めるかという解決策に合法的になんとかして学生運動の本拠地を見つけられないかという案が出たのです。そこで用いられたのが三億円事件という訳です。

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三億円を強奪した疑いという理由であれば、確実に合法的に学生の部屋をくまなく調べることができます。それも大規模な捜査が行えるはずです。これに利用するために自作自演で起こされたのだといわれているのです。

それを裏付けるように、実は三億円事件の被害について調べると、実は国内で金銭的な損失を受けている会社はないのです。輸送中を狙われた東芝は、保険会社に補てんされています。

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また、その保険会社も海外の保険会社に再保険という形でかかっていたために補てんされており、結果だけを見れば国内での損失者はだれ一人いないことが分かります。

これもあって、国内での自作自演説が成り立ち、それにより犯人が逮捕に至らないという訳です。また、その他にも理由はあります。それが、犯人が警察官の息子だったためにもみ消したと考えられることです。

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先ほど紹介した少年について、親が警察官で白バイについて知ることができたところと合致する訳ですが、実はその親がもみ消しを行ったというのです。現にこの説では、その少年は青酸化合物によって自殺に処理されているそうです。

しかし、自殺とは言いながらもテレビで語られたこの説は、親によって毒殺され、紙幣については警察の威信を守るために焼却したといわれています。こうした警察の動向によって逮捕に至っていないといわれる理由は他にもあります。

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近年、一つの小説がネット上で書かれたのですが、その内容が三億円事件の当事者や警察しか知らないような内容が含まれたものだったのです。その小説内容によると、事件時に用いられた発煙筒はなかなか転嫁できなかったそうです。

何度やってもつかない発煙筒は、現場にいるとある道具で付けることになるのですが、かなり合わてて実行されたといわれています。これは警察内部でも確認されていることのようです。

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つまり、警察と犯人しか知りえないことが小説で書かれていたのです。本来であれば改めて捜査が行われてもいいものです。しかし、時効も関係しているのか、再捜査は実施されず犯人がわかっている未解決事件となっています。

こういった背景を考えても、警察が何らかの目的に捜査を行いたくない理由があるのか、あるいはもみ消そうとしていることも考えられます。犯人がわかっている未解決事件となっている理由には、このようなことが考えられます。

犯人がわかっている未解決事件②王将社長射殺事件

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犯人がわかっている未解決事件としては、この王将の社長が射殺された事件も代表的な事例です。かつて本社前で殺された王将社長の事件について、細かく内容を見ていきましょう。

王将社長射殺事件の概要

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未だ犯人がわかっている未解決事件として扱われる本件が起こったのは、2013年の12月19日早朝のこと。大東社長は日課で本社周辺を、掃除していたのだそうです。その日も早朝から会社に出勤して、掃除をと考えていました。

そして、京都山科区にある王将本社前に到着した際、待ち伏せをしていた犯人によって射殺されることとなります。社長本人が運転をしていたこともあり、事件発生時には、社長一人しかいなかったとみられています。

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犯行に用いられた祷は、自動式拳銃で小型の25口径と弾痕から発覚しているようです。そのすべてが急所にあたっており、残忍な殺され方をしたということが分かっています。

王将社長射殺事件の犯人

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犯人がわかっている未解決事件として今なお続く捜査ですが、その捜査線上にはある二人の犯人像が浮かび上がっているそうです。その一人が九州の暴力団員です。

実はこの暴力団員のDNAが事件発生現場の近くに残された遺留品の中から発見されたのです。そのこともあり、九州の警察との連携も取られて捜査が行われていると言います。

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また、もう一人捜査線上で上がっている人物がいます。それが中国人女性。ただし普通の女性でなく、どうやらヒットマンといわれる殺しの専門家が犯人ではないかと考えられているそうです。

こちらの女性に関しても、現場の殺された状態から素人の犯行ではないことと、事件前後の女性の出入国記録、そして、王将が中国へと進出仕様としていた背景などから密接な関係があると考えられているのです。

王将社長射殺事件犯人断定の証拠

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事件捜査線上に浮上してきた犯人ですが、彼らが犯行を起こしたと断定できる証拠についても紹介していきましょう。犯人がわかっている未解決事件に浮上したまず一人目の九州暴力団員。

彼の決定的な証拠は、現場遺留品から見つかったDNAと共に企業のトップを狙った組織的な犯行と関係が深いことが分かっているからだと言います。どうやら、この暴力団は近年別の企業を狙った事件にも関与していたそうです。

それもあって、今回の起きた事例にも関与しているとの疑いがかけられているのです。また、それを裏付けるように、事件発生のひと月前に、大阪市内のホテルで二人の暴力団関係者が謀議していたことが確認されています。

ここでは、どうやら今回の射殺事件の策略が謀議されていたと考えられているのです。このことから暴力団関係者が犯行を計画し実行したとの見立てが高まっています。

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また一方で、別の犯人像でもある中国のヒットマンの女性も同様にいくつかの証拠があります。それが犯行の手口があまりにも手際が良く、また中国との関連が疑われる時期でもあったためです。

当時王将では中国進出を考えていた時期でもあったそうです。そのため、現地中国マフィアとの間で、いくつかのトラブルを抱えている時期でもありました。このことから、中国マフィアとヒットマンとの関与の可能性が十分見込めます。

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また、中国系のヒットマンの特徴、中でも特に「抱きつきのリン」と呼ばれる女性ヒットマンについては、至近距離から致命傷を与えて即死にせず、苦しませて殺す手段が取られることが分かっています。

今回の王将社長が殺された現場の状態と酷似しているのです。このことから中国マフィアとの関連は濃厚だと考えられるようになりました。また、先述した暴力団関係者との間でもヒットマンの話題が出てきます。

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なんと暴力団員が謀議の最中に離されていた内容に、別の実行犯なる存在があるそうなのです。その言葉の中にはヒットマンの一言もあり、さらに中国関係を農耕のものとさせています。

また、現に事件前後に中国籍の女性ヒットマンらしき人物の出入国も確認されています。事件前日に日本に入り、事件当日に出国しているのです。この情報から中国人の女性ヒットマンがさらに現実味を帯びてくる形となります。

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犯人がわかっている未解決事件として今なを捜査が行われているわけですが、こういった理由や証拠からある程度の犯人の断定が行われ、犯人がわかっている未解決事件ではありますが、後に解決の見込みありと捜査が続けられているようです。

王将社長射殺事件の犯人が逮捕されない理由

ここまで事件に関与した人物が絞り込まれ、犯人像と証拠も揃っているにもかかわらず、犯人がわかっている未解決事件として取り扱われる理由についても調べていきましょう。

なぜ犯人が逮捕されないのか、まず暴力団員に関しては一個人の特定にまでたどり着けていないためだそうです。いくつもの証拠が揃っているにもかかわらず。逮捕に踏み切る証拠になっていないためなのです。

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また、暴力団員と企業との関係について探れば、沢山の裏組織との関係が存在し一つに絞り込めないということも関係しています。京都と九州の警察が協力体制を敷いている状況の中、一つの組織に断定させることが難しいのだそうです。

企業と裏社会に潜む組織との関係はそれほど多岐にわたり、根深いものがあるために断定させることが難しいのだと言います。また、女性ヒットマンについても同様の理由が挙げられます。

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中国マフィアとの関係についても、結局のところ一つの組織に断定できるわけではありません。中国進出に良く思わない現地マフィア、あるいは企業なども含めれば沢山存在するでしょう。

そういった背景の中から一人の女性を断定するのは非常に難しいそうです。さらに中国にすでに逃亡しています。逮捕がどれだけ難しいかは想像には難くありません。こういった理由で、犯人がわかっている未解決事件となっているのです。

犯人がわかっている未解決事件③北関東連続幼女誘拐殺人事件

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犯人がわかっている未解決事件の一つとして、また警察の不手際としても有名な事件があります。それがこの関東で起きた連続誘拐殺人事件です。内容について、また犯人の動向情報についてみていきましょう。

北関東連続幼女誘拐殺人事件の概要

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犯人がわかっている未解決事件として有名なこの事件ですが、後述する足利事件とも密接にかかわっています。本案件の概要は次の通りです。発生は1979年。ここから一連の事件が始まります。

1979年に起きたのは、栃木県の足利市。5歳の女の子が自宅近くの神社境内にて行方不明となり、6日後に全裸のまま遺棄されている姿が見つかります。これ以降、栃木県と群馬県の県境で複数の同様の事件が起き始めます。

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次に起きたのは1984年11月。またもや栃木県足利市にてパチンコ店から5歳の女児が誘拐される事件が起きます。一度目の事件と同様の手口であり、2年後に女児は白骨死体で発見されます。

一度目の事件と同様の手口であったために、多くの人が注目をしました。そして1987年には3度目の関連を疑われる事件が起きます。群馬県新田郡にて自宅近くの公園で遊んでいる小2じの女の子が誘拐されるという事件が発生します。

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そして、その翌年にはこの女児も白骨死体となって発見されることとなります。さらに加えて、1990年の足利事件。こちらの事件の詳しくは後述しますが、この時もパチンコ店にて女児が行方不明になるというものでした。

そしてその後、1996年7月には、再び4歳児の女の子がパチンコ店でいなくなるという事案が発生。そして、その後現在に至るまで行方不明とされており未だ女の子の安否はわかっていません。

北関東連続幼女誘拐殺人事件の犯人

今回の一連の犯人がわかっている未解決事件ですが、犯人は誰なのか。その人物は後述する足利事件の犯人ともいわれるほど関連がある人物です。名前までは公表されていないようですが、どうやらルパンと呼ばれる男性になるそうです。

背格好は中年男性でアニメのルパンの様に細く痩せているのだとか。その男性は、休日には良くパチンコ店に赴きタバコを加えて一日を過ごすような男性だったといわれています。

また、独身であることと同時に彼の人間というものもある程度特定されていると言います。県境をまたぐような行動も良くしていたことまで当時のインタビューから判明しているのです。

北関東連続幼女誘拐殺人事件犯人断定の証拠

今回の犯人がわかっている未解決事件ですが、犯人特定となった証拠についてもはっきりしたものがあります。まず大きなものとして、班員と思しき人物に直接インタビューがなされた過去もあるからです。

実はかつてこの犯人がわかっている未解決事件にはある一人の男性が、犯人として逮捕されており、その人の冤罪の証明に貢献した記者がいました。その記者が真犯人と思しき人物にインタビューを行ったのです。

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そのインタビューでは、明らかに犯人像と一致する行動、そして事件から数年たったインタビュー時点でも事件当時のことをつらつらと語るその男があまりにも怪しかったと語っています。

また、もちろんしっかりとした証拠も存在します。まず誘拐事件が起きた現場に残る防犯カメラです。特にパチンコ店に残る防犯カメラ上では共通の男の姿が映り込んでいます。

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さらに、連続で起きた事件の現場にも精通しているとみられ、インタビューでもそのことについて触れています。パチンコ店に行ったことがないという主張にもかかわらず、そのお店の出玉状況を語るまで不自然さもあるそうです。

これらの証拠がそろっているため、このルパンと呼ばれる男性が犯人だといわれち得ます。しかし、犯人がわかっている未解決事件と呼ばれる理由には、深い闇が大きく関わってきます。

北関東連続幼女誘拐殺人事件の犯人が逮捕されない理由

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今回、ここまで証拠が揃っており、さらには犯人まで記者がたどり着いているという状況が揃いながらも犯人がわかっている未解決事件と称されるには理由があります。

その理由とは、冤罪の末に釈放されている人物の存在と、警察が自分たちの威信を守るためのことだといわれています。実はかつてこの事件の犯人として一人の男性が冤罪で捕まった事態がありました。

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その人は、取り調べの末に自供したことで犯人として、一時は無期懲役が確定したほどでした。しかし、当時のDNA鑑定の結果の信ぴょう性の低さなどから再調査が行われ、結果的には冤罪となり釈放されています。

この事態は警察にとっては大きな失態です。そして、さらに追い打ちをかけるように警察の威信にかかわる問題も生じています。誤認逮捕だけでなく本来防げたはずの事件を引き起こしてしまっていたからです。

一連の誘拐事件の中でも4件目に起きた時点で、今回の誤認逮捕を起こしています。この時点できちんと捜査が行われていれば、5件目の事件を引き起こすことは防げていたはずなのです。

さらに、4件目となる足利事件は、後述でもふれますが、発生当時は一連の事件とは別の関係ないものとして扱っていました。これは警察の捜査不足が露見した事態です。

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誤認逮捕においてはDNA鑑定の失敗もあり、加えてこの誤認逮捕と操作の不手際。もはや真犯人を逮捕しても、警察自身の無能を証明する形となるため、警察も逮捕に乗り切らない方針となってしまい、逮捕に至らないという訳です。

犯人がわかっている未解決事件④足利事件

先述した犯人がわかっている未解決事件との関連も踏まえて、本件にも触れていきましょう。本案件も日本で起きた過去の事案の中で有名な犯人がわかっている未解決事件となります。

足利事件の概要

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上記の犯人がわかっている未解決事件である関東で起きた連続誘拐事件の一部でもある足利事件。しかし、概要を語るにはまずこの事件が一連のものだとは認識される前のことから語る必要があります。

本案件が発生したのは1990年5月、足利市のパチンコ店にて4歳の女児が誘拐される事態が発生しました。そして、その翌日女児は帰らぬ人となり河川敷で見つかります。

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捜査では数人の目撃者の供述もあり、犯人特定にはそう時間はかからないと感じられましたが、しかし見つかったのは全くの無関係の男性で、逮捕することとなります。

目撃証言とは食い違うその男性を誤って逮捕することとなったのです。しかし、後の取り調べなどでは、強要自白を行わせ誤認逮捕となった男性が無期懲役の判決を受けることとなります。

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なぜ誤認逮捕のまま、無期懲役という判決が下るに至ったのか、その理由は先述でもふれたDNA鑑定などに原因があります。当時のDNA鑑定は正確な物とは言えず、別人でも一致する可能性があるというものでした。

そして案の定、その鑑定結果は間違いだったにも関わらず誤認逮捕した男性を犯人へと仕立て上げる証拠として扱われてしまったのです。しかし、最終的には警察も誤認逮捕であったことを認め、釈放されることとなります。

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この男性が自白を強要された当時の行動もも目撃証言と異なる内容だったこともあり、すぐに再調査が行われ釈放される流れになったのです。しかし、犯人がわかっている未解決事件として、未だ真犯人は捕まっていません。

足利事件の犯人

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今回の犯人がわかっている未解決事件、誰が一体犯人なのか。これは上記で触れたように一人のルパンと呼ばれる男性が犯人であることが分かっています。その理由もさきに説明した理由と共通します。

目撃証言を行った人たちの情報によると、その男性は足利事件以前に起きた北関東の連続誘拐事件の犯人と共通の背格好であることが分かっているのです。これはパチンコ店防犯ビデオからもわかっています。

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また、そのルパンと呼ばれる人物が仮に犯人だった場合、彼の行動の特徴からも一致する点が沢山あるのです。例えば、彼の行動範囲がかつての栃木や群馬県の県境付近であることは完全に一致する点でした。

その他、インタビューではルパンに直接話を聞き、事件当時の様子から当時の暮らしにかんする情報なども効き、真犯人像と一致するポイントが多く挙げられたのです。

足利事件犯人断定の証拠

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ルパンという一人の男性が犯人として断定されたわけですが、なぜここまで特定に至ったのか、その証拠についても焦点を向けてみましょう。こちらも先述の証拠と重なる点があります。

決め手としては、インタビューの内容とそこで秘密裏に手に入れたDNAだったようです。記者が秘密裏に得たルパンのDNAを、自身でDNA鑑定に提出したところ、何と当時被害に会った女児の遺品に残ったDNAと一致したのです。

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