石井紘基は特別会計の闇を暴いた現代の侍!刺殺事件の暗殺の謎と真相

石井紘基は「バトル・ロワイヤル」の上映を禁止する運動を起こした

担任の教師が、生徒同士を殺し合わせて人間の生の大切さを教えるという斬新な設定とテーマで人気を泊した深作欣二監督作品の映画、「バトル・ロワイヤル」。青少年に悪影響を与える可能性のある映画・漫画作品の表現規制に積極的だった石井紘基に、この作品はどのように映ったのでしょうか。

「保護者達は上映禁止を求めている」と批判

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「バトル・ロワイヤル」の上映に当たって、各方面から批判的な意見は多くありました。深作欣二監督と対談を果たした石井紘基は、「こんな映画を見せられた子供がまともに育つ訳がない。保護者も上映禁止を求めている」と批判的なコメントを投げかけました。日本国憲法の「表現の自由」を侵すタブーとも言える検閲であっても、石井紘基にとって「バトル・ロワイヤル」は何としても世に出してはならない作品だったのです。

深作が「青少年を信頼していない」と反論した

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深作欣二監督は石井紘基の発言に対し、「あなたは青少年を信頼していない。大人が善悪の判断を教え込むべきだ。あなたの主張は、彼らが善悪の判断を持っていることを頭ごなしに否定している」と反論しました。いじめや非行が横行する時代で、子供に対する自身を失ってしまった大人達の暴走を描く形になったことが、混乱を起こしてしまったのです。

石井紘基刺殺事件の概要

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そもそも、何故このような悲劇が起きたのか。犯人や警察の捜査に不信な点が多の多さが、石井紘基刺殺事件の闇がいかに深いものであるのかを物語っています。それでは、謎の多い事件の概要を詳しくご紹介いたします。

石井紘基は日本の国家予算について追及していた

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石井紘基は日本の年間歳出において、約200兆円相当が特別会計である可能性が有ると指摘しました。これは、一般会計予算の約80兆円に対して、特別会計が約200兆円であることを計算し、算出したうえでの発言だったのです。その内容は厚生年金、健康保険、国民年金など、多岐にわたります。

何故その様な事態が起きたのかと言うと、歳入、歳出の仕組みが複雑であった為、国会で追及しづらいようにできている為でした。つまりは利権を有する者にとって、あまりにも都合の良い仕組みだった事が災いしたのです。

石井紘基は自宅駐車場で左胸を刺され死亡

石井紘基は数日前に国会質問で「野党の連中はひっくり返る」と発言していました。権利を有する役職の人間にとって、不利になる情報を入手していたのでしょう。その事実を葬る為に、石井紘基は刺殺されたのではないかと噂されているのです。石井紘基が襲撃に遭ったのが国会質問の日という事実が、その噂が単なる噂では無いという事を物語る結果となったのです。

伊藤白水が出頭し逮捕されるも不信な点が残った

伊藤白水は犯行の動機を石井紘基との金銭トラブルであることを主張しました。しかし、その主張には大きな矛盾点が存在するのです。事件当時、石井鉱基の鞄にあった30万円は残され、国会に提出する予定の書類、衆議院手帳がなくなっていたのです。もしも金銭目的であったのであれば、現金に手を付けていない事は大きな矛盾が残ります。

警察の杜撰な捜査、真相は闇に葬られた

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犯行の動機に大きな矛盾点があるにも関わらず、警察・検察は「個人的怨恨により社会的・組織的背景なし」としました。2005年に行われた最高裁では被告が主張する「石井紘基との金銭トラブル」という動機に信憑性が無いとし、無期懲役が確定しました。判決が出たものの、真相については解明されることが無く、闇に葬られる形となったのです。

闇に葬られる事になった事件は、石井紘基刺殺事件だけではありません。犯人が解っているにも関わらず、闇に葬られた事件の記事も合わせてご覧ください。

石井紘基刺殺事件で封印された謎

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今となっては考えられない警察の杜撰な捜査方法や、獄中の犯人の新しい証言、事件に対する民主党や報道の動きを見て行き、真相が闇に葬られるに至った経緯をご紹介いたします。

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