ただ大人としての話し方を心がけないと、本当の喧嘩になってしまうので気を付けましょう。また口が立たないと効果的ではないものとなっています。
放置子の末路は?大人になったらどうなるの?
ではこのような子が大人になった時、どのような人になってしまうのでしょうか?また大人になるまでの間、周囲の反応はどういったものなのでしょうか?
このようなことについて解説していきますのでご覧ください。
放置子の末路①子供たちの間で仲間外れにされる
まずは成長過程においてのことになります。幼いころは周りの同年代の子もさほど気にすることなく、一緒に遊ぶことになるのですが、物心がつくとそうはいかないのです。
それなりに自分の考えをもつようになった子どもは、放置子の言動が鼻に触り目につくようになるのです。そのことから、仲間外れになってしまう傾向があるようです。
常識がないと誰にも相手にされなくなってしまうことを意味するのです。いじめなどに発展することもあるようです。
放置子の末路②他人との距離感につまづく
そして大きくなっても困難が待ち受けます。幼いころから自由気ままに行動してきたので、他人との正しい距離感が分からないまま大きくなってしまうのです。
これは自分の言動が他人にどういった影響があるのか?がわからないことを意味し、簡単に人を傷つけてしまうのです。
また一人という状況が多かったため、周りの視線をこちらに向かせようと非行な行動をとる傾向にもあるようです。
放置子の末路③犯罪に巻き込まれるリスクが増える
放置子という時点で、前提として一人だということになります。つまり誘拐などのトラブルに関与する恐れがあることを意味します。
輪の中に入ることもできずに居場所もない状態になり、このようなことが起こるのです。
また巻き込まれるだけではなく、起こしてしまう可能性もあります。こちらも同様の理由となります。
放置子の末路④自分の子供への距離感に悩む
そしてこういった過程をへて育った後、大人になって結婚して子供を授かります。その時も頭を抱えることになります。
わが子とも距離感がわからなくなっているのです。どう接したりどう導いてあげたりしたらいいかわからなくなっているのです。
これはもちろん自分での経験がなく、普通の人とは違って参考になるものがないからとなっています。
放置子の末路⑤親との関係につまづく
そして自分の親との接し方もわからなくなってしまいます。もともと遠めの距離感だったのがさらに広がり疎遠になったりします。
また逆に、今までの反動と言わんばかりにべったりになったりもします。極端にどちらかに分かれる傾向があるようです。
放置子を救うために!親や周囲が気をつけるべきポイント
ではこうならないようにどうすればいいのか?についてですが、心がけることがあるのです。
一概に時間が少ないと言っても、できることはあるはずなのです。要は気持ちの持ちようで救われる子がいるのです。
ここからはそういったことを解説していきます。
放置子にしないために①子供とすごす時間を増やす
まずは初歩的なことになりますが、少しでもいいからとにかく時間を増やしましょう。ほんの少しでもいいです。ほんの一言でもいいのです。
同じ空間にいる時間を増やすだけでも構いません。それだけでも子どもにとっては全然違ってくるのです。保護者の方は心がけましょう。
放置子にしないために②早めに学校・自動相談所に連絡する
そして周りの方は、その事実に気づいたときはこれを専門にしている施設に頼りましょう。少しでも早い方が良いです。
先述しましたが、学校でも構いません。その時は学校が適切な処置をとってくれるはずです。
無理に交番に連絡する必要はない
とはいえ、決して虐待をしているわけではないので警察などに連絡はしなくてもいいです。
その通報が要因となり虐待につながることもあるので、軽率に通報はしない方が良いです。
放置子にしないために③地域全体で保護する
もう少し大きな目で見た場合、地域で協力して対応しましょう。これに該当する子どもにたいして居場所を与えることを目的とした「子ども食堂」というものもあります。
このような活動は多くの孤独に苦しむ子を救うことができます。