映画「マンホールの中の人魚」とは?ギニーピッグとの関係やネタバレ紹介

国内のホラー漫画界でも有名ですが他にもグロテスクな表現を得意とする漫画が存在しています。氏賀y太もそのうちの一人で、マニアの中では人気作を作り続けています。気になる人はこの記事をぜひご覧ください。

日野日出志は絵本作家デビューしている!

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グロテスク表現を得意とする監督ですが、漫画家以外にも絵本作家としてもデビューしています。この監督のが気にはなるけど、自分で見る勇気はない人は絵本からトライして見てもいいかもしれません。

ただし注意して欲しいのは、こういうホラーの話に慣れていないお子様にはトラウマになってしまう可能性もあるので気をつけましょう。

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子供向けの絵本にはホラー要素が強いものをよく見かけます。現在でも怖い話系の絵本は人気なので意外とあっているのかもしれませんが、少し可愛くなっているとは言えど子供向けとは思えない不気味な絵柄の絵本です。

「ギニーピッグ」シリーズ作品と殺人犯・宮崎勤の関係とは?

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何度か説明していますが、このマンホールの中の人魚は一時期日本国内では発売・レンタルが中止されています。その理由はとある日本国内での殺人犯が所持していたからだと言われています。

すでにシリーズとしては何作品か世に出ていたのにも関わらず、このような悲惨な事件がきっかけで違った意味合いで日本中の注目を浴びてしまったのでした。過剰な報道のせいでそのような結果になったとも言われています。

連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤から押収された「ギニーピッグ」作品

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1988年に起きた幼女を誘拐し虐待を行いそれを撮影したビデオを家族に送りつけるという残虐な事件の犯人の自宅の部屋が公開された際に、漫画やビデオテープなどで溢れる部屋の中にあったのがこのシリーズの映画でした。

その内容は国内では知られていたのにも関わらず「この作品がこのような危険思想を生んでしまったのかもしれない」と噂になりました。この作品がどう影響を与えたかは定かでないですが世間の注目を集めてしまいました。

宮崎勤の所持がきっかけで「ギニーピッグ」シリーズは有害図書指定

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この事件をきっかけに、それまでは普通に入手することができたにも関わらずこの作品の残酷な描写は視聴者に悪影響を及ぼす可能性が否めないという風潮が高まってしまいマンホール「有害図書」として指定されました。

有害図書とは?

有害図書指定とはなんの事を指すのでしょうか?これは、性や暴力に足して露骨で過剰な表現をしていたり、興味を引き立てさせるような作りをしている作品に対して指定されます。

有害図書指定になると18際未満の青少年には販売することができません。青少年に販売はできませんが、成人していれば自由に購入することができます。本屋などに行くと指定のコーナーにて販売されている種類です。

『マンホールの中の人魚』も販売中止されることに

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「マンホールの中の人魚」は実際に押収されたビデオではないのですが、この事件をきっかけに全てのシリーズが販売中止となったため、入手困難になってしまいました。

その後、Amazon海外版や海外市場などでは販売されていましたが日本国内でもプレミア価格では取引されています。日本国内では入手できず、海外経由で手に入れた人もいるようです。

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