もののべ古書店怪奇譚とは?ネタバレやシロとマユの正体など徹底解説

そのなかで唯一、神にふさわしい体を持つ者として生まれたのがマユでした。幼いままのマユは妹の八重に育てられ、最終的に鬼となった八重を食べることにより偽神として覚醒します。

『もののべ古書店怪奇譚』の最新刊(第7巻)の情報!

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気になるもののべ古書店怪奇譚の次巻の情報についてご紹介します。

『もののべ古書店怪奇譚』の第7巻は2019年冬頃発売?

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気になるもののべ古書店怪奇譚の次巻の発売日ですが、もののべ古書店怪奇譚の第6巻の巻末で2019年の冬頃だと発表されています。鬼の総会の存在が明らかになり、正太郎達も目をつけられています。第7巻からも目が離せません。

またもののべ古書店怪奇譚のコミックスの中表紙にはキャラクターたちの4コマやイラストなどの特典が掲載されてます。

本編ではなかなか見られないもののべ古書店怪奇譚の登場人物の姿が見られます。第7巻でもこちらの特典が楽しみです。

コミック公開サイト「マグコミ」でもののべ古書店怪奇譚の最新話が読める!

第7巻の発売まで待てないという人は、コミック公開サイトの「マグコミ」で、もののべ古書店怪奇譚の最新話が読めます。

是非公開サイトを見て、もののべ古書店怪奇譚の最新話を楽しみましょう。

マンガドアなどのアプリでももののべ古書店怪奇譚は掲載中

漫画アプリでももののべ古書店怪奇譚の最新話が配信されています。マグコミよりさらに先のもののべ古書店怪奇譚の話が配信されます。

ただし最新話の先読みは有料となります。それでも続きが待てない人はぜひもののべ古書店怪奇譚をマンガドアでチェックしてみてください。

物部正太郎が鬼に化した経緯と清との関係

もののべ古書店怪奇譚の中では、正太郎が鬼になった背景と、親友の清には深い関係があります。そのあらすじは作中では断片的に語られるため、こちらでまとめてご紹介します。

より深くもののべ古書店怪奇譚を楽しむためにも、ぜひご覧ください。

物部正太郎が鬼と化すまでの経緯

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貿易商の息子であった正太郎は、体が弱く寝込んでいることがほとんどでした。そして、息子の話し相手にと紹介されたのが、物部書店の前店主の清です。

二人は本好きでとても気が合いました。好きな本を広めたいという清に本屋をやるように正太郎は勧めます。それに対し正太郎の名前を取り、物部書店を作ると清は約束します。

ある日清は本を叔父さんから仕入れ正太郎に差し入れますが、その中には鬼書もありました。その本を読み鬼となった正太郎は姿を消してしまいます。

正太郎と清が再会する

ある雨の日に「物部書店」という店の名前を頼りに清の元にケガをした正太郎が訪れます。驚いたことに、正太郎の姿は出会った頃と変わっていません。

一晩で良いから泊めて欲しいと言う正太郎を清は快く受け入れます。不思議と清は正太郎のことが恐ろしくないようです。

作中では、二人が何十年後に再会したか明記されていませんが、正太郎は「人を見て飢えを感じなくなるまで40年かかった」と言っています。

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一泊で良いと言う正太郎に、清はずっと居て良いと伝えます。その代わり、自分がいなくなった後、物部書店を継いで欲しいと言います。

正太郎と再会した時点ですでに病にかかり、余命を見据えていた清は店を正太郎に託します。

清の死後も清がいるかのように振る舞う正太郎

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清が亡くなり物部書店を正太郎は継ぎました。そして物部書店内には、正太郎とシロ以外に出入り出来ない部屋があります。

そこには死後埋葬されず骸骨となった清が寝かせてあるのです。正太郎はその遺骨に話しかけたり、自分達と同じ食事を用意したりと、清がまだそこにいるかのように振る舞います。

正太郎はなぜ清をそのようにいつまでもそばに置きたがるのか、今後のもののべ古書店怪奇譚では語られるのでしょうか?その展開についても目が離せません。

もののべ古書店怪奇譚の謎とは?

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もののべ古書店怪奇譚にはさまざまな伏線が張り巡らされています。

基本的にもののべ古書店怪奇譚で起きるひとつの事件は1~4話で完結していますが、その中では明らかにされていない謎も残されています。

その謎とは何か、主なものをこちらでまとめます。これらの伏線が、もののべ古書店怪奇譚の中でどのように回収されていくのかも見どころです。

シロの言う正太郎の利用価値とは?

鬼を捕食するのに正太郎には利用価値があるとシロは言います。正太郎の鬼の能力は猟書鬼であり一度読んだ書物の内容は忘れないということしか明かされていません。

また正太郎は人を食べないため鬼としての再生能力が弱いとのですが、なぜシロがそんな正太郎を選び一緒にいるのか謎に包まれています。

鬼になるきっかけ

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最初は鬼になるのは鬼書を読むこととされていました。

ところが物語が進むにつれ、一定の人間は鬼になる遺伝子を持っており、その遺伝の発現装置として鬼書があるというように考えられています。

これは作家の夜木の推測なのですが、これが事実かどうかもまだはっきりしていません。

キョウカの狙い

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キョウカは、鬼の天敵神虫を討伐し、餌である人間を管理し鬼実権を握るのとが目的だと宣言します。しかし、人間を餌だという一方で、キョウカは前の鬼の総会の長である始嗣様から「首噛みの鬼」とも呼ばれています。

以前、正太郎も首噛みの鬼と如月から呼ばれていました。首噛みの鬼とは人を襲わず自分の首を食べて飢えをしのぐ鬼のことです。

キョウカはなぜ首噛みの鬼となったのか、彼女の目的は何なのかも現時点ではよく分かっていません。しかし、彼女の思惑は今後のもののべ古書店怪奇譚のなかでも重要な位置づけとなるでしょう。

正太郎の心境は?

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正太郎がシロと手を組んだのは、自分を最終的に殺してほしいからとリョウエノカミに語る場面があります。それなら自分が殺そうか?というリョウエノカミに、今はやることがあると正太郎は答えます。

やることとは、その時マユを守ることでした。それなら、やることが終わったあとどうするのかと聞くリョウエノカミに、正太郎はすぐに答えを出せません。

シロとマユとの生活で何か心境の変化が起きているのか、また最終的にシロと正太郎はどのように生きていくのか、正太郎はシロに食べられてしまうのかも本作の見所です。

和風レトロで怪奇的な魅力を持つ『もののべ古書店怪奇譚』

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第1巻~第6巻までのもののべ古書店怪奇譚のあらすじやネタバレをご紹介してきました。また、あらすじやネタバレだけでなく、もののべ古書店怪奇譚の登場人物であるシロとマユの正体について見てきました。

連載4年目となるもののべ古書店怪奇譚ですが、テンポが良く、謎も多く全く飽きの来ない作品です。また今後も魅力的な登場人物がもののべ古書店怪奇譚には増えていくようです。

和風ファンタジーやホラーが好きな方はぜひ、もののべ古書店怪奇譚をお楽しみください。また、もののべ古書店怪奇譚が気に入った方はぜひ紺吉さんのほかの作品も見てみてください。

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