疝痛(せんつう)は人間で言う腹痛にあたる腸が詰まる病気です。原因は水分不足や冷え・運動不足・濃厚飼料の食べ過ぎ等によって起こります。餌を食べなかったり寝転がったり、汗をかく用になったら早めに獣医さんを呼んでください。獣医さんの到着までに、歩かせる曳き運動で腸を動かし糞やおならを出してあげましょう。
雨や寒さが原因の「風邪」
餌の食いつきが悪かったり青鼻が出たりしたら風邪の疑いがあります。鼻の周りがベタついたり咳き込む事で確認できます。放置しておくと肺炎を引き起こす事もあるので、早めに獣医さんの診察を受け抗生物質を処方してもらいましょう。
不衛生が原因の「蹄叉腐爛」
蹄に詰まった土やゴミを取り除かなかったばかりに蹄が腐って悪臭を放つ病気です。症状が進行すると跛になり足を引きずるようになります。馬小屋や庭などの糞尿を掃除しないと不衛生になり、何よりも手入れ不足が原因の病気なので予防がちゃんとできていれば大丈夫です。
手入れや世話をちゃんとできれば可愛いペットたちはちゃんと人間に応えてくれる用になります。ミニチュアホース以外にも小さく可愛い珍しい動物たちの記事はこちら。
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有名なミニチュアホース「そらまめ」って?どこで会えるの?
メディアで公開されて以来人気上昇のミニチュアホース「そらまめ」と「えだまめ」は”まるで犬?”と会いに来た人たちがびっくりするほど犬よりも小さいれっきとした「馬」です。どこへ行けば会えるのかお教えします。
「そらまめ」は一際小さなミニチュアホース
いままでのどんなミニチュアホースよりも小さく生まれたメスのそらまめは、体高が20cm、で体重2kgで人間の赤ちゃんと同じくらい小さいです。平均体高50cm体重6kgで生まれるミニチュアホースが多いそうなので心配されましたが、現在は体高60cmを超え体重も30kg以上で元気に小さく育ったそうです。
そらまめのお母さんもメディアに出演していた
テレビ朝日系で放映していた「いきなり黄金伝説」と言う人気番組内の「離島で屋台0円生活」シリーズ内で屋台を引いていたミニチュアホースのハマちゃんがそらまめのお母さんでした。
長野県スエトシ牧場で会える
広大な自然が広がる長野県佐久市のスエトシ牧場でそらまめやえだまめに会う事ができます。乗馬体験やウサギやラマ、カピパラなどたくさんの動物もいるので泊りがけのファームスティで家族みんなで楽しむ事ができます。もちろんミニチュアホースを含む動物の販売の行っているので購入前の下見にもおすすめです。
ベビーチェアに座る「えだまめ」も人気者
そらまめは生まれた時の顔がそら豆に似ていた事から名付けられましたが、そら豆より小さく生まれたえだまめは大きさや色が似ていたのでえだまめに決まったそうです。ちなみに2頭は兄弟ではありません。
春休みと夏休みには子供ポニーキャンプ開催中
スエトシ牧場では小学1年生から中学3年生を対象に、春と夏の長期休みを利用して子供ポニーキャッンプを開催しています。1人が1頭の馬を担当して朝早くから夜まで手入れや餌を上げたりお世話をし、もちろん乗ったり触れ合えるので馬と仲良くできますよ。参加は1人でも友達と一緒でもOKですので子供同士の共同生活で楽しむ事ができます。
とびきり小さなお馬さんの写真集
元々小さいミニチュアホースの中でも一際小さく生まれたそらまめは、メディアに紹介された途端に大きな話題となりアクセスランキング1位にもなったそうです。スエトシ牧場のアイドルとして元気いっぱい生きているショットが満載の写真集です。直接会いに行くのが大変な方にぜひおすすめですよ。
2019年7月21日そらまめは永眠しました
突然の訃報で驚きを隠せませんが、長野県のスエトシ牧場にてそらまめが永眠しました。原因は不明だそうですが小さな身体で生まれ、多くの人に愛され精いっぱい生きたそらまめをいつまでも忘れなでください。
海外では盲導馬として活躍している!
賢く調教しやすい事から欧米では多くのミニチュアホースが「盲導馬」となり活躍の場を増やしています。犬には無い盲導馬に適したポイントとはどう言ったものなのでしょう。
盲導馬は視覚が不自由な人のパートナー
元々イギリスで始まった盲導馬は視覚機能を持った方が安全に暮らす事ができるようにパートナーとして活躍しています。一般的には盲導犬の普及率の方が高いですが犬アレルギーや犬が苦手の方のために導入されたそうです。
盲導犬より長くパートナーを務められる
犬の寿命に比べミニチュアホースは20~25年と犬のおよそ2倍は長生きなので、犬好きな方が短い期間で盲導犬と別れなければならないと言う精神的な面でも視覚の不自由な方のパートナーを長く務められる事も人気のひとつです。
馬は知能が高く温厚で視野が広い
大人しい性格が多く賢く、目が顔の左右に位置しているので視野が広い事も盲導馬に適したポイントです。動画のディグビーはまだ2歳ですが人混みの中でも落ち着いており、券売機も鼻で押してくれるそうですよ。日本では環境や道路交通法が異なるためまだ実用化には至ってないそうですが近い将来見かける事もあるかもしれませんね。
国内でミニチュアホースに会えるスポット
先程紹介した長野県佐久市のスエトシ牧場以外にも小さいミニチュアホースに会う事ができるスポットがあります。お近くの方や長期の休みを利用してミニチュアホースに会いにいきましょう。
ミニチュアホースと会える「マザー牧場」
千葉県富津市にある有名なマザー牧場では、サラブレッドからミニチュアホースまで色々な馬が待っています。大人(中学生以上)1500円小人(4歳~小学6年生)800円、お得な2年間パスポートが大人(中学生以上)4200円小人(4歳~小学6年生)2200円で同伴犬は600円、本格的な乗馬体験や小さいお子さんでも楽しめる曳き馬も牧場らしい体験となるでしょう。
ミニチュアホースと会える「ワールド牧場」
大阪市内からでも50分で行く事ができる南河内郡のワールド牧場は大人(中学生以上)1500円小人(4歳~小学6年生)800円、年間パスポートが大人(中学生以上)6000円小人(4歳~小学6年生)3200円で、ポニーやヤギ、ウサギなど約140種類以上の動物たちと触れ合う事ができます。夏休み期間中は休まず営業しているのでぜひ家族でお出かけください。
ミニチュアホースと会える「六甲山牧場」
神戸市内からも近い六甲山牧場では「人と動物と自然とのふれあいの場」をテーマに運営しています。ミニチュアホースやポニーが出演するホースショーを開催してきます。大人500円小中学生200円ですがペット同伴はNGです。年間パスポートは大人1000円小中学生400円なのでお得ですね。
ネット通販の悪徳ブリーダーからは購入しない
数年前に虐待されていた気の毒な病気のミニチュアホースとロバが多数保護されました。ミニチュアホースブームに乗って過剰に繁殖させたのか、何年にも渡り放置してきた結果です。ミニチュアホースを購入する時は、身元がしっかりした販売先と必ず対面販売で双方納得の上で責任を持って飼育しましょう。
餌代が掛からないから
「犬の餌代に比べ道端の雑草を食べさせれば安く済みますよ」と触れ込みネット通販で販売する悪どい業者とブリーダーが存在します。購入者がミニチュアホースを飼育する環境が無くてもお構いなしに販売する業者はいくら値段が安くても信用してはいけません。
ちゃんと知識をつけてから飼育する
知識が無いがために肉牛の中に馬に有毒なホルモンがある事も知らず牛の餌を与える人や、人間のお菓子を与えて腸を詰まらせて死なせてしまうなどが実際に存在します。安易にミニチュアホースをペットにするのだけはやめましょう。ちゃんと知識を見に付けて、もしもの時の獣医さんを必ず見つけておきましょう。
ミニチュアホースペットブログ
実際にミニチュアホースをペットとして一緒に暮らしている方々のブログを紹介します。それなりに環境が整った郊外にお住まいの方々ですが、いつかウチでもきっとミニチュアホースを飼うぞ!と言う方の参考になれば嬉しいです。
ミニチュアホースのいるカフェ
カフェsrendipityの看板息子として人気のくろすけは、元々ロバが欲しくてスエトシ牧場さんに出向いた時に運命の出会いをされたそうです。即購入を決めてから半年間、馬小屋やミニ牧場・餌の手配など環境を整え獣医さんも紹介してもらい準備ができたところでお迎えに行き、今では近所でも可愛がられるアイドルだそうです。
ミニチュアホースのいる車屋さん
小田原にある車屋さんオートエースにはポッキーと言う名前のミニチュアホースがお店のアイドルとして可愛がられているそうです。近所を良く散歩していたり、店で丸洗いされているのも見る事ができるかもしれません。お近くの方はぜひ覗いてみて下さいね。
小さくておとなしいミニチュアホースと触れ合おう!
小さいミニチュアホースはおとなしく賢い理想のペットです。環境を整えるのは大変ですが一生涯のパートナーとしてミニチュアホースを飼育してみませんか。全国のミニチュアホースのいる牧場に出かけて触れ合って見て下さいね。