バケットホイールエクスカベーターは世界最大の自走式重機!迫力と能力を解説!

移動速度は最大分速10メートルほどとなり、13マイル(約21キロメートル)の距離を移動するには3週間が必要です。人が歩くスピードよりもゆっくりと走ります。

バケットホイールエクスカベーターは最早建造物?内部も特殊!

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ギネスにも登録されており、その大きさが魅力的なバケットホイールエクスカベーターですが、一体どのような構造になっているのでしょうか。気になる内部環境をまとめてみました。

バケットホイールエクスカベーターは5人で操縦

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バケットホイールエクスカベーターは巨大な重機ではあるものの、たったの5人の作業員で操縦することが可能です。3交代制で24時間稼働しています。

機械を動かすための操縦席(コクピット)は、車体が大きい分内部の高い位置に設置されています。高所恐怖症の方には操縦が難しいかもしれませんね。

バケットホイールエクスカベーターにはトイレやキッチン設備も

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長時間の操作が必要となるため内部にはトイレやキッチン、さらにお風呂まで完備されています。

機械を超え、まるで建造物のような内部構造に魅了されるファンも多いようです。

操縦士は重機内の移動だけで1日に9.5キロメートルも歩く

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巨大なバケットホイールエクスカベーターの内部には、階段が2000段以上あるそうです。なんと、作業員が1日の勤務で歩く距離は6マイル(約9.5キロメートル)。かなりの体力を要する仕事です。

バケットホイールエクスカベーターを操縦するには?

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ギネス世界記録にも登録され、男のロマンをくすぐるバケットホイールエクスカベーターですが、日本で操縦するにはどのような資格が必要となるのでしょうか。

「車両系建設機械運転者」免許を取得すれば操縦できる!

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日本でバケットホイールエクスカベーターを運転するためには、国家資格である車両系建設機械運転者の認定が必要です。労働安全衛生法に基づき、運転技能講習を修了することが義務づけられています。

バケットホイールエクスカベーターを運転してみよう

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車両系建設機械運転者は18歳以上であれば取得が可能です。日本ではバケットホイールエクスカベーター以外の建設機械(3トン以上)を扱う際にも必要となるので、気になる方は挑戦してはいかがでしょうか。

バケットホイールエクスカベーターを実際に見たい人はドイツへ行こう!

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ドイツでは「脱原発」を目指しており、石炭や褐炭の採掘のためにバケットホイールエクスカベーターを活用しています。

中でもドイツ企業が製造した「Bagger」シリーズが世界ギネス世界記録を長く保持していることにより、バケットホイールエクスカベーターの認知度が高まっています。

その大きさと迫力を体感したい方は、一度ドイツの採掘場を訪れてみてはいかがでしょうか。

バケットホイールエクスカベーターのトランスフォームが話題に

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日本だけでなく海外でも人気の「トランスフォーマー」。ギネス世界記録に認定され、地上最大の重機と呼ばれるバケットホイールエクスカベーターがトランスフォーマーになったらどうなるのでしょうか。

機械が自在に変形する映画「トランスフォーマー」

トランスフォーマー(吹替版)

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トランスフォーマーとはタカラトミーから発売されている変形ロボット玩具シリーズです。実写化・アニメ化もされており、世界的な商業展開が行われています。

もしもバケットホイールエクスカベーターが変形したら

その巨大な建設機械をトランスフォームしたら一体どうなるのか、CGで再現した映像があります。まるで巨大な恐竜な姿とその迫力に圧倒されてしまいます。

NEXT バケットホイールエクスカベーター解体の瞬間も大迫力!