木村束麿呂とは?大津いじめ事件の加害者
大津いじめ事件にと称する凄惨で狂気ほどすら感じられる世間を騒然とさせた事件を知っているでしょうか。ことが起きてからすでに9年以上がたとうとしていますが、今なおひどい事件だったといわれています。
同級生をいじめの果てに自殺に追い込んで、反省の色を示すどころか犯罪者としか言いようがないほどの狂気じみた態度をとりつづけ、また子供を諭すべき存在である親もなにかや不遜な行動をとってその後ものうのうと暮らしているのです。
話題となる背景には大津いじめ事件の内容はもちろんその主犯格である木村束麿呂の存在やモンスターペアレントである父親や母親の背景と事情も大きいといわれています。彼らのその後の行動によって、ここまでの注目を浴びる理由を作ったからです。
彼らは今現在どこで何をしているのか。木村束麿呂は現在改名報道などの意味不明な噂もあり一体真実はどこにあるのか、大津いじめ事件の始まりから裁判も含めて現在に及ぶまでの一連経緯を紹介していきましょう。
木村束麿呂はどんな少年?大津いじめ事件とは
まずはことの始まりは大津いじめ事件から一人の少年がいじめを受けたことから始まりました。一人苦しんでいた彼は非常に苦しいなか学校生活を送っていたといわれています。
少年の学校生活を狂わせ苦汁をなめさせ続けた木村束麿呂ですが、彼はどんな人間だったのでしょうか。また、実はこれらの生徒間の問題は学校側も把握していたのですが、その後の対応も非常におかしい事実が後になって発覚しています。
被害者に自殺の練習をはじめとしたいじめを行う
騒動の中でいったいどのようないじめ行為が行われていたのでしょうか。実はこの大津いじめ事件ではよく世間一般で起こるいじめでさえも決して行われないような極めて狂気じみた行動が取られていました。その一つが自殺の練習をさせるというもの。
被害者少年に幾度も自殺練習を強要させ心身ともに行き場を奪い取ったと考えられるのです。これほどの凶事を移す木村束麿呂たち3人の犯人たちですが、当事者となる注目真っ只中の木村束麿呂の性格や学校での立ち振る舞いに焦点を向けてみましょう。
実は木村束麿呂本人にだけ注視すればその彼の珍妙な名前以外にはいたって普通の生徒といわれています。木村束麿呂は家庭的に見ても地変裕福だったと言います。父親が会社経営者であり、学校でもPTA会長を務める人物でもありました。
周りからの評価としても成績もよく優しい性格をしていたので、問題行動名を起こすような人物ではなかったそうです。いかにほかの二人の影響を受けて騒動を起こしたかが見て取れます。
とはいえ、行ったことは非道その物なのでどんな背景があれど許される行為ではありません。体つきも同学年の中では大きさを持っていたそうなので、彼の力や言葉にはそれなりの威圧感もあったことでしょう。
学校は木村たちのいじめを黙認していた
問題行動を起こす彼らはもちろん裁きを受けるべき存在ですが、しかし問題が見られたのは学校側にもあったのです。当時誰もが驚きを隠せなかった事実でしたが、学校側はいじめを黙認していたのです。
木村束麿呂らの行動にはこれまでの優等生さにはなかった行動も見て取れたはずです。そんな状況は学校側が恐らく気づかないことなど無いはずです。視認しながらもなお黙って見つづけ黙認を決め込んでいたというのです。
何度か被害者や周囲の生徒からも報告が上がっていたのだと大津いじめ事件発覚後調査で糾弾され続けていますが、それに対しても学校側はあくまでも黙認していた事実が分かっています。
本来生徒が楽しく学校に通えるはずの学校。しかし大津いじめ事件での一連の凶事においては、被害者の敵は犯人だけでなく学校という組織も立ちはだかったということです。その後の裁判でもここは大いに問題として取り正され、注目を集めました。
木村束麿呂の他に加害者が二人いる
今回の大津いじめ事件の中には、木村束麿呂以外にも加害者が2名います。当時の騒動を見たことがある人であれば、その二人の存在も知っている人は多いと思いますが、改めて彼らについても着目しましょう。
まず一人目が、犯人グループの中でも特にリーダーであった人間山田晃也です。本騒動では最たる元凶であり、向けられている白羽の矢はいじめ実行以外にも、不法侵入や恐喝といったおよそ中学生では行わないような犯罪を犯している経歴の持ち主です。
本事件でも当然主犯として取り正されている人間で、およそ計画のほどんどが彼によって考えらていると思われます。学校でもかなり目立っていたようで、その背景には家庭環境の劣悪さが影響しているといわれています。
二人目が小網健智と呼ばれる少年です。山田と比べるとかなり裕福な家庭で育った様子で、そのためか学校内ではスネ夫という位置づけで呼ばれていたともいわれており、どうやら山田の個分だったようです。
このような複雑な関係を持ちながら、山田にこき使われながら加害者になったのではないかと考えられていますが、浅はかな人間だったのでしょう。次第に性格も歪んでいったのか、大津いじめ事件経過後の転校先などでも幾多の凶行を発生させています。
テレビで実名が報道されたことで被害届が受理された
被害者と加害者がここまで明らかになっているので、さぞかしすぐに騒動が解決したのかと、当時を知らない人は思うかもしれませんが、実はそんなことはありません。大津いじめ事件周囲に及んでは複雑に絡み合う問題や汚い大人の事情がはびこるのです。
そのためもあり、こういった事件の中では異例中の入れといわれる実名報道がされることとなります。少年がいくら重い犯罪に手を染めようと、彼らの今後の人生を考えて実名では本来報道しないはずなのです。
しかし、本騒動においては実名がさらされることとなります。そして、最終的にはそのおかげで被害届が受理されるという事態まで巻き起こります。何とそれまで被害届が受理されていなかったのです。
ディヴ夫人による実名バッシングも騒動に
さらにいうならこの騒動の裏で実名を発信したとして一つ波乱が生じている過去を知っているでしょうか。その波乱とはデヴィ夫人が誤情報を自身のブログにて通知し、それを見た人によって各所に影響が出たということです。
ブログ内では加害者の少年と同性であるということだけでピックアップされた女性をデマ情報と理解せずにそのまま載せて視聴者に知らせてしまったのです。そのために、その女性の仕事場などで電話が鳴りやまなかったりなどかなりの被害に会ったそうです。
それに対して、女性は名誉棄損でデヴィ夫人を訴え裁判を起こしました。もちろん、誤情報だったことはデヴィ夫人も知ることではなかったわけですが、影響力ある有名人がこのことを拡散してしまったがゆえに、敗訴となっています。
木村束麿呂たちが起こした大津いじめ事件の内容
本騒動の詳しい内容についてみていきましょう。3人の生徒によるいじめ被害に会った被害者の男子は最後の手段として自殺を選択するという結末になりましたが、驚くべき事実はそれだけではありません。
いじめ問題において、また中学生というまだ子供が係る騒動では異例の刑事事件として立証されることとなったのです。それだけ悪質だと認められたわけですが、その内容についてみていきましょう。
大津いじめ事件の内容①暴力行為や落書き・ゴミを食わせる
被害の内容はとても壮絶な物だったといわれています。まず肉体的なダメージとしては、暴力は当たり前のように行われていたといわれています。
紐で手を縛られたり、口をテープで止められるなどはもちろんこと、それに加えてさらにサンドバッグの様にして殴るけるなどの暴行を繰り返し行われていたそうです。
また、悪質な凶行は際限なく続き、被害者少年の運動着に汚物をまき散らしたり、周囲と同調して臭いと馬鹿にするような行為も行っていたと、周囲の生徒からの声でも判明しています。
また、肉体的以外にも精神的ないじめも横行していたと言います。その内容としては、死んだ虫やゴミを食べさせるといった行為。同世代のいじめ問題では類を見ない悪質さを孕んだ内容ばかりで、彼らの残額性が明らかになります。
大津いじめ事件の内容②自殺の練習をさせた
精神的ないじめの中では面白半分で決して行ってはいけないような問題も行われていました。木村束麿呂らは被害者に向かって自殺練習を脅し強いて強行させていたのだそうです。
少年を人とも扱わない木村束麿呂らの言動は現在に至るまで異端と声を集めていますが、こういった行為が当時行われていたようなのです。時には本人だけでなく、その危険が家族に及ぶ可能性があるような脅しにも似た言葉も放たれていたようです。
木村束麿呂らは当人だけでなく家族もこの暴力行為の対象に巻き込むような危険な発言もしていたようで、こちらも被害者を苦しませ相談をしにくくさせていた理由なのでしょう。
大津いじめ事件の内容③金銭をまきあげた
さらに述べていくと金銭的な脅しなども行われていたといわれています。木村束麿呂らは被害者自身がこれまで貯蓄していたお金を本人から暗証番号を脅して危機だし、引き出させていたというのです。
さらに、本事項でも木村束麿呂達の凶悪性と計算高さが露出しているものとなっています。それは、親が係る口座からは一切引き落とさせていないからです。本人以外の口座からお金が減るといじめの実態が露見してしまいます。
そうなると木村束麿呂らにとっては一連の露呈の危険性がある事態だからでしょう。そこは感づかれないためにも本人だけの口座にとどめて脅し取っていたというのです。木村束麿呂の計画の緻密さ残虐性は擁護する価値もない悪質さと判断せざるを得ません。
大津いじめ事件の内容④自殺後に死んでくれて嬉しいと発言
信じられない内容はまだまだ続きます。その内容の一つが被害者少年の自殺後に、木村束麿呂の口から飛び出された狂気じみたコメント。その内容は死んでくれてうれしいという被害者をさらに冒とくしたものだたのです。
誰も予想できない思考ができるかれらの人間性がすでに分かりませんし、こういった人間を弁護する必要があるのかという疑問を抱いた人も多数いるでしょう。まったく反省のそぶりすら見せない木村束麿呂らは、笑いながら楽しそうにしていたそうです。
自殺の現場を見学に行ったとの噂も
内容を探っていく毎に騒動のひどさと胸糞の悪さが際立つものですが、さらに噂では自殺の現場を見学に行ったのではとの情報が流れています。これはあくまでも確証のない情報ですが、一部で論議を博しています。
というのも、どうやら木村束麿呂らが被害者が自殺を実行する直前に予告連絡をもらっていたようで、死体を捜索するために現場周辺に赴いたのではと考えられているのです。
ただ、目撃情報があるのかも定かではないことや、この予告連絡の有無についても証拠が出てきていないようで、現場に行ったかどうかも現在も判明していないというのが事実のようです。
大津いじめ事件の内容⑤自殺後の被害者の顔にらくがき
被害者少年の自殺後、一切の反省の色を見せない少年たちですが、クラスで行われたその後の彼らの行動に周りの生徒も驚きを隠せない事態があったようです。なんと被害者少年の写真に落書きをしたそうなのです。
木村束麿呂らは、少年の顔に落書きをしさらに画びょうを刺したりなど、死者を冒涜する行為をまだ行っていたのだと言います。現在はどうか走りませんが、全く思うところなど無く、新たに被害者が出てもおかしくない状況といえるでしょう。
被害者は自殺ではなく他殺だったとする説も
こういった各所から出てくる事実や噂が判明し、一部では自殺でなく他殺だったのではないかという情報も生まれています。その根拠としては、まず少年が自ら命を絶つ以前に木村束麿呂らによる自殺予備練習強要が強行されていた点です。
木村束麿呂らが強行させていた凶行は飛び降りの練習だったようで、なおかつ飛び降りの姿勢を仰向けにできるように指示した内容だったそうなのです。通常飛び降り自殺を舌際には、地面にたたきつけられるおはうつぶせ状態なのだそうです。
しかし、被害者少年死亡時には仰向けの姿勢で亡くなっている姿が発見されています。つまり、この練習の成果があってのことだと考えられるのです。さらに加えて、自殺の際にはおおよそ遺書が残してあることが多いです。
しかし、この少年の場合遺書がみつかっていません。この事実は自殺としては不自然な事態です。警察ではもちろんすでに自殺として処理してあるそうですが、こういった根拠をもとに他殺なのではないかという疑問視も増えているようです。
悪質ないじめにはいくばくか木村束麿呂らの計画的な犯行も見え隠れする要素があるようで、これらの疑問は現在も解消されていませんが、しかし木村束麿呂らであれば計画性を鑑みれば十分凶行に手を染めてもおかしくないと考えられているのも確かです。
木村束麿呂の大津いじめ事件の学校側の主張と警察の対応
凄惨な内容となった本騒動は、未だかつてない中学生が起こした犯罪として有名になっていったわけですが、さらに注目を集めるに至るには学校側を含め周囲の組織の対応お非常に悪いことがありました。
そこには学校だけでなく行政の対応もおかしいところがあり、当然非難の対象になっています。現在まで語り継がれる恐ろしいともいえる行政の対応なども含め詳しい事情を見ていきましょう。
担任はいじめを黙認
まず初めに担任の対応です。最も身近で生徒の見方であるべき担任教師がまさかの対応をしています。なんといじめを黙ってみるだけで何もしなかったのです。確かに担任教師はいじめを認識していたのだといわれています。
木村束麿呂のらの凶事は周囲生徒の眼にも飛び込んでいます。そこから担任に伝わっていることは確かなのです。しかし、それも聞き入れないといった様子だったそうです。さらに、被害者本人からの相談もあったにもかかわらず何もしなかったそうです。
担任教師は被害者に向かって、自分が我慢すれば丸く収まるとまで言い放ったこともあったといわれています。また、別時には暴力技を木村束麿呂らが組みしき度を超えたいじめの現場に直面しつつも、やりすぎるなとの声だけで終わらせていたそうです。
それ以外にも、もちろんわかっていながらも見てみぬふりをし続けていたのでしょう。いじめは加害者側が確かに最も悪いですが、こういった人間の存在、特に教師という立場の人間が加害者側に回るというのは決して許されることではないでしょう。
校長はいじめが原因の自殺ではないと主張
木村束麿呂らの暴挙を見逃す担任の存在と同じくらい恐ろしいのが校長の存在です。事ここに至っては組織としておかしいということなのでしょう。校長は本問題を受けて、自殺原因といじめになんら関係は見られないと放っているのです。
問題発言はまだ続きます、なんと驚くことに事件直後全生徒に騒動関与の情報をも漏らさないようにと口封じすら行われていたのです。校長の立場でありながら一人の生徒のことを考えないような発言に、現在もなお驚かされます。
校長がこれなので、組織としても隠蔽体質でまかり通っており、当時の凶行も時間経過とともにうやむやにしたいと考えていたのでしょう。もちろん、この校長の発言を止められない、この学校と教師そのものにも問題があるとも考えられます。
50人にアンケートをとるも口裏を合わせたような結果が出る
事件が起きてから数日後、いじめの事実も含め全教員50名に対してアンケートが行われたそうです。そこでも組織的な言隠蔽体質が見え隠れしているといわれています。アンケート結果では驚きの、全教員がいじめを認識していないというものだったのです。
知らない存じ上げないの一点張りで、あくまでも遊びの範疇で少し被害者少年が嫌がる素振りがある程度の物だったと記しているのです。ここまで至れば逆に木村束麿呂ら学校生活並びに凶行に疑念向ける眼差しがあってしかるべきと感じられるでしょう。
組織的に口裏を合わせた結果は、すぐには公表されませんでしたが公表後は当然バッシングの対象となりました。自殺練習といった凶行の実態も確かに存在があったことも表に出、当然各所で驚きを隠せない事実ばかりが浮き彫りになっていきます。
教育委員会もいじめを隠蔽
隠蔽体質の学校は驚きを隠せない事実でしたが、さらにひどい事実も起こっています。それが教育委員会の隠蔽問題です。何と教師に行われていたアンケート結果を隠蔽していたのです。
アンケートには最終的には口裏を合わせることとなっていますが、本来の記述中には暴虐の凶行に及ぶ木村束麿呂らの言動に類するコメントも存在したそうです。しかし教育委員会はそれを公表しませんでした。
さらにいえば、自殺のいじめの因果関係をろくに調べもしない体制もむごい物だったそうです。自殺練習の実態や凶行の数々の概要ですら木村束麿呂らに全くと言っていいほど聴取なく確認ないまま因果関係を確認できないとして調査を打ち切っているのです。
地元井警察は遺族の被害届を受理しなかった
教育委員会並びに学校の反応で、まるで木村束麿呂ら加害者側が得するような対応ばかりが取れる中、当然被害者遺族も被害届を出していました。しかし、受理されたのはかなり先のことになります。
警察の対応にもおかしい点が多いのです。被害者遺族が出した被害届は少年が無くなってから12月の間までに3回も行っていたそうです。しかし、そのどれも受理されなかったといわれています。