三浦崇宏は注目のPRプランナー!経歴やアイデア論と人脈論を紹介

三浦崇宏の経歴③独立と株式会社GOの設立へ

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博報堂で輝かしい成績を収めていたにも関わらず、三浦崇宏は博報堂を退社して自身の会社を設立する道を選択します。続いては、三浦崇宏は独立し新会社「GO」を設立した経緯とそこでの活躍をご紹介していきます。

三浦崇宏が独立しようとしたきっかけとは

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三浦崇宏が独立しようとしたきっかけの1つは、「クリエイターの力で企業の課題を見直し、事業価値を高める」ことに博報堂という会社内では限界を感じたことです。

目の当たりにしたエピソードの1つに、とある商品CMで、CM自体は成功したものの、商品の売り上げはそこまでだったことがあります。本来博報堂の社員としては、「自分たちのやるべき仕事は成功した」と喜ぶところ、三浦崇宏はその企画で商品事業の成功には貢献できなかったとショックを受けます。

次に、本来の広告会社のメイン事業であるテレビやネットではなく、もっとクリエイティブやマーケティングに対して企業からお金をもらい、それに見合う仕事をしていきたいと考えたからです。広告会社である博報堂の追求するものとは少し異なる思想です。大企業が故、そんな三浦崇宏の考えを簡単に採用して、新たな事業を作るにも時間がかかり、本当にスタート出来るかも断言出来ません。それらのきっかけで、三浦崇宏は独立しようと決意します。

三浦崇宏は元電通の福本龍馬と会社を設立!

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10年働いた博報堂を退社し、三浦崇宏と会社を共同設立したのは、旧知の仲で当時電通のメディア部門にいた福本龍馬。他にも、立ち上げメンバーとして、外資系金融機関でファイナンス業務を担っていた松浦由紀、相談役として元吉本興行でナインティナイン等の有名タレントのマネージャーを担当し、今ではQREATORという総合営業代理店の代表でもある佐藤詳悟の4人で始めたのが「株式会社GO」です。

三浦崇宏が株式会社GOの社名に込めた思いとは

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前社の退職理由の1つでもある、「クリエイターの力で企業の課題を見直し、事業価値を高めたい」。その為には一度相談を受けた企業にはとことん向き合い、結果が出るまで出来ることは全力を尽くしたい、「とことんやってみる!」、こんな思いから設立した会社に「GO」と名付けたきっかけがあります。

三浦崇宏が手がける広告で主要広告賞をいくつも受賞!

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博報堂でも数々の賞を受賞した三浦崇宏ですが、株式会社GOでも更なる偉業を成し遂げます。「日本PR大賞」を始め、「CampaignASIA Young Achiever of the Year」、日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨する「グッドデザイン賞」、「カンヌライオンズクリエイティビティフェスティバル ゴールド」など数々の賞を受賞しています。

三浦崇宏の斬新なアイデアはどこから来るのか?発想方法に迫る!

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前職博報堂でも、株式会社GOでも世間をあっと驚かせる発想力で企画を世に発信してきた三浦崇宏ですが、彼の他の人とは相いれない発想力はどこから来ているのでしょうか。彼の考え方を元に、頭の中を少し覗いてみたいと思います。

三浦崇宏の発想方法①ニュースの見出しと売りたいものを組み合わせる

アイデアを出す簡単な方法として、まず見出しで対象物(人物や企業など)を決め、その対象物に対して何を売りたいか、どうすれば売れるのかを考えることだと三浦崇宏は語っています。再び売りたいものの観点でニュースの見出しを見てみると、今のトレンドになっている単語が見つかることも!こういう日常誰もが見ているものを角度を変えて見ているのですね。

三浦崇宏の発想方法②「カラーバス思考」で考える

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「カラーバス思考」とは、「color(色)」を「bath(浴びる)」の造語であり、あるひとつの色に注目して物事を考えてみるという思考法から由来しています。まずはその日に注目する色を決めて、一日その色がどんなものに使われているかを観察することで、「法則性」、つまりルールのようなものが分かってくると言います。

そんな思考力を働かせる脳にまつわる意外な真実が知りたいという方は、こちらも是非ご覧ください!

三浦崇宏の発想方法③課題意識を常に持って見る

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上記の「カラーバス思考」を応用して、今度は自らの課題に注目して物事を俯瞰してみることが大切だと三浦崇宏は語っています。そうすることで、普段同じ眺めで見ていたはずものから新たな発見があったり、課題に対する現状とヒントも浮かんできたりすると言います。

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