三浦崇宏は注目のPRプランナー!経歴やアイデア論と人脈論を紹介

そんな時にアイデアのヒントとなっとは、クルマとは全く関係のない携帯会社の「親子割」です。携帯電話業界では耳慣れた割引ですが、これをクルマ離れの打開策として打ち立て、先方に高評価だったというエピソードがあります。このように、全く別のところからヒントが転がっていることを証明しました。

三浦崇宏の発想方法⑤多くの人と会って話すこと

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いいアイデアが思い浮かぶのは、殆どの場面で人と対話している時だと語る三浦崇宏。確かに自問自答していても、堂々巡りになってしまいがちです。多くの人の感性や考え方を共有する中に、沢山のヒントが転がっていることは多いですね!

三浦崇宏が考える社会が変化するクリエイティブの条件とは

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クリエイターの仕事の基本として、クライアントからの依頼に対して、どう世の中に変化を巻き起こせるかを考えながら創造(クリエイティブ)していきます。その条件として、三浦崇宏は3つ挙げています。

1つは、多くの人が”潜在的”に求めているものは何かということです。「これは言うは易し、行うは難し」というもので、言葉になっていない場合の方が多く非常に探すのにっ苦労すると言います。2つ目は、表現方法が正しくあるべきかどうかという点です。分かりやすいのが、広告のキャッチコピー。対象者の心の声や共感されるワードになっているかどうかということです。

そして3つ目が、多くの人が参加したくなる企画になっているかということです。三浦崇宏のPR作品でも紹介した「キングダム」を例にすると、漫画であるキングダムをビジネス書と題したことで、ビジネスマンやそこに通ずる層も参加したくなる、つまり興味を示すような仕組みにすることが大切であると語っています。

三浦崇宏が考える優秀な人材とは

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就職活動でよく聞かれたり、就活生が準備しておくべき項目の1つとして「その会社が求める優秀な人物像」があります。三浦崇宏はこの「優秀な人物像」をただ箇条書きにするだけでなく、深いところまで考えて求めています。そんな彼が考える優秀な人物とはどのような人物なのでしょうか。

自分のポジションと強みを最大限に発揮できる

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三浦崇宏は、「自己分析して自分の強みを知る」のでははなく、周りから評価されたことを元に分析して、「自分の強みってこうなんだ」と自覚し、それを活かしていくことが大切だと言っています。自分の長所や強みはあくまでも周りが決めることであり、そこから逆算で考えるしかないということです。

高さ、広さ、深さを兼ね備える

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優秀な人物は、技術や専門性のレベルである「高さ」と、それらをマルチに応用できる「広さ」、そしてその人の内面的な強さや人望を表す「深さ」、を持った人だと三浦崇宏は考えています。逆に「高さ」がないうちから「広さ」を追求しようとしても技術性がないので広がらないと警鐘しています。

最後に必要なのが「広さ」、これはリーダーになる気質があるか判断する上で欠かせないものです。しかし、「深さ」は「高さ」や「広さ」を追求する過程で身についていくものであると考えています。

上司の評価も自分のキャパも自分で考えることが大切!

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上司から依頼をされた際に、二つ返事で「やります!」と答えるのは正解でないと三浦崇宏は考えています。何故なら、安易な発言はその後のリスク想定までしていないことが露呈しているからです。

しかし、「納得できない=従わない」のは、チャンスも失うことに繋がり兼ねない為、上司の言ったことが正しいか分からないが、一旦は飲み込み指示に従うのが非常に大切だとも言います。

PRパーソンは面白く、誠実が大切

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三浦崇宏から見た「いいPRパーソン」の条件は、「面白さ」「誠実さ」両者を兼ね備えた人物であると言います。最初の「面白さ」とは、何事にも自分の軸を持って対応している人物は、芯がしっかりしているからこそ語る内容は面白いといいます。

一方、面白いけれどいい加減であれば意味がなく、「誠実さ」を持って懸命に応じてくれることも併せて必要であると語っています。

三浦崇宏が語る人との付き合い方とは

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これまでの彼の発想方法などを通じて、人とのコミュニケーションを非常に重要視している三浦崇宏ですが、彼はどのように人とのコミュニケーションを取っているのか詳しく見ていきましょう。

三浦崇宏いわく「人脈はクソ。地球上で最も下品な言葉」

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社会の中で一度は耳にする「人脈」というワード。三浦崇宏はこの言葉を使う人間はクソとまで語ります。理由に「損得」という一面とイコールの言葉で、それでしか人を判断していないと捉えられるからです。

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