先輩という立場を利用して油断させ、あまつさえ睡眠薬を飲ませて地下室で襲うという緻密な計画は、けっして純愛とは真逆の立ち位置ではありますが、むしろ公表しにくい禁断の情事だから「お前のことが好きだったんだよ」一文がとっさに放たれたのです。
英語で表記すると違う意味に変化する
過去形と現在完了形の壮絶な論争が繰り広げられる中、この分を英語で表記すると違う意味に変化し明らかになることもあります。「お前のことが好きだったんだよ」と英語直訳で過去形翻訳を試みると「I loved you」となります。
しかし、現在完了形に直すと「I have loved you」となり意味が全く異なるのです。過去形の場合、あなたを愛していたが今は愛していないというニュアンスを込めての役になります。
対して現在完了形では、あなたを昔から変わらず今なお愛しているという役になるのです。「お前のことが好きだったんだよ」一文は純粋なセリフでしたが、英語で考えてみるとこうも深い言葉になるのです。
後輩への想いを今なお抱え続ける彼の純粋な愛については、言うまでもなく清らかなものがあります。作品は汚いなどといわれることが多いですが、「お前のことが好きだったんだよ」に念じられた想念は壮大な量の愛と無垢な想いでした。
「お前のことが好きだったんだよ」以外の淫夢語録
日常での乱用は危険視されるものの、それでもついつい好奇心が出てしまい目引いて止ない名文句は数多にあります。「お前のことが好きだったんだよ」以外にも用法容量を守るべき物や汎用性に富んだ面白い名言が多数ありますので、紹介していきましょう。
淫夢語録①「ああ~いいっすね~」
今もなお住んでいるのではと嘯かれる野獣先輩が居を構える邸宅にてお気に入りの後輩と日焼け満喫シーンを飾るときに繰り出されるセリフです。屋上で日焼けを楽しもうと彼に誘われる年下男子。
それに対してまんざらでもない遠野が満面の笑みを浮かべて言い放ったセリフがこの名言になるそうです。この跡アイスを共に食べる二人ですが、当然日光浴だけで済むはずなく絡み合いが始まるそうです。
淫夢語録②「暴れるなよ・・・暴れるな・・・」
「お前のことが好きだったんだよ」と言い放たれる寸前後輩に呼びかけた名文句の一つです。睡眠薬を飲まされたことで地下室に連れていかれる遠野が目を覚増した時に、思わず抵抗します。その瞬間に制止されての言葉です。
淫夢語録③「イキスギィ!」
現在もなお素材やネタとして動画など乱用されるふざけた名言なので、知っている人も多いでしょう。後述する「ンアッー!」とペアセットで激情を表現することが多く、彼の強烈な喘ぎ声になります。
男性の体の構造上はイキ過ぎるほど複数回連続のオーガズムを経験することはないそうですが、なぜこのような発言が出たのかは今なお議論の絶えない要素です。野獣先輩女子仮説計画の確証に迫る関連ワードとも称されています。
淫夢語録④「†悔い改めて†」
絶好素材として多用されることの数知れない一文です。「お前のことが好きだったんだよ」台詞が放たれる前の邸宅に年下男子を招く際に出た言葉。とはいえリアルにこんな男前な名文句を吐いているわけではありません。
先輩が後輩を自宅招待したときに、どうぞ上がってほしいとの旨のセリフを吐いているようなのですが、ご覧の皆さまには理解不能状態で空耳化したのです。作品を通じて滑舌悪く舌足らずな彼、「お前のことが好きだったんだよ」とよく吐けたものです。
淫夢語録⑤「こ↑こ↓」
歩いて待ちに待った邸宅にたどり着いた時に、指をさして場所を示すために履いたセリフになります。秀逸素材と絶好の的になる「お前のことが好きだったんだよ」台詞以上の頻出のお言葉になります。
上下の矢印は、滑舌の悪さと共に目立つイントネーションの悪さを表しています。たった二文字の構成にもかかわらず、ここまで発音下手かと一瞬の場面にもかかわらず名シーンと頻繁にネタにも取り上げられ名高いポイントです。
淫夢語録⑥「しょうがないね」
文言だけ聞けば、素材としてだけでなく汎用性の高いセリフだとわかりますが、何気ない一言に見えて実は作品内でも実に名高い汚い名言となります。自宅に招いてこれからのことを考え興奮する先輩と後輩との何気ない会話の一部です。
二人が所属する水泳部の活動でへとへとになっている二人の会話。大会が近いから猛練習も仕方がない意味で飛び出すセリフです。愛を語らうメッセージ「お前のことが好きだったんだよ」寸前には、こんな何でもない普通の会話も行われていたのです。
淫夢語録⑦「だいぶ溜まってんじゃんアゼルバイジャン」
空耳シリーズで圧倒的人気を誇るワードのアゼルバイジャンです。アゼルバイジャンは地名を表す言葉ですが、当然そんな海外の地名が出るような壮大な物語ではありませんので完璧な空耳です。
後輩が果てたシーンで放たれたセリフですが、どうやら相当溜まっていた様子でこの言葉が出たのでしょう。しかし、本来何といっているかは不明であり、滑舌の悪さが人類史においても大きな問題として今な議論を重ねられている名言です。
淫夢語録⑧「はっきりわかあんだね」
「お前のことが好きだったんだよ」とは比較対象に挙げることすら恐れ多い程素材として扱われる言葉です。日光浴を楽しむ二人の楽しそうな会話の一部で、遠野は体が焼けやすい体質だったようで、白と褐色の表面的境目を指して出現します。
後に「お前のことが好きだったんだよ」台詞で愛の確信をおこない互いにむさぼる先輩後輩ですが、後輩の白黒の体を見て興奮を抑えるのは大変だったことでしょう。ネット上でもはっきりわかる明白なことについて多用される名言となっています。
淫夢語録⑨「まずいですよ!」
こちらも「お前のことが好きだったんだよ」発言が繰り出される直前の地下室での一言です。暴れるなよと年下男子の取り乱しを諭すセリフに対して、後輩も力の限り抵抗の姿勢を示す際に吐き捨てられる名言となります。
さぞや驚いてまずいと思ったのでしょう。その言葉からも短いながらも必死さが伝わってきます。とはいえ、その直後の「お前のことが好きだったんだよ」からの相互関係を考えると、この後をより盛り上げるための予定調和だとあきれてしまいます。
淫夢語録⑩「ンアッー!」
絶叫して野獣先輩が果てるシーンでの一言です。名言としても素材としても多用される言葉であり、「お前のことが好きだったんだよ」と吐露後の浪漫さのかけらもない汚い絶叫です。
淫夢語録⑪「(迫真)」
ネット界隈ではネタのお祭り状態になっている言葉です。セリフなどの末尾に着けられ、緊張感走る緊迫感迫るシーンの時などに使用する言葉になります。しかし、素材としてはほとんどが面白おかしく扱う際に用いる言葉と化しています。
この言葉が末尾につく際は、そのほとんどがどうでもいい冗談めいたことやばかばかしいシーンを表しているので、あまり真面目に受け取りすぎないほうが自分のためになるようです。
淫夢語録⑫「ファッ!?」
驚愕の感情を隠せない時に使われる素材としても優秀な言葉です。登場した由来は、謎の白い液体がかけられて、顔に賭けられたのが想定外だったのか先輩の口から漏れ出たセリフになります。
ネット上でもそのまま驚愕を表す言葉として多用されますが、その使用頻度の多さに驚きを隠せません。あまりの汎用性の高さを備えていますが、日常生活においては乱用しない方が得策でしょう。
淫夢語録⑬「やりますねぇ!」
言質からは想定不可避なパワーワードであり、その登場するシーンもかなりインパクト大なセリフです。登場シーンは先輩が取材を受けて記者に応答をする際の一言になります。
オナニーはするかという質問に対してこの答えがストレートに返されます。何でもない一言ですが、あまりにも気持ちよく返してくれるので視聴者も釘付けになったことでしょう。
淫夢語録⑭「多少はね?」
邸宅屋上での日焼け促進ともなれば、周囲から見られることも心配になるのは当然です。そんな一抹の不安を抱く後輩の問いかけへのお返しのお言葉です。多少は見えられても寛容にと、器のでかさを感じさせる一言です。
「お前のことが好きだったんだよ」は素材としても大人気!
素材としても逸材の多い名言を紹介してきましたが、「お前のことが好きだったんだよ」との原点に立ち返った台詞にも注目すると、かなり素材として酷使されていることが見て取れます。使われ方の一例を紹介していきましょう。
YouTubeやニコニコ動画で「お前のことが好きだったんだよ」のセリフが公開
ほんの数秒ではありますが、「お前のことが好きだったんだよ」の一言がYoutubeやニコニコ動画で公開されています。この公開データがあるので、よのMAD作品が充実のラインナップを誇るのです。
カービーと勝手にコラボした「お前のことが好きだったんだZOY!」
子供喜ぶ人気マスコットに驚愕の組み合わせを果たしたシリーズの一つです。ででで大王とその家臣のエスカルゴンとの会話の中で登場しますが、もともとのコラボ前の作品でも愛していたゾイと言い放つので視聴者は驚きを隠せません。
作品を応援する動画「お前の事が好きだったんだよと叫びたい」
名曲「君が好きだと叫びたい」との圧倒的存在感を放つコラボです。作品を応援する動画となっており、曲に合わせて流れる作品の映像がその迫力を高めてくれています。
MZ姉貴ファンが作った「MZ姉貴のことが好きだったんだよGB」
MZ姉貴ファンが作ったとされる「お前のことが好きだったんだよ」を用いたMZ姉貴への愛情を表した作品です。ぼそぼそとしゃべるのが特徴のMZ姉貴ですが、それに対して愛情をあらわにする技巧として採用されています。
Orpheusが制作した楽曲「お前のことが好きだったんだよ」
「お前のことが好きだったんだよ」コメントはとびきり鈍どす黒く光る一言ですが、これ以外の名言も含めて構成された曲です。Oepheusとは東京大学制作の自動で作曲してくれるシステムのことで、合成音声で歌ってもくれます。
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「お前のことが好きだったんだよ」は人気の淫夢語録の1つ
今なお汎用性が高く数多のシーンで酷使される名言の数々。特別価値ある数奇な純愛についての「お前のことが好きだったんだよ」発言はかなり重要な言葉といえるでしょう。しかし、使用にはほかの発言同様TPOをわきまえて、愛用していきたいものです。